【融資】過去の借金歴が、どれくらい影響するんだろう？

アントレ独立おたすけサービスに融資サポートのご相談をいただくことがよくありますが、私達からお断りするケースもあります。

一番多いのは、借金歴があるケース。もちろん、借金の全てが悪い訳ではありません。ただ事業融資を受ける場合、世の中にはしていい借金と、してはいけない借金があります。

私達が対面してきた範囲で、ご紹介しましょう。
※大前提、どのジャンルの借金でも「返済遅れ」があるものはマイナス要因になるのは変わりません

一般生活で誰しもしているものは、「していい借金」

〇住宅ローン・車のローン
これは鉄板ですね。普通に生活してきて、誰もが通る道です。何の問題もありません。ただ、支払い遅れがある場合は別です。しっかり返していきましょう。

〇大学の学費のローン
これも、住宅ローンほどではないですが、さほど問題はありません。ましては学生の時に真っ当な方法で借りた借金ですから、よほどの事ない限りマイナス要因になりません。

その他、一般の方が多額の商品・サービスを購入するときのローンは、そこまで影響はありません。

よく間違われるのですが、生活資金の工面のため、事業資金にするため、など使い方自体は真っ当だからといって、カードローン・キャッシングなどでお金を借りていらっしゃることがいます。テレビCMでも流れているくらいですから、別に法的に悪いことでは一切ありません。

ただ、事業融資を受けたいと思ったときは、ほぼマイナス材料になると思った方がよいでしょう。

キャッシング・カードローンは、そもそもクレジットカードを作ったときに限度額が決まっており自由に借りられるお金ですが、事業用のお金を想定しているわけではありません。それを事業用に使わなければならないほどの事情がある方、という見え方をされてしまうのです。

返済をしっかりしていればまだグレーで済みますが、それでも直近でキャッシングをしてしまっている方は、難しいと考えた方がいいでしょう。

※もちろん、状況によって判断も変わりますので、一概にNGということではありません。まずはご相談ください。

そして言うまでもなく、消費者金融といわれるノンバンク系から借りるのは限りなくNGになります。返済後からさらに数年たたないと融資を受けることは難しいでしょう。

相談を受けていても、「悪いことと思わなかった」という方が多くいらっしゃいます。これを読んだ方は是非今後気をつけましょう！