アルバイトの退職相談は、基本引き留めるな
- 2023.01.04
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お店を経営していると必ず付きまとう、アルバイトの採用。私も常に頭の片隅にあります。
採りたい採りたいと日々悩みながら、採ったら採ったで、次はちゃんと仕事してくれるだろうか、他のスタッフとうまく連携とれるだろうか、心配はつきないもんです(笑)。
そして、同時に、大概の場合、一定の割合でいつか辞めます。そんな時の対処法の一つを解説しましょう。
アルバイトはフリーダム。全てに合わせようというのはムリゲー
まず大前提ですが、アルバイトの子にお店への愛着を期待してはいけません。
アルバイトで働く方々の仕事に対するベクトルは、正社員で長年働く会社を選ぶのと全く違います。
時給が希望に合うから、家から近いから、前にやったことある仕事だから、などなど本当にバラバラです。偶然条件が合ったにすぎません。
ぶっちゃけ、すぐに辞められるからアルバイトで働いている子だっていますから。お店や会社を大好きになってくれた子がいたら、それは単なる運命です。
良くも悪くも、過度な期待は禁物です。だからこそ、経営者が変にアルバイトの方一人一人に合わせるのは非常に効率が悪いです。
辞めようと思っている人は、もういてはいけない人
実際に「辞めたい」と言ってきた人は、もう辞めると決めている人です。
今の仕事に不満があったり、他のスタッフとうまくいってなかったり、他にもっと合う仕事があったりと、理由は様々だと思いますが、もうあなたの事業から心が離れていると思った方がよいでしょう。
そんな時は、「今までありがとう」という言葉を添えて快く送り出してあげましょう。
やめようと思っていた仕事に引き留めて残ったとしても、他のスタッフに悪影響が及ぶこともあるなど、あまり良い方向には転びません。近いうちに高い確率で「やっぱり辞めたい」と言ってくるものです。
それよりも、次の新しいアルバイトを入れることに注力する方がよほど解決に近づくでしょう。
私のお店も今まで入ってくれた子も辞めていった子もいましたが、辞めたいと言ってきた人を引き留めて、その後意見を変えて働き続けてくれた子は一人もいませんし、現場で何かよくない雰囲気が出ることが多かったです。
それよりは、辞めた原因となるものを把握して、次の人のために直せるものは直す、と良い教訓にしましょう。
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