「社員to独立プラン」では、本部と雇用関係を結んで「社員」として働きながら独立開業を目指します。固定給をもらいながら仕事を覚え、独立準備を進めることができるので、いきなり一人で独立するリスクを取らなくていいということ。雇用形態によっては、各種社会保険が完備されているなど、安心材料はとても多いのです。
社員として働きながら、独立開業後の仕事を一通り経験することができます。苦手な仕事や経験不足のことがあれば、独立前のこの期間中に補うことが可能です。季節ごとの売上の変動や繁忙期の波を実際に体験できることは、座学で教わる以上のリアルな学びにつながるでしょう。何より心強いのは、上司や先輩オーナーから仕事を教われること。開業後に必要な実務を効率よく学べれば、事業を軌道に乗せやすくなります。
固定給をもらいながら独立準備を進められます。「まだ資金が用意できていない」という人の場合は、働きながら資金の準備を計画的に進められるでしょう。給与以外にも、本部によっては独立時の加盟金を減額したり免除するといった独自の制度を用意している場合があるので、説明会などで事前に確認してみてくださいね。
社員として働きながら、独立後に必要な人間関係を早いうちから築いていけます。独立後は
「ビジネスパートナー」となるFC本部との信頼関係を早くから築けたり、お互いの理解を深められれば、開業後の仕事がスムーズに進められるはず。また、上司や先輩オーナーなど仕事のことを気軽に相談できる仲間を増やしておければ、不安解消にもつながります。同じ目的を持つ仲間と切磋琢磨できる環境に身を置けることも、大きなメリットでしょう。
とても便利な社員to独立プランですが、注意点もあります。
雇用契約を結んでからフランチャイズ契約できるまでの「期間」は本部ごとの規定によるため、思った以上に時間がかかってしまうケースもあります。また、本部側が「二人三脚で一緒に頑張れそうか」を見ている場にもなりますので、中途半端な気持ちで臨むと開業できないケースも。開業までの期間や審査基準については、説明会などで事前によく確認するようにしてくださいね。
また、オーナー候補とはいえ、短期間であっても組織の一員として働きながら仕事を覚えていきます。「雇われる」という意識は忘れないようにしましょう。
いかがでしたか?
今回は雇われながら独立準備が進められる、新しい独立の方法をご紹介しました。
- 限られた資金で、リスクを抑えて一国一城の主になりたい
- 開業後に必要な人間関係を早くから築いて、安心して独立したい
- 収入を得ながら経験を積むことで、リスクを減らしたい
こんな人はぜひ、社員to独立プランのある本部に話を聞いてみてくださいね!