おろす方がめんどくさい方法でおカネを貯めよう

おろす方がめんどくさい方法でおカネを貯めよう

有名なシンガーソングライターのスガシカオさんがだいぶ昔に仰った言葉あります。

「やりたいことが見つからないという人には、とりあえず金を貯めろと言っている。
何か見つかったときに金がないと行動も起こせないから。」

これ、独立する人にも100%当てはまる言葉だなって思います。

はい、独立したいけどできないとき、一番多い理由はお金が無いから・足りないからです。

今まで本当に多くの方のこのお悩みに向き合ってきました。

ただ、先出つものがないと始めることができないのは厳然たる事実…。

そんなことがないように、「本当に始めたいと思う前に、貯めている状態」を作ってほしいなぁと思います。

今回は、「わざわざ現金にして使うのがめんどくさいお金の貯め方」をいくつかご紹介しましょう。

自分のお金である以上、頑張れば使えちゃいますが、現金が手元にあるよりはハードルが高いものを挙げました。

定期預金


はい、これは鉄板ですね。

月々のお給料から一定の金額を定期預金の口座に自動的に振り込む仕組みです。

生活用の口座に全額お金が入っちゃうと我慢できずに使ってしまう方は多数いますから、
通帳を分けてしまうのは良い考え方ですね。

実際におろすときは、わざわざ銀行に行って、通帳と印鑑を持参して、
所定の用紙を記入して、窓口に申請しないといけませんので、少々めんどくさい。

このめんどくささが、あなたの浪費からお金を守ります。

生命保険


イマドキ、積立型の生命保険で資産を作っている人も多くいるでしょう。

多くの場合、月々のお給料から一定金額が生命保険に行き、
保険会社がそのお金を運用してくれます。

運用実績は頻繁には開示されませんし、保険会社に払っているのと普段は同じですから、
「資産」という感覚を持たなくてすみます。

従って、すぐにお金にして使おう、という選択肢はなかなか出てきづらいです。

投資信託


現物株はお金の感覚が強いですが、投資信託であれば、
運用からプロに任せる形ですので、普段それに触れることができません。

そして、増えている場合は今現金にするのがもったいない感覚にもなりますから、
現金にして使わないですみます。

投資である以上、損をする可能性は当然ありますが、
現金にして全部なくなってしまうことに比べれば、リスクヘッジできていると言えるでしょう。

怖いか(笑)・信用できる人に、口座ごと預ける


両親や配偶者などが一番よいと思いますが、積み立てている口座の通帳を、
信頼できる人、もしくは「おろしたい」と言いづらい人に預けちゃうのも有効な手です。

最近はネットバンキングの方が流行っていますので、
ログインのパスワードを設定してもらって何があっても教えてもらわない、
というルールを決めるのも良いと思います。

これは仕組みではなく、門番がいるというウルトラC(笑)。

子どもがお年玉を使わないのように親が預かっているのに近いですね!

こんな感じで、とにかく「使う方がめんどくさい」方法を編み出しましょう。

やりたいことがある時は、そのモチベーションが支えてくれますが、
大してやりたいことが決まっていない時におカネを貯めるのであれば、
自分の怠慢さを利用するのが有効です(笑)。