なじみの無いサービスは基本、相見積もりをとるべし
- 2023.12.27
- 会社設立
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独立するときは、色々初期費用がかかるもの。
設備費用、事務所はお店を作る時の物件取得費用、内装外装の費用、広告宣伝費、人件費、などなど。
自分の想定以上にお金がかかることもあるかもしれません。
ただ、普段の生活にかかるお金とはケタが違うこともあるので、
感覚が狂うこともあるかもしれませんが、なるべく安く抑えた方がいいものであることは違いありません。
できる限り初期費用を抑える一つの方法をお教えいたしましょう。
ビジネス始めるとき、自分が中身をよく知らないものを買わないといけないこともある。
商売を始めるとき、当然中身を知った上で始める方もたくさんいますが、逆の場合もあります。
例えば、ビジネスに惚れ込んで加盟を決めたフランチャイズは、
ビジネス自体は勉強していても、
買うもの(設備・機械など)については値段の良しあしは理解できていないでしょう。
そして、その業界で働いたことがある場合でも、経営者になって初めて買うものがたくさんあります。
例えば美容室。
多くのスタイリストさんが自分のお店を持って独立しますが、
鏡・シンク・椅子・溶剤など普段使う設備や材料などについては詳しくても、
きっと内装や外装にいくらかかるのか、家賃はいくらくらいなのか、
広告宣伝費はどれほどかかるのか、
といった経営者しか携わらないお金については知識がない方も多くいらっしゃいます。
経営者になるというのは、専門外のモノに対しても投資をしていく判断が求められることがあるのです。
一か所の値段だけを見て買うのはカモ。絶対相見積もりをとって、相場把握・価格交渉を!
おススメの、というか絶対やってほしいのは、
複数の業者から見積もりを出してもらう「相見積もり」です。
相手も、こちらが素人と分かると、
高く値段を言いたくなるもの(これは商売人としてはある程度仕方ないことでしょう)。
買う側は、一か所だけから見積もりをとっても、それが高いのか安いのかが分かりません。
これは投資判断としては筋の良いものではありません。
例えば内装業者。
それなりに高い値段のものですが、
建設業界にいなければ、資材や工事費の相場なんて分かるはずがありません。
工事が始まってみたら、他の人が「〇〇百万円安くやってくれるところ知っているよ」
と言われてショックを受けてしまう方もいらっしゃいます。。
そうならないように、内装なら内装業者何社かと連絡して、
数社から全て見積もりを出してもらうことを徹底してやりましょう。
相見積もりをとることで、
一社の見積もりが相場より高いのか良心的なのか見極められることもあります。
そして、「他にも見積もりをとっていること」を伝えることによって、
逆に交渉優位に立てるようにもなります。
素人の分野だからこそ、絶対実践してください。
※ただ、不当に買いたたいたり不義理をするのはNGです。念のため。
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