【物件取得】千差万別の物件探し。良い物件を見つけるコツは

【物件取得】千差万別の物件探し。良い物件を見つけるコツは

お店を持つときの物件探しは、独立の大きなポイント。立地はとても大切な条件ですので、できるだけ妥協なく進めていくべきだと思います。
とはいえ、物件ごとに特徴があり、一長一短なことも多いため、迷ってしまいがちです。

今まで独立のお手伝いをさせていただいた経験から、物件探しのポイントをご紹介しましょう。

 

条件を少数・箇条書きに。それから決してブレないこと

実際に物件を見てみると、「これもいいな」「あれもいいな」と思って決めあぐねたり、逆に、大きなマイナス点があるのに決めてしまったりと、実はブレがちです。それを避けるためのポイントは、事前に条件を具体的に固めて、何があってもそこからブレないこと。です。

  • ◎◎駅から徒歩5分以内
  • 広さは〇坪~〇坪
  • 家賃は△万円以内
  • 路面店
    など、不動産屋さんが分かる条件で具体的に固めてしまうことです。

内見をすると気に入ってしまい、「駅からちょっと歩くけど、この雰囲気ならやってみたい」とか「ちょっと家賃高いけど、この雰囲気ならいいかな」と引きづられてしまいがちですが、実際は大丈夫ではありません。始めてみるときっと経営上の課題になります。逆に「雰囲気はいいけど、この条件から外れるから、なし!」とドライに判断してください。その判断は後々絶対に良い方向に転びます。

 

いい物件はきっと出てくる。慌てないこと

何度か申し上げている通り、一番最悪なのは、条件に合わない物件で事業を始めてしまうことです。それくらいなら、まだ始めない方が何百倍もマシです何の損もしていないのですから

物件探しは数ヶ月、長い方は1年かかるくらい長期戦になる場合もあります。
ただ、その時に決して慌てず「いつか絶対見つかる」と思ってゆるく探し続けることもポイントです。私のネイルサロンの場合は、独立を決めて物件探しを始めてから、実際に見つけるまで半年かかりました。

お店の新陳代謝は長いサイクルの中で出るものですし、繁華街だけではなく住宅街でも不動産開発は続いていきます。

意欲が本物なら、物件が未来永劫見つからない、ということはありません。私が知る限り、「独立を本気で目指していたけど、物件が見つからないから無理だった」という人はいません。独立自体の意欲が薄かっただけの話です(意欲が薄いことが悪い、というわけではないですが)。

同様に、いい物件が出てきたとき、他の人に取られてしまったということもあるかもしれません。そんなときも過度に悔しむ必要はありません。史上最高に好条件の物件などというものはありません。同じような条件の物件は、いずれ出てくるものです。

アントレ独立おたすけサービスは物件探しもお手伝いしています。お気軽にご相談ください!