地域おこし事業「まいぷれ」/株式会社フューチャーリンクネットワークのオーナーレポート
湊 一浩 年齢47歳
まいぷれ小樽市

20年勤めたホテルから独立したのは、故郷「小樽」の観光産業を盛り上げるため
PROFILE
株式会社みなとまち情報社 代表取締役。独立前は小樽市内のホテルの料飲関連部門に在籍、レストランのメニュー開発、ホテルのイベント企画などサービス全体を統括する役割を担う。
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?

街のブランド力はすでにある
あとはどうやって宣伝するかがカギ
年間800万人ほどの観光客が訪れる小樽ですが、
実は「宿泊は札幌で」という方も少なくありません。
この現状は、20数年間、小樽のホテル産業に関わってきた者として気になる部分ですし、
地元企業や地域のお店の方々も頭を悩ます町全体の課題でした。
生まれ育った小樽の町のために何かしたい。
宿泊前提で「小樽」に来る方を一人でも増やし、
地元の観光産業を盛り上げる手段はないか?
そう思っていた時に「まいぷれ」を知りました。
「小樽」ブランドは全国区だからゼロから知名度を築く必要はありません。
この街の魅力を合理的に伝えられる「まいぷれ」の情報発信の仕組みがあれば
観光産業は元気に回りだす。そんな確信を持って起業しました。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?

「小樽」ならいくら収益が出るか?
詳細なデータ分析も独立の安心材料に
地域貢献を目指しつつも、生活のためにお金を得ないといけません。
そこで事業体験講座「まいぷれアカデミー」に参加し、
収益性についての疑問をぶつけたところ、
小樽の人口、「まいぷれ」の顧客になり得る事業者数などの詳細なデータを基に、
開業後の収益シミュレーションをしていただき、
お金に関する不安は解消できました。
2018年に「まいぷれ小樽市」開設に向けて法人設立から準備をスタート。
営業自体は初めてでしたが、ホテルでの接客経験や人脈もあったので、
スムーズに進められました。
同年7月の開設時には31社だった掲載社数も現在は口コミ効果も手伝って7倍に。
本部のサポートも受けつつ、着実にビジネスとして根付いてきています。
あの人とあの人は実は兄弟だった
意外な人間関係に驚くことも
「まいぷれ」がスタートしてから、今まで以上に街に詳しくなりました。老舗店舗の主人とオープンしたばかりのレストランのオーナーが実は親族だった。そんな意外な人間関係を知ることも珍しくなく、広そうにみえて実は小樽の町は狭いと感じることもあります。今後は自然に人が集まる有名店よりも、新店や知られざるこだわりのお店にスポットライトを当てられる活動に力を注ぎたいです。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください

自由度の高い「まいぷれ」を使って
小樽の魅力をもっと引き出すlことが目標
多様な集客の道筋を描けるのが「まいぷれ」の強みです。
例えば、あるアーティストの楽曲がオルゴールになっていることを
「まいぷれ」上で告知しました。
すると札幌でコンサートが開催された際に
ファンの方がわざわざ札幌から足を運んでくれてお店は大混雑したそうです。
他にも地元の大学とのコラボや、
和服店と美容室の間を取り持って新しいイベントを打ち出すなど、
単なる広告の枠を売るようなWEBサイトでは
実現が難しいユニークな提案もできます。
また、ポータルサイトとしての機能やサービスについて
日々改良がなされていることも提案のプラス要素です。
自由度の高いサイト特性や技術力を武器としつつ
さまざまな地域の悩みに対応したいです。
ON・OFF
夫はカメラを勉強。妻はランチ記事の取材へ
仕事と趣味を同時に楽しむ生活を満喫中

日中は営業や取材で街へ。手が回らない時は妻にサポートしてもらいます。お願いするのはランチ特集の記事です。妻とお友達に実際に食べてきてもらってコメントを起こしてもらうのですが、私が書くよりもはるかにおいしそうな記事ができるんです(笑)。私は記事に使う写真のためにカメラを勉強中です。独立後は挑戦と発見の毎日でやりがいに満ちています。休むなんてもったいないですね。
【契約時の費用】305万円(税抜)
※内訳/加盟金300万円(税抜)、アカデミー料金5万円(税抜)
【店舗所在地】北海道小樽市
※契約時の費用などは開業当時の金額であり、現在は変更となっている可能性がございます。詳細は必ず企業にご確認ください。
地域おこし事業「まいぷれ」/株式会社フューチャーリンクネットワークのオーナーレポートで開業した別のオーナーの体験談
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。
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