〆切がない独立。日々の小さなモヤモヤを大切にしよう。
- 2023.06.07
- 会社設立

アントレ独立おたすけサービスに来られる独立検討者の皆様と話して思うのですが、
皆様本当に迷っていらっしゃいます。
どんなビジネスを始めようか、いつ始めようか、お金はいくらかけようか、
決められないまま時が経ってしまう方も様々。
一人や二人ではないのですから、社会に共通する理由があるのだと思います。
その一部を少し解説させていただきます。
なじみのあるキャリアチェンジの多くは、〆切があるもの
皆さん、受験・進学・状況・就活・就職。
多くの人生の変化を経験されてきたことでしょう。
その都度簡単ではない判断や試練もあったのではないでしょうか?
ただ、振り返ってみると、世の中の多くの方が、(内容の満足・不満足の差こそあれ)経験してきたキャリアチェンジだと思います。
色々な事情があるでしょうから、受験に失敗したから人生が止まってしまった方もいらっしゃるかもしれませんし、真っ当に就職活動をしたけど就職できないまま数年が経ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
ただしかし、独立を目指していたけど、数年経ってもまだできてない方、と比べると割合はかなり少ないのではないでしょうか?
それは一重に、従来のキャリアチェンジは世の中的な時期・〆切がある程度決まっているにすぎないから、と私は考えています。
進学・就職などはまさに〇歳の4月、と相場が決まっていますから、そこに合わせて環境が変わるもの・準備をしないといけないものが社会的に当たり前になっているのです。
結果的に、乗り越える人も多いのです。
独立は〆切が無い。だから、時間がかかっても誰も文句は言われない
それに比べて独立は、進学・就職と比べてもキャリアチェンジの歴史が浅く、そして学校や会社のように組織に属するものでもありません。
だからこそ、「いつまでに独立しないといけない」という〆切があるわけではないのです。
ここで言いたいのは、独立をすると決めた場合、自分の中で意志を持って進めるべきものではありますが、自分が何をするか決めるのは、時間がかかって当然ということです。
アントレでも毎年何千件という独立をお手伝いしておりますが、独立活動をしてから実際に事業を始められる方の割合は就職と比較してもまだまだ少ないですし、独立に至るまでの期間も数ヶ月~数年ということもザラです。
だからこそ、独立に踏みきれない状態だとしても、あまり停滞しているとか、自分はイケてないとか、変に負のレッテルを貼らないでほしいのです。
決めきれない時こそ、積極的に情報収集だけでも続けていってほしいのです。
いつかピンとくるとき、動くべきときに準備ができている状態にする、そういう気概でも一向に構わないと思っています。
アントレ独立おたすけサービスでは、独立に必要な情報を豊富に持っております。
いつでも気軽にご相談ください。
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