あなたに合うものはあるか?不労所得の種類と特徴を解説!
- 2023.02.17
- 資金調達
本業の収入にプラスして、不労所得を得たいと思ったことはありませんか?
不労所得を得ることで、収入が増えるのはもちろんのこと、収入源を分散できるため、本業に何かあった場合の保険にもなります。
そもそも、不労所得とは、自分自身が労働することなく得られる所得のことです。働かないといっても、全く何にもせずにお金が勝手に入ってくるという甘い話はありません。
しかし、お金を稼ぐ仕組みを構築できれば、労働しなくてもお金が入ってくるようになります。
不労所得にはさまざまな種類があり、かかる手間や費用、稼げる金額はそれぞれ異なります。
今回は、代表的な不労所得を、目的別にまとめています。自分にできるものがあるか、楽しく探してみましょう!
長期的に安定した収入を得たい
最初に紹介するのは、長期的に安定したリターンを得やすい不労所得です。
勉強したり、リサーチしたりする時間はかかりますが、見極められるようになれば安定収入が見込めるものをご紹介します。
不動産投資(家賃収入)
不動産投資は、長期的に安定したリターンを得られる可能性が高い不労所得です。
不動産を購入するための高額な初期費用が必要だと思うかもしれません。しかし、実際には金融機関でローンを組んで不動産を購入するため、初期費用を抑えながら、家賃収入で月々のローン返済していく形になります。
ただし、ローンの金利上昇や入居者が決まらないといったリスクはあります。
株式の配当
株式投資の利益には、売買差益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)があります。
不労所得の場合は、配当金(インカムゲイン)を狙いましょう。
業績が好調な企業の株式を購入できれば、株式を保有するだけで配当金が得られますので、手間はかかりません。
ただし、しっかりと利益の出る株式を選ぶには、企業の業績や業界動向などの見極めが重要となります。
また、配当金だけで月に1万円を得ようとすると、それなりの資金力が求められます。
例えば、税引き後の配当利回りが3%だと、年間12万の利益を得るには資金が400万円ほど必要です。そのほか、株価の下落で購入時よりも評価額が下がる可能性があることも忘れてはいけません。
手持ちの資産を有効活用したい
不労所得としてお金を得る仕組みを構築するためには、スタートの段階で資産が必要なケースもあるでしょう。
ここでは、資金や土地といった手持ちの資産を有効に使える不労所得を紹介します。
自販機・コインロッカーの設置
土地を持っている場合は、自販機やコインロッカーを設置して不労所得を得る方法があります。
自販機・コインロッカーの設置や日常的な管理は管理会社に委託できるため、商品を補充するといった労働なしで利益を得ることも可能です。
その場合、売上金額のうち、数%~数十%が収入になるという契約になるでしょう。
ただし、自販機の電気代は負担しなければなりません。
なお、自販機やコインロッカーを買い取って自分で管理すれば、経費を除いた売り上げの全てを所得とすることもできます。
シェアリングビジネス
現金以外の資産を有効活用したいなら、シェアリングサービスがおすすめです。
シェアリングサービスとは、さまざまなものを共有するサービスのことです。
手持ちのブランドバッグや車があれば、それらをポータルサイトで貸し出すことで収入を得られます。貸し出すものを用意するには費用がかかる上、果たしてどこまで安定収入になるかは、その資産次第で千差万別であり、一言では何とも言えません。
しかし、あまり使っていないブランド品や車がある場合で、安定収入を期待しないでよいと考える場合には、参入しやすいビジネスだといえるでしょう。
あまり費用をかけずに始めたい
不労所得を得るために、必ずしも多額の費用が必要なわけではありません。あまり費用をかけずに始められる不労所得を順に見ていきましょう。
アフィリエイトブログ
アフィリエイトは、ブログで企業のサービスや商品を紹介し、申し込みや購入といったブログ経由の成果に対して報酬が入る仕組みです。
サーバー代やドメイン代などを合わせて月1万円ほどの費用で始められます。
アフィリエイトブログは、更新を続けたり情報のメンテナンスをしたりといった、継続的にかなりの労力がかかるビジネスです。
なかなか成果が発生せず、収入ゼロの状態が続くかもしれません。しかし、きちんとシステム化できれば、日々の労力は減らした上で月数十万単位の収入を得ることも可能です。
YouTube
ネットを利用した不労所得なら、YouTubeに動画をアップして広告収入を得る方法もあります。
スマートフォン一台で動画の撮影から編集まで行えるため、初期費用を抑えて始められるでしょう。
しかし、YouTubeの広告収入は一再生で0.1円といわれています。つまり、10万回再生されてようやく1万円の収入です。
多くの人に見てもらえる動画を作り続けることは簡単ではなく、勤労所得と同じだけの労働時間が必要になるかもしれません。
その反面、動画が人気を集めれば、長期に渡って収入を生み出してくれるでしょう。資金が減るリスクはないものの、労力を回収できない可能性と予想以上に稼げる可能性、どちらもあるのがYouTubeです。
不労所得を得る際の注意点
不労所得を得ることは簡単ではありません。
労働時間を抑えてお金を得る仕組みを構築できるまでは、かなりの時間や労力を費やすでしょう。継続して収入アップが見込める場合は、知識や資産を積み上げる時期だと割り切ることも必要です。
赤字状態が続きそうなら、仕組みを見直したり撤退したりといった判断も必要になるでしょう。そして、サラリーマンが本業とは別に不労所得を得る場合は、会社が副業を禁止していないか就業規則を確認しておきましょう。副業の範囲も会社によって異なります。
また、不労所得にも「所得税」や「住民税」といった税金がかかり、確定申告が必要なケースもあるので注意してください。
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