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“独立”した生き方を応援する。『アントレ』編集長・菊池保人が語る、リブランディングの真意

2018年8月31日

「人生100年時代」と呼ばれる、現代社会。

個人の寿命は延びている一方、企業の平均寿命は23.5年。仮に一生会社勤めをするとしても、最低2〜3回の転職を経験する計算になります。
出典:東京商工リサーチより

転職するのか、はたまた独立するのか。会社員でありつつ同時に副業を両立させていくのか。

企業や組織に依存せず、個人が個人として“独立”して生きていかなければならない時代に差し掛かろうとしています。
そのような流れの中、『アントレ』は、いま新たなスタイルへ進化しようとしています。

なぜ変わるのか、そしてどのように変わるのか、その真意について『アントレ』編集長の菊池保人がお伝えさせていただきます。

年間4,000人〜5,000人が、独立。編集長・菊池が語る、アントレの役割

―まず『アントレ』とは何か、教えてください。

菊池さん
ひと言でまとめると「独立・起業を応援するメディア」といったところでしょうか。雑誌、ネット、専門スタッフと相談できるカウンター、そして数多くのフランチャイズ本部や代理店が集まる「アントレフェア」の開催など、あらゆる媒体を駆使して独立・起業を応援しています。

―様々な手段で独立・起業を応援されていますが、それぞれの具体的な役割を教えていただけますか?

菊池さん
『アントレ』のサービスは、大きく分けて6つあります。

まずネットでは、独立に関する情報の収集や、独立した人の体験談などを手軽に読んでいただけます。ネットの特性上、気になったものを自分で調べて、最適な情報を得ることができます。
https://entrenet.jp/

雑誌は、ネットよりもさらにプライベートなメディアです。
全国の書店やコンビニエンスストアに並んでいますから気軽に手にとっていただける上、雑誌ですから興味のある記事を手元に保管することができるので、より記憶に残りやすい。さらに自ら検索するのとは違い、自分にとって思わぬ発見があるのも、雑誌の特徴です。
https://entrenet.jp/magaplaza/?cc=ccentstttoptst0013

ネット上で独立という働き方を提案する記事を発信しているのが、「アントレ STYLE MAGAZINE」です。スタイルある生き方へシフトしたい人に向けて、移動中やちょっとした空き時間に読んでもらえるようなお役立ち情報を毎日発信しています。
https://entrenet.jp/magazine/?cc=ccentstgnvtoptst0004

リアルな場でいうと、カウンターがあります。自分が挑戦してみたい事業や困っていること、ネックに感じていることを専門のスタッフに直接相談することができるサービスです。
https://entrenet.jp/entre-counter/?cc=ccenctrt00001

そして9月に開催される「アントレフェア」では、出展する数多くのフランチャイズ本部や代理店の話を直接聞いて回ることができます。
ご自身の興味のある業界、業種のリアルな声を聞くことができる上、「自分と同じように独立・起業を考えている人がこれだけいるんだ」と実感される方も多いようです。
https://entrenet.jp/fair/index.htm?cc=ccenaerfair00001

小規模のイベントとしては、「アントレアカデミー」があります。こちらは大阪や福岡、静岡など、各所でほぼ毎月開催されています。独立のカタチを探す場がフェアだとすれば、アカデミーは、その次のステップとなる独立の意志を固めた人の背中を押すものとなっています。
https://entrenet.jp/event/index.htm?cbn=top_event_bnr

『アントレ』の会員は現在23万人、その中から年間およそ4,000〜5,000人もの方が『アントレ』を経て、独立をされています。

新しい就職先(会社)をご提案する「転職」とは異なり『アントレ』では、フランチャイズや代理店に加盟して独立・起業を果たす、という選択肢をご提案してきました。

「独立の味方」であるために。リブランディングに踏み切ったワケ

―そんな『アントレ』が今回、新しくリブランディングをされると伺いました。一体、何がどのように変わるのでしょうか?

菊池さん
勤める会社を変える道以外に、独立・起業という選択肢もあると、ご提案してきました。いわゆる「雇われない生き方」を応援する、というのが従来のスタイルでした。

しかし人生100年時代であると叫ばれ、企業の平均寿命が23.5年と短くなっている現状を踏まえると「雇われる生き方」か「雇われない生き方」かという二元論では片付けられないのではないか、と考えたのです。

独立・起業は、あくまで選択肢の1つ。人生の変化のタイミングを迎えた際に、問題を解決するためのソリューションの1つ、という位置づけにしようという考えから「独立の味方」でありたいと思うようになりました。

―「独立の味方」ですか?

菊池さん
はい。ここでの「独立」は、独立・起業だけの意味に留まりません。自分のキャリアを会社組織だけに委ねず、真の意味で自分らしく「独立」した生き方を応援したい。

具体的には、会社勤めをしながらも副業をされている方であったり、自分の達成したい目標のために複数の会社に勤めようとしている方であったり、自分の好きなことや趣味を仕事にしようと考えている方であったり。

会社に勤めていてもいなくても、自分の意志が明確で「独立」している方、あるいはしようと考えている方の側にいられる存在に変わろうとしています。

―具体的にどのような変化があるのですか?

菊池さん
「独立の味方」であるためには、まず『アントレ』がもっとお客さまの側に近づかなければなりません。

お客さまの状況、現状をヒヤリングし、その中で最適な方法を提案します。では仮に、フランチャイズで独立する、という選択肢が最もふさわしいとしましょう。

その際はアントレで説明会を行っているフランチャイズ本部ごとに、実際にかかる独立準備資金(フランチャイズ本部に支払うお金はもちろん、仕入れや仕事に必要な服装など、開業に向けたありとあらゆるものにかかる金額)を徹底的に調べてご案内する「開業資金総額表記」には今後、特に力を入れていきたいと思っています。

また、現在日本で5年以内に経営者が70歳以上になる中小企業は約30万社存在すると言われています。その中で後継者が決まっていない小規模の企業は、約15万社にも及びます。

こうした状況から、黒字でも後継者難で事業を畳まざるを得ない会社が後を絶ちません。

そこで、「独立・起業を考えているが、具体的な事業のネタがない」お客さまと、後継者がいない企業を結びつける施策として、事業引き継ぎや事業承継、小規模M&Aなども積極的にご提案していきたいと考えています。

小規模な会社であれば、資金もそれほどかかりませんし、特に人材難に悩む地方では、独立希望者は喉から手が出るほど欲しい人材なのです。

その他、見た目的なところで言えば、ロゴやサイトのUIなども新しく変わります。

雑誌、ネット、イベントなど、これまで『アントレ』が培ってきた様々なコンテンツをフル活用して、全てのお客さまの「独立」をサポートしていきたいと思っています。

あなたが自分の“働く”を改めて考えた時に、1番近くにいる存在でありたい

―このリブランディングはいつ始動されるのでしょうか?

菊池さん
9月14日(金)・15日(土)に開催される、「アントレフェア」を皮切りに徐々にスタートします。
https://entrenet.jp/fair/index.htm?cc=ccenaerfair00001

雑誌も、9月末に発売される『アントレ』2018年秋号から新しいデザインに移行します。ネットも含め全ての移行が完了するのは、10月中旬を予定しています。

―ありがとうございます。最後に、今後「独立した生き方」を考えている方へ、何かメッセージをいただけないでしょうか?

菊池さん
以前『アントレ』が独自で行った調査によると「職を変えたい」と思っている人が、5年以内に実際に転職した割合はわずかに3分の1ほどでした。

転職(ないしは独立・起業)に踏み切った人の特徴は、自分の仕事に対して「やりがい」「誰と働きたいか」「何をするか」など、“内的要因”を条件に挙げていた人たちでした。

一方で「年収」や「会社の知名度」といった“外的要因”を重視する人は、転職や独立・起業に踏み切れなかったのです。

つまり、新しい仕事(副業や独立・起業)に対して「やりがい」や「誰と働きたいか」「何をするか」といった内的な要因がよりポジティブになり、「年収」や「会社の知名度」などのリスクがより小さくなれば、人は新しい仕事に就きやすい、ということです。

―仮にそれを風船に例えるなら、内的な要因は浮力、外的な要因は錘(おもり)と言ったところでしょうか?

菊池さん
まさにそうですね。

浮力が大きくなって錘が軽くなれば、風船は浮かび上がります。そして『アントレ』が支援できるのは、浮力を大きくすることと、錘を軽くすること、その上で浮き上がった風船をどこに飛ばすかということ。

自分がこれからどうやって生きていくべきなのかを考えざるを得ない状況の中、リスクを恐れて何もしないのは、かえって1番のリスクになるでしょう。

独立・起業でなくても、まずは副業からでも構いません。あなたが自分の“働く”を今一度考えた時、1番近くにいるのが私たちでありたいと思っています。

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