魅力・根拠・緻密が内容上のポイント
事業計画書は、前述した主要項目の説得力によって可否が決まる。では、具体的には、どんな内容を書けばいいのか。平易な表現をすれば次のようになる。
「何を、なぜ、誰に、どんな市場で、どんな特徴を持って、どのように知らせ、どのように提供するか。そして、それは、いつ、誰と、どんな方法で、どんな数字にもとづき、どんな数字を目指して行うのか」である。
それをさらに細かく表現したのが表である。実際にはボリュームが増えるため、冊子として仕上がるものが多い。その場合、全項目に記述するだけでなく、計画書としての山場を設けることが大切。内容の魅力を伝える部分、その根拠を示す部分、そして計画の緻密さ、これらには特に注力しよう。