アントレ-事業プランの立案-事業の魅力を客観的に伝えよう

3.事業プランの立案

08事業の魅力を客観的に伝えよう

誰を狙った、どんな商品なのか

何をしようとしているのか、そして、しようとしていることの魅力を相手に伝えることが、事業計画書の最大の狙いである。といっても押し売り的な強調や、自画自賛のような表現では、かえって効果を下げてしまう。事業内容の魅力を正しく伝えるためには、端的であり明快であり、何より客観的な情報に裏打ちされていることが肝心である。
では何を書けばいいのか。まず提供する商品やサービスが何か、そして、それは誰を狙ったものかを示す。また、それを考えた経緯などを記載することも有効だ。もし、簡単には説明できない内容だというのなら、簡単に説明できるようになるまで、記述ポイントを絞り込む努力をしよう。

ニーズの根拠は何か

次にその価値を提示する。それは、どのような需要を呼び起こすものか。あるいは顧客のどのような課題を解決するものか。類似商品やサービスに比して優れている点は何かなどである。合わせてその事業内容に対するニーズが本当に存在するのかどうかも明らかにしたい。これらに対してはすべて、主張を客観的に実証する統計データや調査データ、ヒアリングから得たコメント、あるいは目に見えるものなら、写真などの客観資料を添付しよう。これだけで事業の魅力に対する理解は十分に得られる。

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