アントレ-個人事業主のための税金ガイド-自分で会計帳簿をつけてみよう!たとえば手持ちの表計算ソフトで

10.個人事業主のための税金ガイド

07自分で会計帳簿をつけてみよう!たとえば手持ちの表計算ソフトで

帳簿に記帳したら、7年間は保存しておく

市販の会計ソフトも、使いこなせるまでには時間がかかる。まずはパソコンにあらかじめインストールされている表計算ソフトを使って帳簿をつけてみよう。簡易簿記でもちゃんと記帳すれば、最高で10万円の控除が受けられるのだから。
簡易簿記には現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳の5つが必要。が、独立間もなく、掛け取り引きがなくて固定資産も特にないのなら、上に示した現金出納帳だけで十分。現金出納帳は現金の出入りを日付順に記録し、現金の動きと残高を管理するもので、すべての取り引きに関し一番重要な帳簿。記帳は毎日ではなくても良いが、少なくても1カ月単位でまとめ、集計表に転記しよう。
帳簿類は7年間の保存義務がある。電子データ保存の適用を受けようとする場合は、申請書を提出して承認を受ける必要がある。

現金出納帳の作成例
現金出納帳の作成例
必要経費集計表の作成例
必要経費集計表の作成例

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