アントレ  40代・脱サラ組300人のリアル

年収、やりがい、人間関係……どう変わった?

40代・脱サラ組300人のリアル

お金編 最も不安な収入の変化とは?

Q1退職前の年収は?
Q2独立初年度の年収は?
Q3現在の年収は?
会社員時代と現在の収入を比較すると、300万円未満16%→33%、800万円以上12%→13%と増加した一方、中間の500〜700万円は30%→21%。収入格差が広がった形に。
Q4開業資金は?
初期投資をかけないのはもはや常識に。「初めての独立に必要な三要素は、安(低資本)・近(経験に近い、地元)・長(継続)。小さくはじめてコツコツ続ける、が重要」(藤井)
独立初年度をいかに乗り切るかが成功の“カギ”

 誰もが気になる収入の問題。会社員なら毎月一定の収入が保障されているが、独立するとなかなかそうもいかない。

 経営コンサルタントの吉江勝氏に独立直後の実態を聞いてみた。
 「交通費や備品などこれまで会社の経費で賄えたものがすべて自腹に変わることも大きいでしょう」多くの人が独立初年度に収入が下がるが、その後は自分次第。表にはないが収入が「減った」と答えた人が57%いる一方、「増えた」と答えた人も33%いる。険しい道かもしれないが、収入アップの可能性は十分にあるようだ。

 開業資金は、約半数が100万円以内に抑えている。「とにかくお金をかけないのが鉄則です。私のクライアントにも徹底しています。よほど起業センスがある人は別として、ベンチャーキャピタルなどで一時期大金が手に入ってしまうと儲かっていると勘違いし、最終的に回収できないケースも。例えば、オフィスは“集中して仕事する場”と割り切り、立地や見栄えにこだわりすぎないことです」(吉江氏)

先輩Voice

  • 不景気もやり方次第。儲からない人と儲かる人が必ずいる(女性 48 兵庫)
  • 独立準備は会社員時代に給与をもらいながらすべき。無収入の期間をとにかく短く(男性 40 東京)
  • 会社を辞める前にはクレジットカードを作っておくといい。独立するとカードをつくるのが難しくなります(女性 48 山梨)

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