■
はんこは今後も絶対になくならないと判断
大手コンピュータ会社でSEとして20年以上勤務してきた安本さんだが、50歳が近づくにつれ「このまま定年まで勤め上げても、その先の人生は長い。気力・体力とも充実しているうちに何か新しいことを始めるべき」と考えるようになり、独立を決意した。『アントレ』を読むなどして情報収集をしたところ、「はんこなら今後も絶対になくなることがない」と判断。いくつかのはんこ店FCに目星をつけ、FC&独立開業フェアに足を運ぶ。そこで出合ったのがはんこ広場だった。
「はんこ広場の場合、ただお店でお客さまを待つだけでなく、本部から大企業や官公庁などの販売ルートを紹介してもらえ、“攻めの営業”ができる点に魅力を感じました。また、出店経験のない私が適切な店舗物件を見つけられるかも心配だったのですが、本部に『我々に任せてください』と力強く言ってもらえ、安心感も覚えましたね」
妻に相談したところ協力を快諾してくれたことも後押しになり、加盟を決定。店舗物件についても本部が約束どおり、練馬区役所のはす向かいという絶好の物件を探してきてくれた。はんこや名刺の作り方などを3週間の研修で学んだ後、2004年8月、店をオープン。立地の良さに加え、夫婦そろって優しく丁寧な接客を心がけたところリピート顧客も増加し、今や月商はコンスタントに200万円を超える。
「お客さまとの触れ合いをダイレクトに感じられるのがこの商売の醍醐味。わからないことが出てきたら本部に電話すればすぐ教えてくれるのにも助けられています。将来的には多店舗展開も目指したいですね!」
|
|
|
本部から大企業や官庁などの販売ルートを紹介してもらえ、攻めの営業が可能。不安だった店舗物件探しも本部に任せることができた。
|
|
|
|
|
|
|
■ 開業/2004年8月
■ 初期費用/約1000万円(加盟金105万円、保証金50万円、研修費31万5000円、初期仕入れ費160万円、物件取得費100万円、内外装工事費330万円、設備・什器備品代220万円など)
■ 売上高/平均月商200万円
|
|
|
|