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自分が助かった経験から「これだ!」と直感
前職は化学品メーカーの営業だった小西さん。海外出張も頻繁に経験するなど仕事は面白かったものの、「やはり会社員ではすべて自分の思いどおりにはやれない。もっと大きな生きがいを追求したい」と独立を決意した。
ペット衣服の輸入販売業での起業を計画したが、「本当にこれでいいのか」という思いを振り切れない。そんな時、以前から購読していた『アントレ』で、コイン式携帯電話充電器「街角充電屋さん」の設置・レンタル・販売サービスを展開するデータサポートの代理店募集広告を目にする。
「もう瞬間的に『これだ!』と。私自身、携帯電話の電池が切れそうで困っていた時、マンガ喫茶でコイン式充電器を見つけて助かったという経験をしたばかりでした。潜在需要が大きいうえ、今後ワンセグなどが普及すると携帯の電池の減りは早くなると思われるため将来性も十分と考えました」
さっそく本部を訪問し、契約。当時住んでいた香川県から、以前、仕事の関係で長年暮らしたことのある千葉県に移り、千葉地区代理店として昨年11月より営業活動を開始した。
パチンコ店やホテル、ネットカフェ、サウナ、大学などに、DMを送ったり飛び込み訪問するなどしてコイン式充電器の設置を提案。大手ショッピングセンターなどの案件を本部から紹介されるケースも多く、開業から8カ月で早くも120台の設置に成功した。
「個人では契約が難しい大手のお客さまへの営業には本部が同行してくれる点も助かります。今年中には法人化を予定。役所関係など新規顧客の開拓に、よりいっそう力を入れますよ!」
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自分がコイン式携帯電話充電器に助けられた経験があり潜在需要は大きいと考えた。またワンセグなどの普及から将来性も高いと判断。
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■ 開業/2006年11月
■ 初期費用/300万円(商品仕入れ費260万円、パソコン・備品代など30万円、その他雑費)
■ 売上高/平均月商60万円
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