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努力した分だけ稼げ開業資金ほぼゼロが魅力
「特別な技術や資格を持っているわけでもなく、年齢的にも35歳を過ぎてせっぱつまっていました」という澤栗さん。前職を辞めた後、転職活動がうまくいかず無職状態が数カ月も続いていた。妻子を抱え、早急に仕事を決めなければというあせりもあり、手にした『アントレ』。そこで漬物の展示販売を行うマルタケの広告と出合うことに。
「いくら商材が良くても稼げるかどうかはまた別の話。ですが、前職が食品販売にかかわる仕事だったので、催事販売については多少の知識があった。広告に掲載されていた年収モデルの売上高や仕入れ原価が現実感のある数値だということもわかったんです。それで、これなら自分にも稼げると」
また、貯蓄が底をつきかけていた澤栗さんにとっては、車さえあれば、ほかに開業資金がほとんど必要ないという点も魅力だった。
「トングなどの備品を100円ショップで買ったくらい。3万円もかかっていないんじゃないですかね(笑)」
本部との契約を結び、先輩販売員について現場に入ることになった澤栗さんは、「売り上げが悪い店で売るためのノウハウ」を学びたいと、あえて不人気店舗での研修を願い出たという。
そんな積極的な努力もあって、開業から約9カ月後の昨年夏頃からは、目標としていた「月商200万円」を超える月も多くなった。今月はなんと月商300万円を突破。
「頑張った分だけ稼げるのはもちろん、本部にも利益があり、お客さまにもお店にも、仕入れ先の漬物メーカーさんにも喜んでもらえる。自分の努力が何倍にもなって返ってくるんです」
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催事販売というシステムに可能性を感じていたことと、車さえ持っていれば、ほかにほとんど開業資金が必要なかったこと。
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■ 開業/2006年12月
■ 初期費用/3万円(トング、試食皿などの備品購入)
■ 売上高/月商300万円(2008年3月見込み)
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