スリーアローズ株式会社/街角カフェのオーナーレポート
若瀬 英司 年齢61歳
街角カフェ ハコダテサウルス バルゴン
定年のない働き方を求めて脱サラを決意。函館への「移住」と「独立」を叶えました。
PROFILE
東京の新橋にある映像制作会社に新卒入社。23年ほどCMやPR動画などの制作に携わる。子どもの誕生と東日本大震災を機に、別の生き方を模索して新たな仕事をと考え会社を退職。函館にIターンして2013年6月に開業する。
独立のキーワード
- 一生続けられる仕事
- 本部が親身になってくれた
- お客様の笑顔が見れる
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?
長男の誕生と東日本大震災をきっかけに
人生設計を見直し、移住と独立を決意。
映像制作会社で勤務しながら42歳で結婚。
長男が生まれたのは48歳のときでした。
妻が臨月のときに東日本大震災が起こり、
このまま東京で子育てをして10数年後に定年していいのか考えるようになったんです。
妻と相談した結果、函館への移住を決意。
縁もゆかりもない土地ですが、北海道が好きだったので函館を選びました。
脱サラしての移住です。
どう生計を立てていくか考えていて、思いついたのがキッチンカーでした。
CM撮影でハリウッドに行ったときに撮影現場でキッチンカーを見かけ、東京の職場付近でもよく見かけていたので、何となく移動販売に親しみをもっていたんです。
私でも挑戦できそうなビジネス。
それがキッチンカーのビジネスでした。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?
本部のシミュレーションで開業をイメージ。
第二の人生をスタートさせました。
移動販売について調べてみると、思いのほか多くの業態がありました。
妻がクレープ好きだったこともあり、まずはスリーアローズに問い合わせてみることに。
すると担当者が東京まで来てくれて、開業までの費用や期間を提示してくれたんです。
具体的にシミュレーションした結果、加盟を決意。
恐竜が好きなので、函館を冠した架空の恐竜の名「ハコダテサウルス バルゴン」を店名にし、五稜郭を背に乗せた恐竜の絵を本部に渡して店のロゴにしてもらいました。
本部のある京都にウィークリーマンションを借りて研修をスタート。
座学+実地研修で、調理経験のない私はけっこう大変でしたが、夜は本部の人と飲みにいったりして本当に楽しい時間でした。
素人から始めたキッチンカーのクレープ屋が
いつの間にかファンをつくっていた。
「うちの子はここのクレープしか食べないのよ」というお客さんがいます。最初はお世辞かなと思っていたんですが、本当にそうみたいで、なんだかうれしくてね。もともと料理人ではなかった私が、試行錯誤をつづけて、最近は少しだけ職人っぽくなってきたかなと自分では思っているのですが、お客様からそんな風に言ってもらえる日が来るなんて。信じられないぐらいうれしいことです。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
お客様の「ありがとう」の言葉が、
私の一番のやりがいになっています。
毎日「ありがとう」って笑顔で言ってもらえる。
それが一番のやりがいになっています。
私がお礼を言う側だと思っていたのに、今はこうしてお客様から感謝されていますから。
私は子どもが好きなので、子どもたちがニコニコしながらクレープを買いに来てくれるのもうれしいですね。
うちは子どもでも買いやすいようにと300円台のクレープも置いています。
「クレープ屋さんの中では安いよねー」とお客様から言われることもあるぐらい。
今ではうれしいことに常連さんもできてきました。
先日、本部の方に「今こうしていられるのはスリーアローズのおかげだから、足を向けて寝られないよ」と言ったら笑っていたけど、本部には本当に感謝しています。
休みの日は明るいうちからお酒を少々。
明るいうちに飲むと気持ちいいですよ。
週2日は休むようにしています。休日はやはり「昼飲み」ですね。昼間から駅前の立ち飲み屋にいって飲んで食べて、うちに帰ったら昼寝をする。これが明日への活力になっています。先日、息子が友だちをたくさん連れて来たのですが、クレープ生地がちょうど人数分あったからお砂糖をまぶしてシュガークレープに。もうみんな大喜びでね。見ているこっちまで嬉しい休日になりました。
■契約時の費用/33万円(加盟金:無料、研修費:33万円)
■開業場所/北海道函館市
スリーアローズ株式会社/街角カフェのオーナーレポートで開業した別のオーナーの体験談
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。