カレーハウスCoCo壱番屋/株式会社壱番屋のオーナーレポート
大上 貴弘 年齢31歳
CoCo壱番屋 西区土佐堀店
一日平均130名のお客様が来店し月商は約500万円。2店舗目開業も視野に入れています。
PROFILE
CoCo壱番屋で高校の時からアルバイトをスタート。大学卒業後に新卒で入社。6年間の社員生活を経て、2022年に地元大阪の既存店を引き継ぎ独立。店には平日で平均130名が来店しており経営は順調。月商平均500万円。
独立のキーワード
- 社員から独立
- 給料をもらいながら独立
- やった分だけ結果に結びつく
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?
複数の店舗を経験したことで、
自分の店を経営する自信が付きました。
高校から大学までCoCo壱番屋(以下、ココイチ)でアルバイトをしていました。就職活動時は食品メーカーを志望していたのですが、店長に「うちで社員にならないか」と誘われたのです。ココイチで働くのが楽しかったですし、将来独立できる点に大きな魅力を感じました。社員で定年まで働くのもいいのですが、私は大好きなココイチを自分で経営したかったのです。社員時代は名古屋や大阪の店舗を異動しながら、接客や調理、スタッフ育成、数値管理など、店舗経営に必要なすべてを学びました。客層も違えば、店舗規模も違う複数の店を経験できたのは大きかったですね。どんな店であっても経営者としてやっていける自信を身に付けることができました。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?
全オーナーの経営継続率は91%。
どこでも通用する経営力を習得できます。
どこの世界でも一緒だと思いますが、独立して経営を長続きさせるのは簡単なことではありません。ココイチの独立オーナーの経営継続率は91%(加盟店1117店舗・2023年までの10年間で集計)。多くのオーナーが安定経営を継続させているのです。ココイチという強力なブランド力も後押ししてくれますが、やはり一人ひとりの経営者としての力量が違うと感じています。独立制度を通じて、あらゆる局面に対応できる力を身に付けることができるからです。私の大きなモチベーションとなったのが1~9まである等級制度。1等級が最高位なのですが、等級が上がるごとにスキルも給料もアップ。等級が上がれば早く独立できるので、がんばりがいがありました。
グラフとにらめっこしていました。
今だからこそ笑えますが、やはり独立当初は店舗経営がうまくいくか不安な毎日でした。毎日売上のグラフを見ながら、今よりもっと集客するにはどうすればいいかを考えていました。今、順調な経営ができているのは、決して気を緩めずに経営してきたことにありますね。ココイチというブランド力があっても、最終的に経営を成功させるのはオーナーのがんばり次第です。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
ココイチのブランド力+自分の経営力で、
複数店舗を出店するのが今の目標です。
独立にあたり引き継いだのは大阪の店舗。地元が大阪だったので本部が考慮してくれました。現在の月商は約500万円。平日と土日合わせて連日130名以上のお客様が来店されています。引き継いだ当時の月商は約300万円(100名)だったので売上は上がりました。売上アップのためにしたことは、感謝の気持ちを込めて発声するなど、接客の質をこれまで以上に高めること。基本的なことですが、接客が良くなれば、リピーターも増えます。そのほかに漫画本の設置やテイクアウト売上増につながる施策など、工夫を行った結果が来店率や単価のアップにつながりました。経営者だから自分で考えたことを実行できる。それが売上に直結した時はうれしいですね。
先日は第一子が誕生。
プライベートも充実しています。
なるべくプライベートの時間を大切にしたいので、私は午前中だけのシフトを組んで、昼過ぎには帰れるようにしています。休日にすることは家族サービス。先日、第一子が生まれたので子供と過ごす時間が何よりのリラックス方法です。経営者になったからといって、毎日遅くまで働くようなことはありません。スタッフも育ってくれているので、安心して店を任せる体制ができています。
<契約時の費用>
FC加盟金/330,000円(税込)
<店舗所在地>
大阪府大阪市西区
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。