株式会社ソーシャルクリエーション/高齢者宅配弁当 ニコニコキッチンのオーナーレポート
南 繁世 年齢52歳
ニコニコキッチン/生野・東成店
既存店引継ぎだからこそ出会えたスタッフたち。今ではスタッフの存在がやりがいに。
PROFILE
介護職を退職し、介護施設向けお弁当宅配事業で独立する。独立から3年目に、在宅の高齢者の方にお弁当を宅配するニコニコキッチンに加盟。黒字店の既存店を引継ぎ、現在も順調な経営を実現している。
独立のキーワード
- 人との出会い
- 本部が親身になってくれた
- チームワークを実感
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?
事業拡大としての既存店引継ぎ。
新たな挑戦をスタートさせました。
以前は介護施設で介護職をしていましたが、独立を志して退職を決意。
介護施設でのニーズを考え、施設向けのお弁当宅配事業をスタートしました。
その事業を始めた3年目に、知人の紹介で出会ったのがニコニコキッチンです。
その知人はすでにニコニコキッチンに加盟し、事業を手広く展開していました。
私も介護施設向けではありますが、お弁当宅配事業を行っていたので
ニコニコキッチンの既存店を引継いで、事業として拡大してはどうかと勧められたのです。
ちょうど事業拡大を考え始めた時期だったこともあり、
黒字経営のニコニコキッチンを引継ぐことに決めました。
既存事業と近しい業態のため、既存事業との親和性の高さも魅力的でした。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?
既存店引継ぎならではのスタッフの存在に
心強さを感じました。
引継ぎ期間は2ヵ月間。
その間に、業務の流れや詳細を本部から教わりました。
既存店引継ぎなので、スタッフもお客さま(利用者さま)もそのまま引継ぎます。
そのため、引継ぎ期間も店舗は通常どおり運営され、売上も維持されました。
また、スタッフとの顔合わせを兼ねた食事会も開催。
後からスタッフに聞くと、どんな経営者になるのかと身構えていたみたいですが
すぐに打ち解けて、スタッフたちが力になってくれました。
もともと黒字経営の店舗でしたが、さらに売上を伸ばそうと売上計画を作成。
この時に掲げた売上目標は、本部からは難しいと言われたのですが
スタッフたちのサポートもあり、有難いことに目標を達成することができました。
安否確認も行うニコニコキッチンの存在が
利用者さまの救命につながった。
宅配の際に、具合の良くない利用者さまと連絡が取れなかった日。どうにかオートロックを解除しようとスタッフが奔走。何とかスタッフがお部屋に入ってみると、やはり利用者さまは転倒して動けなくなっていました。「利用者さまが無事でよかった」と話すスタッフの笑顔をみていると、私も自然と笑顔に。お弁当をお届けしながら、安否確認も行うこのビジネスの良さを改めて実感しました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
スタッフがイキイキしている姿を見ること。
それが私のやりがいです。
この仕事は調理が要になると考え、調理主任という役職をつくりました。
調理主任が調理全般に責任を持ち、
利用者さま一人ひとりの状態にあわせたお弁当を用意します。
また、スタッフたちにスキルアップを提案し
調理師免許の取得や、ヘルパーの資格取得を応援する仕組みもつくりました。
半分はスタッフが、もう半分はお店が資格取得費用を負担しています。
年齢を気にすることなくスキルアップできる環境にすることで、
離職を防ぎ、スタッフのやりがいも創出できればと考えています。
スタッフみんなが自らが考え、工夫することで売上も順調に増えてきました。
スタッフみんながイキイキしている姿を見るのが、私の一番のやりがいになっています。
ラグビーをする息子がつないだこのご縁。
大切にしていきたいと思います。
3人子どもがいるのですが、息子2人が小さい頃からラグビーをしています。休日は大学生の次男のラグビー観戦に出掛けることが多いですね。じつは、ニコニコキッチンを紹介してくれた知人というのも、息子のラグビーチームで知り合った親御さん。ラグビーをする息子たちを一緒に応援するところから始まったご縁が、新たなビジネスへとつながり、ご縁というものの面白さを感じています。
◆開業場所:大阪府大阪市
◆契約時の費用:311万円(加盟金209万円・加盟保証金80万円(非課税)・研修費:22万円)
※別途、店舗備品及び広告販促物費:390.5万円がかかります。
※その他、車両費、物件取得費、店舗改修工事費がかかります。
※すべて税込
株式会社ソーシャルクリエーション/高齢者宅配弁当 ニコニコキッチンのオーナーレポートで開業した別のオーナーの体験談
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。