ふわこっぺ/株式会社なゆたのオーナーレポート
西村 義則 年齢46歳
KURASHIKI ふわふわ 給食室
平日70名、週末は300名が来店。20日稼働で月商150万円いきました。
PROFILE
コンビニのフランチャイズ5店とフルーツジュースの店を展開する経営者。商店街に人を呼び込むための新規事業としてふわこっぺを2021年6月開業。出店は各メディアにも取り上げられ話題に。連日多くのお客様が来店中。
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?
観光客が減った商店街を復活させるには、
よくある食べ物では無理だと思いました。
以前から倉敷センター街で
フルーツジュースの店を経営していました。
ただ外出が厳しい状況の中で、
商店街への人の流れがかなり減り、
売上には大きな影響を受けていました。
なんとかしないといけないと考えていた時に、
知り合いの経営者から「ふわこっぺという店が人気らしい」
という話を聞いたのです。
ほかにあまりない食べ物で差別化が図れるし、
メニューも豊富でお客様があきることがない。
サイズも小さくてかわいいからSNS映えする。
これは「売れる」とピンときましたね。
オペレーションも基本はパンに挟むだけなので簡単。
ロイヤリティもかからない。
新規事業にちょうどいいと考え、
フルーツジュースの店舗の横で開業することを決めました。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?
小さいからまとめ買いする人、多数。
平均単価は1000円を超えています。
開業にあたっては、
商店街の入り口にあるので、
とにかくかわいくて目立つ店にしようと考えました。
うちの店が目立てば、商店街への人の流れが生まれる。
商店街に人を増やせば、地域全体が活性化する。
それも大きな目的です。
店のコンセプトは『小学校の給食室』にしました。
狙いは当たりましたね。
オープンが決まってから、
取材の問い合わせが5、6社来たほどです。
オープンしたのは6/10。
6月は実質20日の稼働しかありませんでしたが、
平日の平均来店数は70人で休日は2、300人が来店。
月商は150万円に達しました。
平均単価は1000円と非常に高いです。
小さめサイズだからまとめ買いする人が多く、
それが高単価につながっています。
クリームの入っていないこっぺぱん。
オープンして最初の頃は慣れないこともあって、パンの生地が全部くっついてしまったり、クリームを塗り忘れたということがありました(笑)。ただ、それも最初のうちだけですね。数日もすれば慣れてきて、今では失敗もなくなりました。そもそも難しい調理ではないので、まず間違えることはありません。アルバイトの若い子なんて、もうめちゃくちゃ早く映える商品をつくれますよ。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
オリジナルの『みたらしだんご』は、
店の看板メニューになっています。
オープンと同時にインスタをはじめたのですが、
1ヶ月を経たずして、すでにフォロワー数は1300人を突破。
こっぺぱんの人気は私の想定を超えています。
このままのペースであれば総額1000万円をかけた
初期投資は年内で回収できる予定です。
今の目標は複数店舗を展開して、
月商を3~400万円(平均単価1000円)にすること。
しっかりと魅力的な店づくりを継続していきたいですね。
そのためにおこなうのが、
例えばオリジナルメニューの開発です。
すでに「みたらしだんご」「ナポリタン」「津山ホルモン」など、
いくつかのメニューを開発しています。
基本、何を挟んでもパンに合うから、
お客様をあきさせないメニューを次々と開発できるのです。
ON・OFF
フルーツサンドの売上も、
商店街の人も増えました。
新規事業をはじめたからといって休日に影響はありません。普段どおりに、コンビニやフルーツジュースの店も見ながら、経営しています。既存店の横にあるのでジュースの売上も上がりましたね。一番うれしかったのは商店街に以前の活気が戻りつつあること。オープンしてから明らかに商店街を訪れる人の数が増えており、こっぺぱんを通じてしっかりと地域貢献ができています。
●契約時の費用
加盟金:88万円(税込)
研修費:22万円(税込)
保証金:20万円(非課税)
●店舗所在地
岡山県倉敷市阿知
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。
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