教える自信も経験もなし。少子化で危うい業界では?
特別企画
今、個別指導塾の業界が急成長している。09年2月の日本経済新聞でも「07年度の学習塾・予備校全体の市場規模は4年前に比べ4%縮小したが、個別指導は12%と高い成長(矢野経済研究所調べ)を遂げており、学習塾が児童の習熟度にあわせた個別指導事業の教室数を拡大する計画」がとりあげられた。
その背景には、小中学校の授業時間が最大3割増える新学習指導要領が2011年春に全面実施される影響で、集団授業についていけなくなった子供たちが、通常の塾から個別指導へシフトしてくるとの読みがあるという。何かと難しいイメージを持たれがちなビジネスだが、独立開業を考えるあなたにも大いに検討する価値があるのではないだろうか。
塾経営の誤解 その1
実態
個別指導塾の魅力の1つは、1人の生徒を長期に渡って指導していくようにすれば、ある程度生徒が集まったところからは大きな集客コストも発生せず、比較的高い利益率で安定した収益が見込めることだ。アントレ に掲載の塾オーナー募集には、年収1000万円以上も十分可能な独立プランが多いので、ぜひ自分の目で見てほしい。
また、個別指導の場合、教室として広いスペースを確保する必要もなく、駅前などの好立地でなくてもよいため、固定費を低く抑えることも可能。
ある程度軌道に乗ってきたら複数教室に展開していくオーナーも多いという。
塾経営の誤解 その2
実態
塾の経営というと、教育免許や塾や学校の講師経験がないとできないと思われがちだが、実際あくまで「経営」するのが仕事だ。生徒に教えるのはあなたが雇う講師・アルバイトであり、教える内容や教え方のノウハウについては本部がメソッドとして提供・指導してくれる。フランチャイズオーナーは安心して、講師の採用・シフト管理や子供の集客、組織運営といった経営の仕事に集中すればいいのである。集客やマーケティング、事業計画作成など、自信のない人はサポートが充実している本部を選ぶようにするといいだろう。
塾経営の誤解 その3
実態
文部科学省が行っている調査(*)によると、現在子供の通塾率は小1の約16%から中3の約65%までと高い。かかる費用は、この15年で月1.5万円から2.1万円へと、40%もアップ。出生率は下がり続けているものの、1人当たりの塾にかける費用は確実に上がっている。そして、その指導の中身は、小中共に「学校の宿題や予習・復習」が約4割以上と最多。「家庭で勉強をみてやれない」、「一人では勉強しない」などの理由により、学習量と質をカバーしてくれる身近な「個別学習塾」への期待は大きいようだ。
(*)「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」平成20年8月度版
塾経営の誤解 その4
実態
教育業界の経験や塾講師アルバイト経験などがないと難しいと思いがちだが、まったくの未経験からこの業界に飛び込んで成功している先輩たちはとても多い。アントレ でそうした先輩実例を紹介しているのでぜひ見てほしい。それを可能にしているのは、やはりフランチャイズとしての、パッケージ化されたノウハウやサポート体制。業界知識等は経営者としての意識と加盟後の努力次第と言えるだろう。むしろ、他業界でのマネジメント経験やマーケティング、経理、事業企画、販促など、あなたのビジネス経験が生きる可能性は大きい。
未経験者にもチャンスがいっぱいの塾オーナーへの道。