高校卒業後、大手製紙会社の製造部門で勤務。安定した会社員生活を送っていたが、好物のやきとりを扱う飲食店をやりたいと、やきとり居酒屋の開業支援を行うティーネット鰍ニ契約。2008年6月に勤務先を退職し、独立・開業を果たす。
アントレ本誌を活用
やきとり居酒屋の開業支援を受け独立
小松 幸広さん(40歳)
「とりのすけ高知本店」の来店客は8割が大学生。「私たち夫婦の誕生日や自分たちの卒業式に手紙やプレゼントくれたりね。親や兄姉のように慕ってくれています」と小松さん
開業データ
開業年月:2008年7月
所在地:高知県高知市
坪数:16坪
売上高:月商350万円(2009年5月実績)
開業資金 | 総額1200万円 |
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研修費 | 150万円 |
物件取得(保証金) | 100万円 |
内外装工事 | 950万円 |
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「独立」について家族からの反対はなかった?
会社員時代の楽しみは、近所の店で買った焼き鳥で晩酌することでした。そのうち、「自分で居酒屋をやりたい」と思うようになり、『アントレ』を購読。炭火やきとり「とりのすけ」を展開するティーネット鰍ゥら資料を取り寄せると、すぐに同社から連絡をもらって。妻を連れて神戸の本社を訪ねました。ところが、そこで初めて私が独立しようと考えていることを知った妻からは、「安定した今の生活に何の不満があるのか」と猛反対されてしまったんです(笑)。
「とりのすけ」での独立を決めた理由は?
結局、妻の承諾を得るまでに1年8カ月かかりました。その間、ずっと私たち夫婦のことを気遣ってくれた同社の片山社長とは、連日メールや電話で互いの近況を情報交換。その真摯で優しい人柄に引かれました。同時に私は既存店を回って、各店の経営状況をリサーチ。お客さまから深い信頼が得られれば、必ず利益が出ることを確信しました。そして何よりの決め手は、どのオーナーも「社長が大好き」と熱く語っていたこと。私は勤めていた会社を、看護師だった妻は病院を退職。「とりのすけ」での独立を決めました。
これまでに大変だったこと、うれしかったことは?
「これだ!」と思った物件に浄化槽がついていなかったこと。設置工事に最低でも450万円かかると知った時はショックでした。そんな矢先、大家さんが「工事費用の全額を負担してやる」と言ってくれたのです。開業前研修では、妻が何百種類ものメニューを5日間でマスターして料理が苦手な私をフォローしてくれたりね。コンスタントに月450万円を売り上げ、多店舗化を目指します!
本部担当者より
ティーネット(株)
取締役
片山 由佳さん
現在、「とりのすけ」は全国に29店舗。業界経験のなかった人も、当社の研修店で店舗運営に必要な知識やスキルを習得し、繁盛店オーナーとして活躍しています。また当社では、開業後も運営コストを抑えるためのノウハウや情報を惜しげなく提供して、オーナーの個性を発揮できる店づくりを強力にサポート。地域のお客さまから愛される個性的で、おいしいやきとり居酒屋の開業をバックアップしていきます。
問い合わせ先:(フリーダイヤル)0120-891093
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