「配る方も受け取る方も時間に縛られないのが、冷凍弁当の大きな魅力」と梶山さん。「一日に配達する弁当は約40食。いずれは100食まで伸ばすのが目標です」
アントレ本誌を活用
けんたくん 小倉北店
梶山 徹さん(36歳)
独立起業に際しては金融業で積んだ経験を生かし、業種を限定せず、低資本で開業可能な多数の事業を比較検討。着実な事業性と地域貢献度の高さに魅力を感じて「店舗も厨房もいらない冷凍弁当宅配サービス事業」を選び、2007年4月開業。
開業データ
開業年月:2007年4月
所在地:福岡県北九州市
売上高:月商100万円(2008年12月実績)
開業資金 | 総額552万5000円 |
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加盟金 | 189万円 |
保証金 | 60万円 |
機器・広告費等 | 113万5000円 |
研修費 | 40万円 |
軽自動車(配達用) | 130万円 |
什器備品 | 20万円 |
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契約先企業に興味を持ったポイントは?
30歳をすぎた頃から「いつかは独立を!」と考え、情報収集を行いながら資金をためていました。『アントレ』も重要な情報源で、「手持ちの資金で、すぐにでも開業可能」という条件に合う情報があれば業種を問わず資料請求。また仕事が金融業だったこともあって、アントレフェアでは興味を持った企業に納得いくまで質問を重ねました。そんな中で、きわめて誠実に対応してくれたのが、健康食の宅配サービス「けんたくん」を展開するジョイントだったんです。
契約から開業までの流れを教えてください
「けんたくん」は高齢者や病態者に冷凍のお弁当を届ける宅配サービス。同様の募集を行う企業はほかに何社かありましたが、初期投資額がいちばん低く、冷凍庫1台置けるスペースがあれば開業できるうえに、調理の手間や厨房設備も不要で、冷凍だから何食分かをまとめて配送できるところも他社にはない魅力でしたね。大阪の本社を見学し、製造過程や細かい仕組みまで確かめてから、契約を決意。担当者のサポートを受けながら、2年前の春に開業しました。
仕事を通じて得た手ごたえは?
腎臓病や糖尿病など、お客さまの多くは何らかの食事制限を要する方。届ける際に世間話を交わし、病状を把握して一人ひとりに対応したメニューを工夫するなど、きめ細かい配慮が欠かせません。そのために知人の栄養士に教わったり、病院主催の学習会に参加するなど、勉強もずいぶんしましたよ。「入院中の食事に比べてはるかにおいしい」「おかげで数値が落ち着いた」といった声を聞くと、少しはお役に立てたかなと、今までにない手ごたえを感じますね。
本部担当者より
(株)ジョイント
加盟開発部
吉永 誠二さん
店舗も厨房もロイヤリティも不要で、冷凍庫を置くスペースさえあれば自宅でも開業できるのが、当社システムの特徴。商材はすべて当社が調理・提供するので飲食関係の資格や免許も不要ですし、開業前に直営店舗や製造工場でしっかり研修を行いますから、未経験からのスタートでも心配無用。冷凍だけに、まとめて配達できるなど宅配効率もよく、衛生的で食中毒の心配もありません。
問い合わせ先:(フリーダイヤル)0120-240-821
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