「人が好きでないと続けられない仕事です」と佐藤さん。生徒だけでなく、その家族、教室のスタッフとも密に連絡を取り合うことが大切だと語る。目標は来年中の2号教室の開校だ
アントレ本誌を活用
Covez 経堂教室
佐藤 元彦さん(34歳)
大学卒業後、金融機関に就職。その後、大手進学塾に転職、そこで7年の経験を積み、独立に対する思いを強くする。昨年、個別指導塾のFCとして独立を果たす。
開業データ
開業年月:2007年2月
所在地:東京都世田谷区
坪数:30坪
売上高:年商1500万円(2007年度実績)
開業資金 | 総額1215万円 |
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加盟金 | 315万円 |
物件取得 | 300万円 |
内外装 | 300万円 |
設備・備品 | 200万円 |
求人広告など | 100万円 |
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独立を志したきっかけは?
企業に勤めていると、自分が担うのはどうしても仕事の一部分でしかありません。経営者となって、大きな仕事や責任のある仕事がしたい。自分色に染められる “佐藤ワールド”のようなものをつくりたいと思うようになりました。そこで独立の第一歩として、まずは大手学習塾に転職、教室長・エリアマネージャーを経験しました。オーナーではありませんが、経営者の立場を疑似体験することで、独立・開業のための才覚を養うことができたのではないでしょうか。
本部選択の決め手は?
現在は生徒の能力が多様化しており、個々に合わせた個別指導の重要性を感じていました。そんな時、城南予備校が個別指導のFCを始めることを『アントレ』で知って興味を持ちました。私は経験者だったので、本部のサポートやノウハウよりも、同校の知名度による講師募集や集客力にひかれました。また、FC事業を開始したばかりということで、本部とともに新しいものをつくり上げていくことができるのではないか、と思ったことも決め手でしたね。
会社員時代との一番の違いは?
“雇われ教室長”だった時と比較すると、仕事内容に大きな差はなくても、すべてが自分の責任であるということを強く感じます。生徒に対する責任はもちろん、当校に勤務する講師たちに対する責任も気持ちのうえで大きな違いがあります。その分、彼らの成長が感じられた時には喜びもひとしお。生徒がヤル気を出してくれるようになったり、バイト感覚だった講師にプロ意識が芽生え始めた姿を見ると、心底「独立して良かったな」と感じますね。
本部担当者より
(株)城南進学研究社
個別指導事業本部
FC事業推進室 マネジャー 山室 秀俊さん
当社では、2002年から個別指導塾の直営を開始。これまでの実績とノウハウを生かし、さらに多くの生徒に学習の機会を増やしたいという思いから、FC展開に踏み切りました。通常の個別指導塾は小中学生のみを対象にすることが多いのですが、当社の場合は大学受験を目標とする高校生まで対象を拡大。生徒が長期間、安心して利用できる教室づくりが可能ですので、地域に根ざした教育ビジネスを実現できます。
問い合わせ先:TEL.044-246-2059
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