
カウンターに、テーブルにと、参加者は思い思いの場所で会話を楽しむ
大和市は神奈川県のほぼ中央にある中規模都市で、横浜や新宿にも出やすい町。そんな大和市で毎月1回開催されているのが大和異業種交流会だ。地元のバーで開催されるアットホームな雰囲気が特徴だ。主宰者は地元で社会保険労務士事務所を開業している福田敦子さん。社労士として本格的に開業した際、まずは人に会うことが大事だと考えて異業種交流会に参加してみたのが自分で主宰するきっかけになった。
「最初は大規模な名刺交換会やセミナーのある交流会に参加していました。しかし、知り合った方との交流がその後なかなかつながらない。自分に合っていたのは、士業の人が集まった小規模な飲み会や、地元に近い場所で開催されるアットホームな交流会だったのです。お互いが顔見知りになれる規模で、本当に仲良くなれるんです。そのうち、地元の大和でも仕事を広げていきたいと考えるようになり、また、生まれた町に貢献したいという気持ちもあって、大和で交流会をやってみようと考えたのです」
スタートしたのが2010年4月。当初は大勢の人を集めようかとも考えた福田さん。しかし規模が大きくなれば一人ひとりと話す時間が限られ、深い交流にはつながらない。やはり、自分が好む、小規模でもつながりができる交流を大事にしたい。そう考え直して生まれたのが大和異業種交流会だという。
「20代の末に独立したので社会経験も豊富ではなく、例えば建設業の人がどんな仕事の仕方をしているかも知りませんでした。自分が社労士として仕事をするうえでも、そうした知識は役立つはず。反対にほかの業種の人が保険や退職金、助成金などのことで困っている時は、相談に乗ることができる。そんなお互いにメリットのある情報交換を、異業種交流を通じてできればいいと思ったのも、この会を発足させた理由の一つです。交流することでお互いに声を掛け合い話すことがとても勉強になり、自然と協力関係が生まれてくるものです」