2014年11月21日更新

アントラが心配するのはもっともですね。起業するにはお金がかかります。これはホントに想像以上にかかります。多くの人が起業後に気づくことですが、資金は最初に想像した額の「3割増」から「倍」くらいは必要になると思っていてよいかと思います。 店舗の保証金、内装、車輌などの設備資金、賃料など店舗・事務所の維持費、人件費、広告宣伝費、その他諸経費……。自己資金でカバーできないのは普通のこと。
では、これをカバーするためにどうやって資金を調達するのか。
一つは、起業時に受け取ることができる助成金・補助金。 これは、国や自治体が中小企業振興や雇用促進のために支給する返済不要のお金で、数百万円という高額のものもあります。要件や手続きは各助成金・補助金によってさまざまですが、ただ、一つ覚えておいてください。仮に助成金・補助金が受けられたとしても、入金されるのは数カ月後〜半年後くらい。しかも、お金を先に使い、それから受け取るという制度が大半です。ということは最初に頼るべきは助成金・補助金ではなく「融資」です。アントラも興味深々の「融資」の話。ちょっと奥が深いので、これから随時このページで、じっくり紹介してゆきますね。