株式会社エニワンのオーナーレポート
山田 幹介オーナー 年齢48歳
いくらや 西川口2丁目店

赤字続きの開業2ヶ月から、泥臭い営業で平均月商450万円(埼玉/1人)まで成長しました。
PROFILE
30年以上飲食業界で経験を積んだ後、人手不足や物価高を機に買取業で独立し、2025年2月「いくらや西川口2丁目店」を開業。地道な営業と自由なお店づくりで収益を確保し、軌道に乗せる。プライベートでは3児のパパ。
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?

物価高や人手不足に左右されない買取業。
さらに自由なお店作りが決め手でした。
30年以上、飲食業に携わってきましたが、物価高や人手不足で限界を感じるようになりました。すでに48歳、年齢的に異業界への転職も難しく、自然と自分で事業をやろうと考えました。原価高や人材不足の心配が少なく、一人でもできる仕事を探し、たどり着いたのが買取業です。
いくつか比べた中で一番惹かれたのが「いくらや」。社長の「学歴がなくても成功できる」という言葉に背中を押されましたし、まだ新しい会社だからこそ決まりが少なく自由度が高いのも魅力です。卸先も自分で選べて高く売れるところに出せる。遺品整理など別事業を併設してもOK。この柔軟さなら自分の店を自分で育てられると思い、接客経験を活かして挑戦しました。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?

泥臭い営業のおかげで、
ピンチを乗り切れました。
物件探しには苦労しましたが、条件の合う場所にやっと出会えて、なんとかスタートを切れました。研修はZoom中心でしたが、ロールプレイングで接客を繰り返し学べたのが大きかったです。オープン当日は雪の中、初めてのお客様が来てくれて、貴金属やカバンをまとめて売ってくださったのが今でも忘れられません。
実は開業から2ヶ月間は思うようにお客様が増えず、本当に苦しかったです。何もせず、ただ店で座るだけの日もありました。でも、ティッシュを店の前や駅前で配り、ポスティングもして、とにかく泥臭く動きました。その結果、開業3ヶ月以降から一気に数字が伸び始め、少しずつお店が地域に浸透していったのを実感しました。
実は、開業から2ヶ月目あたりで
「辞めたいです」と本部に伝えました…
開業して2ヶ月、全然利益が残らず「もう無理かも」と思って本部にやめたいと相談しました。すると「利益の出し方から見直しましょう」と言われ、ただ高く買えばいいわけじゃないと教わったんです。お客様の期待値に合わせて喜んでもらう価格を考えること、自分のお店だから利益を残す大切さ。あのときの一言があったから今があります。今思えば笑えるくらい、視点が変わった瞬間でした。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください

感謝と利益が返ってくる。
地道な努力がしっかり報われます。
この仕事の魅力は、利益を残しながらお客様に感謝されることです。飲食時代と同じで、接客を大事にすれば「また来るね」「友達に紹介したよ」と言ってもらえる。やり方が間違ってなかったんだと実感できる瞬間が嬉しいですね。大きな買取が決まれば、その日のうちに家族で焼肉に行けるのもリアルなやりがいです(笑)。
来客数も増えた今、西川口で開業して5ヶ月・平均月商450万円、利益率も大幅アップ。毎月30万円、40万円と大きな買取が続き、私は「ラッキーだった」と思っていますが、本部には「それは山田さんの力ですよ」と言われます。確かに、やるべきことを真面目にやってきた結果です。これからも気を抜かず基盤を固めていきたいです。
ON・OFF
子どもの成長を近くで見守れる。
この働き方を選んで良かったです。

開業してからは走りっぱなしでしたが、今は仕事を調整して子どもと過ごす時間をしっかり取れるようにしています。会社員時代は帰宅が遅く、週末に「こんなことできるようになってたの?」と驚くばかりでしたが、今は毎日ご飯を一緒に食べて会話ができ、成長をそばで感じられるのが嬉しいですね。川遊びや温泉旅行にも連れて行けて、家族の笑顔が何よりのやりがいです。
【契約時の費用】220万円(税込)
<内訳>
・加盟金0円
・保証金0円
・研修費110万円
・特殊備品55万円
・物件企画調査費用55万円
※私の場合、上記の他、物件取得費120万円、内外装費180万円ほどかかり、準備金を含めて総開業資金780万円ほどかかりました。
【店舗所在地】
埼玉県川口市西川口2-2-1
株式会社エニワンのオーナーレポートで開業した別のオーナーの体験談
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。