ままはぐ / スティルウィーライズ株式会社のオーナーレポート
塩穴 忠秀 年齢53歳
ままはぐ八王子片倉事業所
母子家庭で育った私だからこそ、社会におけるこの施設の必要性が理解できました。
PROFILE
会社員一本で生活することに不安を感じ、複数のビジネスを検討。社会貢献性と収益性の観点からままはぐを選択し、2022年に開業。法人化も同年。現在は会社員をしながら、ままはぐと並行して経営中。
独立のキーワード
- 地域に貢献したい
- 本部が親身になってくれた
- 社会貢献ができる
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか？
頭に浮かんだのは自分の母の顔。
保護者の力になりたいと思えました。
会社員をやりながらできるビジネスとして、
一番最初は飲食店のフランチャイズをはじめたのですが、
並行して経営するのが難しくて辞めたんですね。
そこで新たなビジネスを探していた時に、
ままはぐが加盟店を募集していることを知ったのです。
興味を持ったのは、
重症心身障がい児を受け入れる施設であること。
重心に特化した施設は世の中に少ないから、
私が開業すれば地域で困っている
多くの保護者やお子様を助けられると考えたのです。
そう考えた原点には、
私が母子家庭であったことが影響しています。
常に脳裏にあったのは、
忙しそうにしながら子育てに追われる母の姿。
困っている保護者の支えになれるビジネスをしたいと思えました。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか？
会社員と経営者の両立が可能なのは、
本部のサポート体制のおかげです。
会社員との両立は可能なのか。
児童発達支援・放課後デイサービスは知識はないけど大丈夫か。
はじめる前は多少不安はありましたが、
それを払拭してくれたのが本部の万全のサポート体制です。
物件取得、人材確保、事前協議＆本申請同行、研修まで、
ハード・ソフト両面で支援してくれるので、
開業ほどなくして経営を軌道に乗せることができました。
現在は会社員をしながら仕事の空いた時間を、
ままはぐの経営に振り分けています。
今は定員5名に対し、契約児童数は10名。
ほぼ毎日が満員の状態です。
スタッフは社員4名、パートが8名。
みんなががんばってくれているので、
会社員と両立しながら問題なく経営できていますよ。
抱くと泣く子。
毎回、送迎するお子さまがいるのですが男性が抱っこすると泣く子でした。ところが今では会うたびに笑ってくれるようになり、私が抱っこしても泣かなくなりました。何度も送迎で会ううちに、私との距離が詰まったのもありますし、日々の支援の中で成長を遂げたんですね。そんなお子さまの数を増やすのが私たちの使命。子どもの成長を見守りながら私も経営者として成長したいと思います。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
日々、表情が明るくなる子どもの姿。
八王子を笑顔があふれる地域にしたいです。
私は基本施設内で仕事をしているのですが、
時間がある時はお子さまの送迎もしています。
その時に保護者の方から、
「自分の時間が持てるようになった」
「子どもがたくさん笑うようになった」など、
感謝の言葉をいただくことが多いですね。
困っている保護者を助けたいとの想いからはじめたビジネスなので、
感謝されるたびに毎回大きなやりがいを感じています。
今後の目標は、地域でお困りの方をもっと支えること、
そしてさらに収益を上げていくことです。
収益を上げるには医療単価を上げる必要がありますし、
コストも改善していかなければなりません。
日々、スタッフと話し合いながら、
また本部のアドバイスも受けながら経営戦略を練っています。
趣味は布団とバイク。
時間がある時は昼までずっと寝てるか、趣味のバイクをいじったりしています。会社員の時よりは忙しくなりましたけど、経営が楽しいので苦痛ではありませんね。常に経営のことが頭にあって、休日に思い付いたアイディアをスタッフと共有することもあります。施設経営を成功させるにはどうすればいいか。趣味のバイクいじりよりも、はるかに夢中になれるものに出会いました。
●施設所在地
東京都八王子市
●契約時の費用
＜加盟金＞
330万円
※税込
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。