株式会社日本仲人協会のオーナーレポート
市川 雅英 年齢48歳
アエルふくしま
創業スクールで無謀といわれた事業計画を達成。想像を超える成果がでています。
PROFILE
前職は会社員。第三セクターの会社で、自治体のホームページ企画・制作を担う。東日本大震災にあい、独立を考えるように。会社を退職し、開業したのが2014年9月。140名もの会員をあずかる結婚相談所を経営している。
独立のキーワード
- 人を喜ばせたい・感動させたい
- まずは行動
- 地域の役に立てる
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?
東日本大震災をきっかけに、
アナログで人をつなぐ大切さに気付いた。
前職では自治体のホームページ運営や企画、制作を行っていました。東北人として忘れられない東日本大震災があり、自治体の仕事だったため震災中もずっと仕事をしていました。それまではデジタルを通じて人と人をつなぎたいと思ってきたのですが、震災にあって改めて気づいたのは、アナログで人をつなぐ大切さでした。在職中に夜な夜な探したビジネスの中で、初めて婚活ビジネスがあることを知りました。業界大手なども含めていろいろ調べた結果、会員数の多さより成婚数の多さに注目するように。会員は成婚をゴールとしています。それなら、同じ成婚をゴールにおいて成果報酬型で行う本部に加盟しようと、日本仲人協会への加盟を決意しました。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?
無謀といわれた年収1000万円の事業計画。
それを昨年クリアしました。(会員140名)
開業後は、理事長が体験談と共に教えてくださるノウハウを全て実行しました。チラシを配る、過去に面識のある人たちに開業のお知らせをする。そうした地道な活動で、半年後には20名の会員が集まりました。それからは口コミやインターネットでの集客がメインとなり、今では会員数140名に。一人ではおあずかりできない人数なので、今は仲人を2名育成しているところです。開業当初、商工会議所の創業スクールで、年収1000万円の事業計画を立てたのですが、開業5年目にこの福島の地でその目標を達成しました。当時、計画書の目標値が現実的ではないと先生から言われたのですが、それを無事達成し、今は新たな目標に向かって突き進んでいます。
「ご縁」というものの存在を日々実感する。
それが仲人という仕事かもしれません。
6月に入会した女性会員が7月初めにお見合いし、わずか2週間で結婚が決まりました。女性会員の名前をやっと覚えたばかりの時期でのスピード婚。おめでたいと思う反面、大丈夫かなという心配もあり、女性会員に話を聞いてみました。「いろいろ考えた結果、彼についていこうと決めました」と確信をもって決意された模様。ご縁があれば、成婚までの時間は関係ないのだと改めて思いました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
開業して初めて知った仲人のニーズ。
仲人は真に必要とされる仕事です。
地域に特化して人と人をつなぐ仕事をしたいと考えています。地域に根差すために、今は拠点を増やそうと計画中。現在、仲人を2名育てているのもそうした想いからです。開業して思うのは、仲人はとても必要とされる仕事だということ。だからこそ口コミでの入会が絶えずあり、月に数名ほど成婚しては、10名ほど入会するという流れができているのだと思います。仲人として私が大切にしているのは、一歩ひいて会員を見ること。べったり寄りすぎてしまうと、会員の良さが見えなくなります。仲人というニュートラルな立場だからこそ、できることがある。一歩ひいた立場で会員に寄り添い、これからもどんどんご縁をつないでいくつもりです。
ロードバイクに乗るときの自分を、
ビジネスのときの自分とシンクロさせる。
休日は趣味のロードバイクに乗っています。時には1日で200キロ走ることも。この仕事をスタートしてから始めた趣味ですが、この余暇の使い方が業績にシンクロしていると思っています。この趣味がなかったら、ビジネスも上手くいってないかもしれません。ロードバイクに乗ると、辛い状況で踏ん張るか休むかは自分次第。高い所からしか見えない景色があり、まるで仕事そのものなんです。
◆契約時の費用/
・加盟時、協会へ33,000円(税込)
・加盟金除いてパソコンや名刺、ホームページ作成などの費用に50万円(任意)
◆開業場所/福島県福島市
株式会社日本仲人協会のオーナーレポートで開業した別のオーナーの体験談
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。