ままはぐ / スティルウィーライズ株式会社のオーナーレポート
金本 二郎 年齢45歳
(株)D-green
専門の施設がないから困っているお子様がたくさんいる。社会に必要と強く感じました。
PROFILE
高校を卒業後、大手カフェチェーンに就職。イベント運営会社への転職を経て、30代の時に起業。新たな収益の柱として複数の新規事業を検討する中で、ままはぐに大きな可能性を感じ、2022年に加盟する。
独立のキーワード
- 地域に貢献したい
- まずは行動
- 社会貢献ができる
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?
社会に貢献できるというだけでなく、
収益の安定性も決め手になりました。
30代からイベント会社を経営していましたが、いずれ新規事業をはじめようと5年程前からアントレはチェックしていました。本格的に検討しはじめたのは新型ウイルスが流行り出してから。一つの事業だけで会社を運営することに大きなリスクを感じたのです。資金がそれほどかからず、自分でもできる仕事はないかと、飲食や清掃ビジネスなど資料請求したのは数社。その中で気になったのがままはぐでした。重症心身障がい児(以下、重心症児)の専門施設が少ないことで大きなニーズが見込め、施設があることで救われる多くのお子様や保護者がいる。ただ安定収益を得られるだけでなく、社会に非常に貢献できる。そこに私の心は大きく動かされたのです。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?
見学で圧倒された先輩オーナーの本気度。
私もこんな場所をつくりたいと思いました。
実は当初、フランチャイズビジネスに偏ったイメージを持っていました。本部の言われたままにビジネスをするだけ。どこかでそう思っていたんですね。だから、加盟前に一度オーナーに会おうと先輩オーナーの施設に見学に行ったんです。そこで働くスタッフはみんなイキイキしていました。人を支えるという喜びに満ち溢れている。皆さんのその姿を見て、私もこんな施設を運営したいと思ったのです。もちろん、社会的意義だけで家族や社員たちを食わせていくことはできない。安定した収益が出るのか売上から経費まで収支も見せてもらいましたよ。収益もしっかりと確保されていましたので、新規事業としてはじめる価値が大いにあると感じたのです。
水も出ない、ネットもつながらない。
国への申請から立地探しまで、開業時の手厚い本部サポートは非常に助かりましたね。アドバイスを受けながら、重心症児を預かる病院の近くにいい物件を見つけました。ただ、入居したら水が出ないし、ネットもつながらない。調べたら、以前は倉庫として使用されていたので水道管もネットもつながっていなかったことが判明したのです。借りる前にしっかりチェックするのが大切ですね(笑)
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
施設を増やす方向で動く政府の取り組み。
追い風を受けながら事業拡大を図ります。
現在、スタッフは管理者や看護師、保育士などを含め7名です。私はイベント事業も見ているので、施設に出向くのは週2回程度。行った時はスタッフから利用者の状態や課題などをヒアリングし、今後の方針を決めるオーナー業に専念しています。まだ開業まもないので、今後の目標はいかに施設の認知を高めていくかですね。近隣に施設がないから自宅でケアしている保護者が多く、そもそも専門の施設があることを認知していない方も多くおられます。その認知を高めるために、今は地域の病院や訪問看護ステーションなどをまわっているところです。現在、政府は重心症児の増加から重心施設を増やす方向で動いている最中。社会的な追い風が吹いています。
先日は家族で海鮮丼を食べにドライブ。
いい仕事には、いい休息が必要です。
土日には基本休むようにしています。新規事業が増えたからといって、プライベートを犠牲にはしたくないですね。先日は家族とドライブして海鮮丼を食べてきました。このビジネスはオーナー業に専念することができるので、私のように複数事業を展開する経営者もやりやすいと思います。そのぶん、常に最新状況を把握しておくことが重要。スタッフとは密に連絡を取りあっています。
●施設所在地
東京都八王子市
●契約時の費用
<加盟金>
330万円
※そのほか、物件取得費・内装工事費など含め総額1400万円
※すべて税込
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。