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2024/03/22 プレスリリース

【個人M&A・小規模M&A支援プログラム受講生の成約事例】「親族以外に事業を継承する」と答える中小企業が初めて1/4超え。 30歳の会社員が、親族からの承継打診を機に経営の道に

経営未経験者に、事業承継型のM&Aのノウハウを提供する「事業承継実践プログラム(以下、本プログラム)」を提供する株式会社アントレは(本社:東京都港区、代表:上田隆志)は、2021年11月の第1期から現在まで、プログラム卒業生から数多くの事業承継型の個人M&Aのマッチングを支援してまいりました。この度、静岡県在住の30歳男性が、会社員を続けながら副業として経営できるインターネット通販事業をM&A。1か月目から黒字を実現いたしました。今後も2事業目のM&Aの検討をするなど、経営者としての基盤作りを進めております。

【親族以外に事業承継する会社は年々増加。後継者不在もまだ半数】

3月5日に東京商工会議所が発表した報告書によると、東京23区内の後継者がいる中小企業のうち「親族以外の従業員に事業承継をする」と答えた企業の割合は27.4%と、2017年の調査開始以来、初めて4分の1を超えました。同所は、「経営者の高齢化が進み、事業承継されないと廃業の可能性が高まる。円滑に次代につなぐ対策が急務」と伝えています。さらに、後継者を決めていないが事業を継続したい企業の課題についても調査したところ、「後継者の探索・確保」が49.0%で最も高く、成長性のある事業ですら後継者不足に悩む現状が伺えます。

【親族からの承継打診を断るも、副業で始められる承継案件を求めプログラムへ】

山口様は現在30歳。大学卒業後、化粧品メーカーに就職。現在は香料メーカーで品質管理の仕事に従事されています。会社員としてキャリアを積んできた山口様が最初に「経営」に興味を持ったのは、山口様の叔父が経営している会社を「継いでくれないか」と打診されたことがきっかけでした。結果的に継がなかったものの、真剣に検討したことで、自分でも経営をしてみたいと意欲を持つようになりました。すぐ現職を辞めるつもりはなかったため、副業で始められるビジネスを探していたところ、叔父が山口様に打診したように、「既にあるビジネスを継ぐ選択肢もあるのではないか」と考え、インターネットを通じて本プロラムと出会い受講を決めました。本プログラムを通じて、数十名の事業の売り手経営者と面談を重ね、収益面の見立てがあること・興味の持てる商材を扱っていること、この二点が合致するものとしてネット販売事業の個人M&Aを2023年11月に実行。引継ぎ初月の12月から黒字を実現しました。

【しばらくは会社員を続けながら副業で経営。ゆくゆくは経営一本も検討】

山本様は当面、現職の会社員の仕事を続けながら副業として事業経営していくとのことですが、物販ビジネスが軌道に乗った後、近い将来に2つ目の事業承継も行うことを既に計画されています。既に新しい売り手経営者との面談を重ねています。将来的には経営者一本にキャリアを積んでいくことも視野に取り組んでいるとのこと。

山口様より、「事業承継実践プログラムは、座学はもちろん参考になりましたが、実になったのは数多くの経営者とお話できたことです。承継の話を超えて、事業経営についての考え方に多く触れられたのは財産になりました。」

今後も、アントレは本プログラムを通じて、事業承継での独立を応援してまいります。

<アントレ事業承継実践プログラムについて>

アントレが提供する、個人が事業承継での独立を実現するために、必要な力を身に着ける集中プログラムです。

◆まずはオンライン動画で学習をし、その結果を試すための実践ワークに取り組みます。

◆その後、M&A経験の豊富な専門家の伴走支援のもと、『自分自身の経験・スキルの棚卸し』から『面談』『契約』までの各ステップを実践で学んでいきます。事業の売り手である経営者とも数十名会えます。

◆困ったことは何でも「M&Aの専門家」である講師陣に相談でき、伴走体制を徹底している点も大きな強みです。

本プログラムの特徴の一つは、『委託型ではなく、受講者自身の自走型であるため、費用が抑えられる』ことです。一般的なM&A仲介会社に依頼して事業承継を行う場合、費用が500万円以上かかることもある中、本プログラムは案件の探索から契約締結まで自分自身で行うため、余分なコストがかからず、プログラム費用は49.5万円(税込)です。

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<会社概要>
会社名 : 株式会社アントレ(代表=上田隆志)
本社  : 〒107-6111 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル 11F
事業内容: 独立・開業領域における求人メディアの運営事業
URL   : https://entrenet.jp/

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