ひとりひとりの、
「自分の働き方をより良くしたい」
を叶えられるメディア・サービスに
株式会社アントレ 代表取締役 上田 隆志
2019年4月1日、株式会社アントレは、リクルートグループから独立し新たなチャレンジをスタートしました。1997年に独立・開業の情報誌を創刊して以来、24年目を迎えました。これまでアントレを応援・ご支援いただきました、ユーザー様、クライアント様をはじめ、関係各位の皆様には改めて感謝を申し上げるとともに、変化に富んだ今の時代にマッチした働き方を率先して提案し続けるメディア・サービスに大きく進化していきたいと考えております。
更なるテクノロジーの進化やここ数年の副業解禁などのトレンドに加え、2020年に入り全世界的に社会・経済情勢に大きな変化が起きています。まさに今、ひとりひとりの「働く」も否応無しに変化を求められている時代に入ってきました。株式会社アントレでは、「ひとりひとりの働く」側面から、様々な働き方の選択肢を提案・提供し続ける存在として、我々自身も変化をポジティブに捉え挑戦していきたいと考えています。
アントレでは「独立・開業」「雇われない生き方」をキーワードにこれまでオンライン&リアルサービスを提供して参りましたが、これからの時代は、企業に務めるのか独立するのか、雇われるのか雇われないのかという二次元的な選択軸ではなく、企業に務めながら別で独立して事業を興すことや、プロジェクト単位で会社を超えて仕事をするといった複線的な働き方が益々増えていくと考えています。また、数年前に調べた際、独立開業者の内、フランチャイズビジネスを選択する方が全体の10%に満たないというデータがありました。フランチャイズモデルの素晴らしさやフランチャイズビジネスを通じて、ひとりひとりの輝ける可能性を広げいくことについては引き続き尽力する一方で、独立・開業を志す方の様々なニーズにお応えしていくためにも、これから様々な新サービス・新規事業に積極的にチャレンジを行なっていきます。「自分の働き方をより良くしたい、が叶えられた。」この声を1人でも多く頂戴できるメディア・サービスを提供できる事業としてアントレを大きく成長させることが、私の役目です。
株式会社アントレ自体も率先して「多様な働き方の体現」を行なっていきます。従業員に対して、個々の事情を踏まえ強みを最大発揮できるような環境整備を更に推進していくことは勿論のこと、従業員という形にとらわれず柔軟な雇用・契約形態でアントレ事業を創っていきたいと考えており、我々自身が我々の多様性を世の中に発信できる存在でありたいとも考えています。
独立・開業のメディア・サービス事業を営む事業者として、改めて「独立は甘いものではない。」という現実を正しく受け止めた上で事業を邁進したいと思っています。良くも悪くも全てが自分次第であり、サラリーマン生活と比べて資金やビジネス拡大において厳しい局面を迎えることもあります。その一方で勤め人では得られないやりがいや報酬が得られるチャンスがあります。単に自由や報酬面だけを訴求するのではなく、これから独立・開業を志す方全てに対して正直で現実的な情報発信を行うことや、場合によっては覚悟を問うような事業者として「現実的な選択肢」を提供できる存在として進化していきます。
「自分らしい、独立した働き方に、誰もが挑戦できる社会をつくる」
この株式会社アントレのVisionの体現に向け、社内外の関係者の皆様とともに、大きく挑戦していきます。リクルートグループから「独立」したアントレの展開にどうぞご期待ください。
上田 隆志
1976年7月1日生まれ。関西学院大学卒業後、1999年4月凸版印刷株式会社入社。大阪・東京にて商業印刷部門の営業職として勤務。
その後2005年10月株式会社リクルートエイブリック(現株式会社リクルートキャリア)入社。
人材紹介事業部門にてIT・Web業界の転職支援・中途採用支援部門の担当〜責任者を8年間務めた後、2014年4月よりアントレ事業部門の責任者。4年間を通じて売上・利益を大きく伸長。
2020年6月末に株式会社リクルートキャリアを退職し2020年7月より株式会社アントレの代表取締役に就任。独立・開業、副業・復業等、多様な働き方を自ら選択できる社会の創造に向けてチャレンジしていく。