なぜFXで借金苦になってしまうのか?4つの理由と陥りやすい人の特徴

数ある投資手法の中でも、少ない元手で手軽に始められる投資として人気が高いのが、FXです。とはいえ一方で、FXで失敗して借金を背負ってしまった…という経験談を目にする機会も少なくありません。

お金を増やそうと思い挑戦したFXが、借金の原因になってしまうのは、いったいなぜなのでしょうか。FXで借金ができる仕組みや、地獄に陥りやすい人の特徴、またFXで借金しないためのコツを紹介します。

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FXとは?なぜ借金につながるのか

FXは、Foreign Exchange Trading(外国為替証拠金取引)の略称で、通貨間の取引で為替による差益を生み出す投資手法です。

通常、投資市場に参入する際には「買い注文」から実施することになりますが、FXでは「売り注文」からスタートすることができます。現在の市場状況に合わせて最適な投資ができるほか、レバレッジで手持ち資金以上の取引ができるという点でも人気を集めています。

「FXで負ける=借金」というイメージを抱きやすい理由の一つは、このレバレッジです。勝ったときには大きな儲けを得られる一方で、負けたときには非常に大きな損失を被ってしまう可能性もあるでしょう。

とはいえ実際には、FX業者のほとんどでは、「強制ロスカット」というシステムを採用し、投資家が証拠金以上の損失を被ることがないように工夫されています。

強制ロスカットは強制的な損失確定

為替相場は、常に変動しています。儲けを出したり、損失を最小限に食い止めたりするためには、世の中の動向を絶えず注視し続けなくてはなりません。残念ながら、現実的には不可能だと言えるでしょう。

ここで働くのが、強制ロスカットという仕組みです。

通常であれば、投資家が自分の意思において取引を行いますが、ときには予想を超えた大幅な為替変動が起きることがあります。この場合、一定割合以上の損失が出た場合に、システムが自動で強制的に損切りを行い、損失を確定させるのです。

強制ロスカットがうまくいけば、損失が発生しても証拠金内に収めることが可能となります。

つまり証拠金がゼロになることはあっても、マイナスになるようなことにはならないというわけです。「FXは安全な投資」という説明の裏には、この強制ロスカットの仕組みがあります。

ただし残念ながら、この強制ロスカットの仕組みも万全ではありません。さまざま理由により、強制ロスカットが働かない、もしくは間に合わないこともあり得るのです。

これこそが、FXが借金につながってしまう理由の一つです。

FXで借金してしまう理由…強制ロスカットが間に合わない事例3つ

FXで借金を負わないためには、「どのような場合に、いったいなぜ強制ロスカットが間に合わないのか」について、知っておくことが大切です。

具体的には、以下のようなケースが考えられます。

  • 為替相場の変動幅が大きすぎた場合
  • 休日に為替変動が起きた場合
  • FX会社にシステムトラブルが発生した場合

強制ロスカットは、大幅な為替変動が起きた後にその手続きが実行されます。強制ロスカットのタイミングによっては、変動スピードに間に合わず、遅れてしまうことも考えられます。

またFX会社は、土日の週末は動いていません。しかし為替取引は世界中で24時間行われていますから、強制ロスカットができない時間帯に、暴落が起きる可能性もあるでしょう。この場合、強制ロスカットのタイミングは月曜となり、大きな損失が発生してしまいます。

さらに週末以外でも、FX会社のシステムにトラブルがあれば、やはり強制ロスカットは発動しません。こちらも注意が必要です。

強制ロスカットのタイミングが遅れることで想定以上の損失が出れば、足りない分をFX会社から請求されることになります。予想外の出費が、借金につながってしまう可能性があります。

FXで借金してしまう理由…過信から投資資金のために借金を繰り返してしまう

なぜFXが借金につながるのかについて、もう一つ忘れてはいけないポイントがあります。

それが、「FXにつぎ込むお金を用意するために、自分自身で借金を重ねてしまう」というケースです。実はFXで借金をする人の多くは、こちらのパターンだと言われています。

投資で儲けるために借金を重ねると聞くと、なんとも本末転倒な気がしてしまいますが、実はFXには「追証(マージンコール)」という制度が用意されています。

こちらは、追証(マージンコール)の通知が来たあと、指定された日時までに証拠金を追加で入金すれば、強制ロスカットを回避できるという制度です。損失確定を過度に恐れるあまり、この追証を繰り返してしまう人がいます。

為替は常に動いているものですから、今下がったからといって、ずっとそのままというわけではありません。今のピンチさえ乗り切れば、さらなるチャンスがやってくる可能性もあるでしょう。その可能性に賭けるための、さらなる入金というわけです。

FXの場合、投資がうまくいった場合の儲けも大きくなりがちですから、「多少借金をしても、すぐに返せる」と過信しやすいという特徴があります。

思惑と違ったレートが進んでも、いつか戻って得できる!と損切りせず保有し、強制ロスカットとなって、でもあと少しつぎ込めば勝てると思って借金して追加入金し、また強制ロスカットとなり、また借金して入金して…の繰り返しで、FXの世界にどんどんのめり込んでいくうちに、「気付いたら莫大な借金を背負っていた」ということにもなりかねません。

儲けるためにはじめたFXで、借金を作ってしまう…次は必ず勝てるという過信が招く最悪の事態です。

FXで借金をしやすい人の特徴5つ

本来であれば、比較的安全な投資と言われるFX。そんなFXで借金を繰り返してしまう人には、いくつかの共通点があると言われています。

  • すぐに感情に流されてしまいがち
  • ハイリスクハイリターンのギャンブルが好き
  • 普段から財布の紐が緩い
  • 自分にとって都合の悪い事実を認められない
  • 初心者であるにも関わらず、ビギナーズラックで儲けを手にした

FX投資で成功するためのコツは、着実に利益を積み重ねていくことです。目の前の状況だけを見て、感情的に流されてしまうと、適切な判断ができなくなってしまいます。

またFXをギャンブルのようにとらえ、一攫千金を目指す方もいますが、これも危険です。大きなリターンを目指そうと思えば思うほど、借金リスクも高まってしまうでしょう。

特に注意が必要なのが、ビギナーズラックの後に、余計な自信を身につけてしまうパターンです。実力が伴わないまま取引金額を増やせば、いずれ自滅してしまいます。

為替変動による値動きの相場を見極めるのは、プロにとっても至難の技だと言われています。目の前の事実をあるがまま冷静に受け止め、タイミングに応じてベストな決断ができなければ、FXのリスクは非常に大きくなってしまいます。

もし、FXで借金を作ってしまったのであれば、こちらを試してみてはいかがでしょうか。

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FXで借金しないためには、リスク回避策の実施を

FXで借金を背負わないためのポイントは、ずばり事前の準備にあります。

いざという場面で常に冷静な判断をするのは、投資のプロであっても難しいこと。だとしたら最初から、大きなリスクを背負わないことを意識してみてください。

具体的には、以下の5つの準備で、FX借金を予防しましょう。

資金の準備と研究や勉強は念入りに!

FXで借金地獄に陥らないためには、まず「余剰資金で取引を行う」ということが大切です。生活費やごく近い将来に必要なお金を、FXにまわすのはおすすめできません。

「損をしたら、生活に影響が出る…」と思えば、冷静な判断は難しくなってしまうもの。いざという場面においても、損切りのタイミングを逃してしまう可能性があります。

また、値動きの相場を見極めることはプロでも難しいと言われていますが、研究や勉強をしっかりと行っておくことで、相場感を掴む精度を上げることはできるはずです。

安易な気持ちでとりあえずスタートするのではなく、まずは入念に準備を整えてみてください。少額取引やデモトレードも、研究や勉強の材料となります。

珍しい通貨にはなるべく手を出さない

FXではさまざまな通貨を投資対象にできますが、珍しい通貨は、取引を行う投資家の数が少なく、ちょっとしたことがすぐに大幅な為替変動に繋がりやすいという特徴があります。

値動きが激しい分、大きな儲けが期待できるようにも思えますが、それはそのままリスクになります。メジャーな通貨のみを取引対象にしておけば、多くの投資家が参加する、安定性の高い投資市場で取引ができるでしょう。

強制ロスカットが起きる確率も、減らすことができます。

ストップロスを必ず入れる

リスク管理をする上で絶対欠かせないのが「ストップロス(損切り)」自分が思っていたようにレートが動かなかった場合の損失が一定額に達した時点で決済する注文です。プロの多くが使っており、FXで勝つための基本とも言えます。

強制ロスカットよりも少ない損で済んだり、損失を自身でコントロールできます。先に自分で損失の範囲を決められるので、借金をしたくないなら絶対に入れておくべ注文です。

レバレッジは極力かけない

FXの魅力の一つでもあるレバレッジですが、借金を避け、安定性の高い投資形態を望むのであれば、極力かけないことをおすすめします。

ハイレバレッジを避けておけば、為替変動が起きた場合の損失額も限られます。1倍~3倍程度までを目安にしてみてください。

おすすめは1倍。証拠金以上の取引をしないためローリスクローリターンですが、借金はほぼせずに済みます。

また、長期間保有するリスクが少ない方法と言えるので、通貨を買って保有した期間分だけ、銀行金利のように受け取れるスワップポイントで利益を得る投資に向いています。

追加証拠金の請求なし!ゼロカットシステム導入の業者も視野に!

国内のFX業者はどこも採用していたいのですが、「ゼロカットシステム」を導入していてる海外口座にも目を向けてみるのもありです。

ハイレバレッジ取引が当たり前の海外業者でほとんど採用されているシステム。証拠金の不足分を追加で請求されず、FX業者が変わりに支払ってくれるシステム。口座が仮にマイナスになっても、不足分を入金する必要がないので安心です!

自分なりの損切りルールを決め、徹底する

FXで大きな損失を被るケースにおいて、もっとも多いのが「損切りするタイミングを逃してしまった」というものです。特に初心者にありがちですが、自分自身の損を確定させる行動は、想像以上に難しいものです。

投資の世界で成功するためには、損切りも必要なこと。その場合は、機械的に淡々と行うのが理想的です。

取引を行う前、冷静なタイミングで自分なりの損切りルールを設定しておきましょう。設定したルールは、例外なく淡々とこなすようにします。

FXにおいては、常に上向き調子というわけにはいきません。だからこそ損失をできるだけ小さく抑える、いわゆる「負け方を知る」ということが極めて重要な意味を持ちます。

負けた分を取り戻そう、というよりは、長い目で見てトータルで勝ちを狙っていくという姿勢が大事。

勝ったときも、もっともっと勝ちたいという欲張り精神ではなく、コツコツと運用していくことが大切。投資資金を使い切ってしまったり、借金しないとできないような運用であれば、撤退すべきです。

FXに手を出す前に、しっかりと自分ルールを作り、その範囲内で運用していきましょう。それが出来なさそう…という不安がある場合は、そもそもFX投資しない方がよいかもしれません。

土日はポジションを持たない

取引ができない週末にポジションを持っていると、思わぬ為替変動に巻き込まれ、想像以上の損失を被ってしまう可能性があります。

こちらのリスクを避けるためのポイントは、金曜日のうちに決済しておきましょう。週末の為替変動におびえなくても済み、安全性の高い投資につながります。

FXで借金は十分ありえる!リスクヘッジで借金回避を!

利益が発生することもあれば、損失を被ることもあるのが、投資の世界の特徴です。損失が膨れ上がってしまえば、借金につながる可能性も高くなってしまいます。

FXの場合、両者の関係性を知らないまま取引を行うことで、リスクばかりが大きくなってしまうでしょう。余計な借金問題を抱えないためには、投資に対する正しい知識を深めることが大切です。

自分のルール内でリスクヘッジしながら上手に運用していけば、FXで借金地獄に陥るということはまず無いと思います。

しかし投資はリスクを伴います。借金をしてまで儲けようとせず、もし借金をしてまでFX投資をしているという場合は、借金地獄に陥る前に今できることをすぐしてください!

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