借金地獄から一刻も早く抜け出す方法!借金まみれでも復活できる

返しても返しても借金が減らない…そんな借金地獄に陥るのは、パチンコや競馬などのギャンブル依存で借金していたり、買い物依存、FXで借金など投資で失敗した人や見栄っ張りの人がお金を繰り返し借りて…だけが原因だと思っていませんか?
手元のお金が足りない!という場面で、便利に使える銀行系や消費者金融系カードローンは特に人気です。
非常に手軽で利便性が高い一方で、カードローンを利用し続けると返済が難しくなってしまい、「借金まみれ」になってしまうことも考えられます。
一回お金を借りてしまうと、その手軽さ故にどんどん借金してしまう可能性があります。そうなるともう借金地獄からは抜け出せないのでしょうか?
でも、借金問題は解決することができます!借金地獄から抜け出せる方法はあります!!
「借金が減らない、返せない…」なんて状況に陥らないために、借金をしやすい年代や、どんな人が借金地獄に陥りやすいのか?など借金地獄に陥る原因や注意点と、一刻も早く借金から抜け出す方法を確認しておきましょう。
Contents
借金地獄に陥りやすい年代はズバリ40代!
比較的安定した収入がありお金を借りやすく、家を買ったり子どもの教育費がかかってくる40代が、最も借金地獄に陥りやすいと言われています。
お金を借りる時に、まさか返済できなくなるとは思わず、軽い気持ちで借りる人が多いのかもしれません。
安定収入のため、カードローンの審査に通りやすい
カードローンは、担保も保証人も必要なく、個人が融資を受けられるサービス。
住宅ローンは住宅購入費用のみ、カーローンは車の購入費用に充てるのが原則なのに対し、カードローンは利用目的が限定されず自由に使えます。
- 給料日までの生活費の補填するため
- 趣味のアイテムを購入するため
- その他の借金を一本化するため
- 海外旅行の費用を支払うため
このような目的でも気軽に借りられます。個人にとっては非常に使い勝手が良く簡単に借りれてしまうのです。
収入がまだ少なかったり安定していない20代30代に比べ、勤続年数も長く役職者も多い世代が40代の方たちは、ローンの審査が通りやすく簡単にお金を借りられる状況にあります。
でも、簡単に借りられることで見落としている点があるのです。
- 金利
- 借り過ぎリスク
まず金利について。クレジットカードのキャッシングと比較すると、カードローンの金利は低めとなっていますが、目的別融資と比較すると、まだまだ高いと言えるでしょう。
利用金額が増えれば金利負担も大きくなってしまいますし、使い勝手が良いローンである分、さまざまな目的で使い過ぎてしまうことも考えられます。
住宅ローンが払えなくなってしまった…
マイホーム購入のために住宅ローンを組むのは一般的。しかし、ローンを組んだ時と収入が大幅に変わってしまったり、そもそも無理なローンを組んでいた場合、
住宅ローンが返せないとなってしまうケースがあるのです。
せっかく買った家を手放したくないと、住宅ローンを返済するために、別のところで借金をして充てるという手段を取ってしまうことも…。
子どもの教育費が増える時期
40代だと、子どもの進学や塾代などでお金が入用になる時期の可能性も高いです。
20代で第一子が生まれたご家庭の場合、40代は子どもの中学、高校・大学進学を控えた時期で、色々なお金が必要な時期です。
医療費、介護費もかかり出す時期
自身の体調の変化だけでなく、親の病気や介護で思いがけない医療費や介護費用を出さなければならない局面に出くわす可能性が高いのもこの世代。
一回の出費で済まない入院や通院の場合、医療費がかさみ、日々の生活費からはまなかえないという状況になる場合も。
転職やリストラ、残業代カットなど思わぬ収入減
40代は人生の転換期、転職をするタイムリミットと考え動く人が多い世代。早期退職を募る企業もあるかもしれません。
また、思わぬ経済不況により、いつリストラされるかも分からないこのご時世。人件費が高い40代は対象になる可能性があります。
そうなると収入減はまぬがれません。生活維持のためにとりあえず借金してまかなって…を繰り返して借金地獄に陥ってしまうのかもしれません。
借金が原因で離婚問題に発展することもある
「夫の借金が見つかった」「妻が内緒で借金をしていた」などある日突然、家族の借金が発覚するこもあります。
まず確認すること…
- 返済はできているのか?
- 借金はいくらあるのか?
- 消費者金融など何社から借りている?
- 滞納はしていないか?
どうして借金に至ったのか、返済を続けるにはどうするべきか、生活の見直しなど夫婦で話合いが必要です。
- 無駄遣いをしない
- 飲み会への参加頻度の見直し
- 節約を心掛ける
- クレジットカードの利用限度額を制限する
クレジットカードローンや消費者金融からの借金をしているのであれば、これ以上の利用は控えて欲しいものです。借金が増えて生活の支障を事前に防ぐ対策として、「貸付自粛制度」があります。
40代以外も要注意!借金地獄いくらからがやばい?
借金地獄は、気付いたときには始まっているもの。自分で気づいていないだけで、「とっくに借金地獄に陥っている…」というケースも少なくありません。
借金の総額が年収の1/3を超えている方は、要注意です。
50万円の借金なら大丈夫で、借金100万円だとやばい…というわけではありいません。その人の置かれている状況によってそれは異なります。借金100万円でもやばい人もいれば、借金500万円でもやばくない人もいます。
実際に、総量規制といって、貸金業者から借りられる金額の上限があります。それは、本人の年収の3分の1を超えてはならない!というもの。つまり、それがギリギリラインということなので、そこを超えている場合は、「やばい」と思ってください。
年収が200万円程度で借金が100万円あれば、借金地獄や借金まみれの深刻な状況も予想されます。
【借金100万円だと更にヤバくなる理由とは】
- 金利が15.0%と高額になる
- 返済が長引く
100万円を超えると利息は高額になります。きちんと返済しているつもりでも利息分に取られ元金がなかなか減りません。
毎月の生活費や固定費などを差し引いても、年収が低いと返済は厳しくなります。費用の捻出が難しく、仮に毎月2万円の返済だと完済まで6年半以上かかります。
自分が借金地獄にハマっているのかどうかは、年収と借入総額の関係だけでは判断できません。
- 複数の借入先からお金を借りている
- 毎月の返済が滞りがち
- 借金返済のため、生活に支障をきたしている
- 返済のためにお金を借りることがある
このような場合、できるだけ早めに対処しましょう。
借金まみれになってしまいやすいタイプの人は?
世代に関わらず、借金地獄に陥りやすいタイプは存在します。一体どんな人でしょうか?
お買い物好き!浪費癖がある
- 新発売や流行り物が大好きでつい買ってしまう
- ネットであれこれ買いすぎた…
- 手持ちのお金は無いけど、カード払いだから何とかなる!
こういった考えを持った人は、ショッピング枠で借金しているという事自体に気づいていない人。借金地獄に陥りやすいタイプです。
普段は財布の紐が固くても、買い物でストレス発散したり、飲み会でおごるのが好きという人も気をつけて!
気づかないうちにお金がなくなり借金しなければならないという状況になる可能性があるので要注意です。
現金でなくクレジットカード払いやリボ払いが多い
クレカ払いやキャッシュレス決済は、目に見える現金払いをしないので、お金が減っていることを認識しづらく、ついつい使いすぎてしまいます。
特に「リボ払い」を選択している人が借金地獄に陥る「リボ地獄」は見逃せません。
リボ払いとは、毎月の利用額にかかわらず、支払額を一定にする支払い方法のこと。支出を管理しやすい一方で、使用金額が見えにくくなるという特徴があります。
またリボ払いにかかる手数料は非常に高く設定されています。設定中の返済金額によっては、「支払いできているのは手数料分だけで、元本はほとんど減っていない」というケースもあるのです。
ギャンブル好き、ゲーム好き
パチンコやパチスロ、競馬などのギャンブルにのめり込む人も危険。
自由のきく範囲内の手持ち金で遊んでいる間は大丈夫ですが、借金してでも負けた分を取り返そうとしたり、あとこれだけつぎ込めば絶対勝てると思い込んでお金をどんどん使ってしまうという人は「ギャンブル依存症」になっている可能性も。
オンラインゲームで課金しまくっている人も、後からびっくりするような請求額が来て借金する羽目になんてこともあるので、気をつけてください。
四六時中ギャンブルのことで頭がいっぱい、ギャンブルをしていないと落ち着かないなどギャンブル依存症の症状がある時は、借金問題とは別にギャンブル依存症の治療も必要になります。
適切な治療や新たな趣味を見つける、お金を持ち歩かないなど、自身だけではなく周りの協力を得ながら回復を目指しましょう。
FXやビットコインなど…投資に夢中
ハイリスクハイリターンの投資にハマっている方も、要注意。チャンスと思うと一気に大量のお金をつぎ込んでしまいがちです。
中でも注意したいのが、FXです。レバレッジという仕組みにより、手持ち金以上の投資が可能になっています。儲かっているうちは良いですが、損失が出た場合も「手持ち金以上」になってしまう恐れがあります。
ビットコインをはじめとする仮想通貨にも、レバレッジ取引があるため、注意しましょう。また市場の乱高下によって、想像以上の損をしてしまう可能性もあります。
そもそも収入が少ない…
非正規雇用であったり、パート切り、派遣切りなどで職を失ってしまった人、働くことが困難な人などは収入自体が少ないから借金をしてしまったという可能性も大いにあります。
家賃や光熱費、通信費が払えなくなる前に「今回だけ!」とついついお金を借りてしまったところ、ずるずると2回、3回と繰り返し借金してしまって、気づけば借金地獄…という人は多いようです。
お金に無頓着、だらしがない
財布にお金があるだけ使ってしまい気づけば財布が空っぽなんてことも!何にいくら使ったのか、クレジットカードなどの利用明細書も確認しないなど、お金に対してルーズでだらしがない人も要注意です。
借金をしても「なんとかなる」の精神で借り続けると、多額の負債を抱える恐れがあります。
見栄っ張りで自分を良く見せたい人
全身ブランド服や高級腕時計など、他人よりも自身を良く見せたいという人は収入と収支がアンバランスになっているかもしれません。いくら贅沢品で着飾っていても、借金を繰り返すまでして買うのは良くありません。
自身を客観視し、お金の使い方を改める必要があります。
借金地獄でどうにもならなくなる前に!カードローン返済の手引き
借りたお金を返す方法については、4つの方法から好みの方法を選べます。
- ATM返済
- ネットバンキング返済
- 口座引き落とし
- 店頭窓口返済
カードローン各社においては、毎月の約定返済日が決められています。この日までに、利用金額に応じて定められている返済金額を、都合の良い方法で支払いましょう。
カードローンの種類は3つ!特徴を知ってピッタリを選ぼう
カードローンは、提供する会社によって3つの種類に分けられます。
- 銀行系カードローン
- 消費者金融系カードローン
- 流通・信販系カードローン
どれも同じカードローンではありますが、それぞれが異なる特徴・メリットを持っています。それぞれの情報を以下にまとめるので、ピッタリなローンを見つけるためのヒントにしてみてください。
- 銀行カードローン
- 銀行が手掛けるカードローンであるため、安心感や信頼度が高いという特徴があります。その他の種類と比較して金利が低めに設定されているケースも多いのですが、比較的審査が厳しいと言われています。
- 消費者金融系カードローン
- その他のタイプと比較して、審査が早くお金が借りやすいという特徴があります。会社間の競争で、一定期間内は無利息で利用可能といったサービスを提供するところもあります。審査の面からも、いざという場面で利用しやすいです。
- 流通・信販系カードローン
- クレジットカードなどを発行する会社が提供するカードローンです。企業間の独自のつながりを強みとして、提携サービスや割引などで、他社と差別化を図る企業が多くあります。銀行カードローンよりも審査は甘めではありますが、金利も高めです。
どれも同じカードローンではありますが、どのような目的で利用するのかによって、選ぶべき会社は変わってきます。会社選びのポイントにしてみてください。
闇金の可能性が!?即金、審査なしをうたうカードローンには近付かないこと!
返済が追いつかなくなって滞納…を繰り返し、信用を失うと、クリーンな金融機関では審査が通らずお金を貸してくれないといった事態が起こります。
上で紹介した3つ以外にも、世の中にはさまざまなタイプのカードローンがあり、その中でも特に目を引くのが
- 「審査なしOK」
- 「誰でも簡単」
- 「即日融資」
といったフレーズで宣伝を行っているカードローンです。
お金が必要なときには魅力的に思ってしまいがちですが、現在の日本の制度では、審査なしでカードローンを利用することはできません。貸金業法の登録を受けていない違法業者である「闇金」なので、絶対に近付かないよう注意してください。
夜逃げを考えるくらい苦しんでいる…という方、それは何の解決にもなりいませんよ。
まずは、自分の借金が「減らせる」「ゼロにできる」かどうか、無料ですぐに確認できる借金減額シュミレーターで調べてみてください!
返しても返しても借金が減らない理由は?
カードローンを頻繁に利用していると、返済負担が非常に大きくなってしまうことがあります。収入レベルを超えた借金を抱えてしまうと、「返済が終わらない」「返済負担が大きすぎる…」といった悩みにつながってしまうでしょう。
カードローンで借金が減らないのは、ずばり借入総額と返済スピードが見合っていないためです。「まだ借りられるから」と安易な気持ちで借り続け、返済スピードを調整しないままでいれば、いずれ借金地獄に陥ってしまいます。
また返済金額が増えれば増えるほど、お金の準備は大変になります。返済が遅れるようなことがあれば、元金と金利分に加えて、遅延損害金を支払う必要があります。これも、ますます借金地獄から抜け出せなくなる原因の一つとなっています。
カードローンで失敗しないために、借りるときから返すときのことを考えておくこと!
カードローンで失敗しないためのコツは、事前の情報把握にあります。お金を借りる前には返済計画を立てることが重要ですし、ローンの情報が複数になった場合には、それぞれをわかりやすく整理しましょう。
- ローンの返済日
- 借入総額
- 毎月の返済金額
ローンの返済日を忘れないようにするだけでも、損害遅延金の発生を防ぐことができます。着実に返済を続けていけば、いずれ完済できるでしょう。
もしギリギリ過ぎてこの先もう払えなくなるかも…と思っているなら、借金が減らせるかどうか、借金減額診断ならチェック可能です。無料でいつでも利用できて便利ですよ!
借金地獄で返済できないとどうなるのか?
借金地獄に陥り借金まみれ…返済ができないとどんな事が起こるのでしょう。借金地獄の悲惨な末路をお伝えします。
「借金返済ができないので、知らないふりをしよう」と返済ができない事実を業者に連絡しないと以下のようなことが起こります。
- 電話やハガキで返済が遅れていると連絡がくる
- 遅延損害金は発生する
- 催促や取り立てが始まる
- ブラックリスト入り
- 一括請求の通知が届く
- 裁判になり強制的に財産を差し押さえされる
返済の遅れの通知と遅延損害金とは
返済が期日までにないとハガキや電話で通知がきます。「返済が遅れる」となった時点で、債権者に相談すれば支払い期限を伸ばして貰えることもあります。
もし、年率20%超えの場合は違法かもしれません!専門家への相談をおすすめします。遅延損害金の年率は高めに設定されていることが多いため、長期となるとどんどん金額が跳ね上がっていってしまいます。
債権者からの通知を無視するのではなく、ハガキや電話がきたら早急に応じないといけません。
催促に応じないとブラックリストに登録される
ハガキの通知よりも強い手段、電話や訪問で催促や取り立てが始まります。債務者本人以外の、自宅や職場へ電話がいけば借金をしていることが知られる可能性もあります。
- ブラックリストとは…
- 実際ブラックリストというリストはなく、通称としてブラックリストという表現がされます。金融事故(この場合は返済の滞納)を起こすと、信用情報機関に事故情報が登録されます。
滞納から2~3ヶ月後に登録されると言われています。登録が解消されるのは、各信用情報機関で異なりますが、滞納がなくなってから1~5年後です。
信用情報機関は国内には3つあります。
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 消費者金融、流通系クレジット会社 |
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CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 信販会社、流通系、銀行系、メーカー系クレジット会社など幅が広い |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 銀行、信用金庫など銀行協会が設置 |
過去の取引や、ローンの申し込み審査、支払いの遅延や滞納がないか、金融事故を起こしてないか個人信用情報をチェックしています。
支払いに応じないと一括請求の通知がくる
督促状に応じず2ヶ月以上経過すると、債権者から返済の一括請求が内容証明郵便で届きます。
返済できず滞納という事態で、一括請求の通知が来ても「払えない…」という方もいるでしょう。一括請求がきても、返済の意思表示や「〇月○○日までに返済します」と返答すれば、再度分割払いに戻してもらえる可能性もあります。
しかし、債権者からの問いかけに応じず、一括請求をずっと無視し続けると更に事態は悪化します。
裁判に発展し応じなければ財産の差し押さえになる
一括請求に応じなければ、裁判所から支払い督促が届きます。これは裁判所からの命令になり、強制力があります。支払いに応じなればその後、強制執行されると記されています。
それにも応じたくない場合は、支払い督促が届いてから2週間以内に、裁判所に対し異議申し立てをすれば強制執行を免れます。
上司や同僚にも知られ、職場にも居づらくなり退職せざるを得なくなるかもしれません。そうならないように、借金の滞納は良くありません。返済が困難であれば、早めに専門家に相談するべきです。
「もう払えない!」と思った時点で速やかな行動と相談を
残念ながら、すでに払えない状況になってしまっている場合や、どれだけ返済しても元金が減らない状況になってしまっている場合は、一歩進んだ解決策をとることが大切です。
それは、一括返済もしくは借金の減額を目指して、然るべき場所に相談!です。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
可能であれば一括返済を
まだ借金地獄に陥る前で資金に余裕があれば、借りているお金を一括で返済するのがおすすめです。
問題は「いったいどこで一括返済に必要な資金を調達するのか」という点です。
- 今より金利の低いローンを利用する
- 各社の「おまとめローン」を利用する
- 家族などの身近な人から借りる
という手段があります。
借金について周囲に相談するのはハードルが高い…と思う方もいるかもしれませんが、早ければ早いほど、傷は浅くて済むでしょう。
一括返済が難しければ、専門家へ相談して借金の調整を!
返済が厳しくなってきた場合、ローン会社の担当者に相談することで、返済計画の見直しに応じてもらえる可能性があります。
これでどうにもならない場合には、弁護士や司法書士などに相談し、債務整理を視野に入れて動く必要があります。
こういったところで相談できますよ!
- 法テラス
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 弁護士事務所、司法書士事務所
借金問題には、法律が深く関わってきます。法律の専門家に相談することで、適切なアドバイスを受けられるほか、債務整理などの法的手段も視野に入れて、現在の状況を整理できることでしょう。
債務整理をスタートさせることで、金融機関に受任通知が送られ、返済の催促をストップさせることが可能です。
- 債務整理の必要書類
- 金融機関との交渉(任意整理)
- 裁判所への申し立て(個人再生や自己破産)
こういった手続きも知識、実績豊富な弁護士に頼めばスムーズ。
法律の専門家なら借金問題を解決するために、色々な提案をしてもらえます。借金減額で無理のない範囲で返済を進め、生活を再建できる可能性も高くなります。
- 法テラス(日本司法支援センター)
- 無料の法律相談(3回まで)や、費用立て替えサービスを利用できますが、月収と保有資産が一定額以下という条件があります。
法テラスサポートダイヤル:0570-078374(平日9時~21時、土曜9時~17時)
- 公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会
- クレジットや消費者ローンを利用することで、多重債務に陥った方に対して、消費者保護の立場からカウンセリングを行います。無料で公正・中立なカウンセリングを受けられるというメリットがあります。
相談先:0570-031640(月曜~金曜10時~12時40分、14時~16時40分)
借金地獄から脱出するには早期の債務整理がカギ!
先述の通り、「もう払えない!無理!」となった時点で弁護士や司法書士など専門家に相談しましょう。借金地獄から今すぐ脱出したい場合は、債務整理で根本的に借金問題を解決することがおすすめです。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
【任意整理】利息のカットができる
債務整理の中でも、任意整理は比較的手続きが簡単です。個人で手続きも可能ですが、債権者との慣れない交渉、催促を即ストップさせたいのであれば弁護士など専門家に依頼がベストです。
- 任意整理の特徴
- 将来利息をカットし減額できます。借金が利息で圧迫しているリボ払いなどにおすすめです。
メリット
- 元金のみ返済する
- 返済期間が3~5年なので金銭的に余裕ができる
デメリット
- 信用情報機関に事故情報が登録される(5年程度)
- クレジットカードが利用できない
- 新たな借入れ、ローンが組めない
【個人再生】マイホームは絶対残したい
借金が多額(5,000万円以下)で返済無理な場合、個人再生の手続きを検討してみてください。
- 個人再生の特徴
- 裁判所に認められると借金の大幅な減額、総額から1/5まで減らすことができます。住宅ローン特則で、ローンを返済しながら家を残すことができます。
メリット
- 借金の残金を3~5年で完済する
- 住み慣れた家を手放さなくて良い
- ギャンブルや浪費が原因でも申請できる
- 職業制限がない
デメリット
- 車は処分の可能性がある
- 信用情報機関に事故情報が登録される(5年~10年程度)
- 官報に個人情報が掲載される
- クレジットカードが利用できない
- 新たな借入れ、ローンができない
【自己破産】借金の返済不要
借金が多額過ぎて、返済の見込みが困難な方向きです。
- 自己破産の特徴
- 裁判所の許可で借金が全額免除になります。返済はなくなりますが、財産の没収などデメリットが大きいのが特徴です。
メリット
- 借金返済から解放される
- 生活の立て直しができる
デメリット
- 住宅、貯蓄、車、証券などお金になるものは没収される
- 現金は99万円までしか持てない
- 信用情報機関に事故情報が登録される(5~10年程度)
- 官報に個人情報が掲載される
- クレジットカードが利用できない
- 新たな借り入れ、ローンが組めない
カードローン、借金地獄で悩んだら冷静な対処を
カードローンや手持ちのクレジットカードのキャッシング枠などで、身近で気軽にお金が借りられる時代ではありますが、利用金額が増えすぎてしまうと、返済金額がかさんで「借金まみれ」の生活と背中合わせということを絶対に忘れないでください。
利息や遅延損害金の支払いによって、どんどん返済が大変になり「カードローン借金地獄」に陥ってしまう可能性は誰しもが持っています。
もともとカードローンの利用限度額は、適正利用のため、貸金業法により年収の1/3が限度として定められています。しかしこの枠があっても、使い方によっては借金が返済できなくなってしまうケースに陥る場合もあるので、十分に注意してください。
気軽に利用でき、便利な融資方法だからこそ、お金を借りる際には返すときのことにまで、しっかりと目を向けておきましょう。
そして、もし「もう返済できない」と分かったら、闇金や夜逃げという選択ではなく、一刻も早く法律の専門家の力を借りて借金地獄から抜け出してください。





