「独立・開業」を目標に実際に起業活動を進めている方の年間密着取材、第2シーズンがスタート。開業までのプロセスを中心に、苦労話や失敗談まで、リアルな姿を追いかけるドキュメンタリーを公開!
大学卒業後、学生時代にアルバイトをしていた大手の学習塾に入社。退職後、フランチャイズの学習塾を開業。雑誌の取材を受けるなど経営は順調だったものの、理想とする塾のスタイルと違うと感じ塾を閉める。その後、大手の個別指導塾に入社し、個別指導の運営方法などを勉強。現在は退職し、個人の学習塾開業に向けて準備を進めている。開業場所が2016年12月に決まり、日本政策金融公庫で創業融資の面談を行うなど着々と準備中。
――たしか、1月中旬に日本政策金融公庫に創業融資の面談に行かれる予定でしたよね。
書く内容は、今までの仕事の経歴、いくらくらいお金を借りたいか、今回開校する塾の内容などです。例えば小学校、中学校、高校生の生徒を何名くらい募集して、月謝をどれくらいにする予定か…とか。聞かれることもだいたい想定できたので、契約予定の物件のチラシや、内装修理の見積もりなど、根拠となる資料を準備していきました。
備品の金額などもメモしておいたりして…。物件を借りる手付金の支払書などは持って行きませんでしたが、とくに提示を求められることはありませんでした。
――いよいよ最初の関門へということで緊張されたんじゃないですか?
開業資金は、自己資金もあわせて500万円くらいを考えているのですが、融資の返済期間は5年に設定しました。1月末には面談の結果が届くはずなので、決まったらいよいよスタートです!
――内装の準備も着々と進んでいますか?見積もりはどうなりました?
――それは面白いですね。内装のイメージは固まりましたか?
今はショウルームで、壁紙や床のサンプルをもらってきて、イメージをふくらませているところです。なかなか難しいのは照明。ダウンライトにする予定なんですが、勉強する場所なので、どれくらいの明るさがいいのか、どの場所にいくつくらい設置すればいいのか…。なかなか悩むところですね。床も傷んでいるところがあるので、貼りかえるつもりです。
――なるほど。そういえばお店の看板も準備中でしたっけ?
ロゴは“流れ星”をモチーフにしているのですが、これは“夢が叶う”っていう意味も込めているんですよ。
――うわぁ。それは夢がありますね。開校準備が着々と進んでいますが、山本さんは学生時代から物事を計画的に進められるタイプだったんですか?
でも、それでもうまくいかないこともいろいろありますけどね(笑)。いまのところはうまく進んでいると思います。
次回の更新は、2017年3月10日(金)予定。お楽しみに!
更新日:2017/2/3文:堀家かよ 撮影:中村公泰
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