「独立・開業」を目標に実際に起業活動を進めている方の年間密着取材、第2シーズンがスタート。開業までのプロセスを中心に、苦労話や失敗談まで、リアルな姿を追いかけるドキュメンタリーを公開!
大学卒業後、学生時代にアルバイトをしていた大手の学習塾に入社。退職後、フランチャイズの学習塾を開業。雑誌の取材を受けるなど経営は順調だったものの、理想とする塾のスタイルと違うと感じ塾を閉める。その後、大手の個別指導塾に入社し、個別指導の運営方法などを勉強。現在は退職し、個人の学習塾開業に向けて準備を進めている。開業場所が2016年12月に決まったばかり。現在仮契約中。
――新年に入ったところですが、昨年は年末までいろいろ準備を進めていらしたんですか?
この物件に出合うまで、10軒ほど見て回ったのですが、不動産屋さんにお願いして内見までしたのはここだけでした。
――そうなんですね。その物件に決められた理由はなんだったんでしょう
――それでは、もう融資の申請はされたんですね。どんな内容で申請されましたか?
申請した融資の主な用途は、敷金・礼金・手数料・家賃の物件費用と内装、看板費用です。開業資金は自己資金と合わせ約500万円くらい。内装や看板制作については、すでに打ち合わせを進めているのですが、見積もりを先に出してもらっていて、その金額を合わせて申請しました。今年の3月に開校をしたいのですが、融資がおりてから動き始めるのでは間に合いませんからね。
――なるほど。着々と開校に向かっていますね。内装や看板の準備はどんな風に進めているんですか?
看板屋さんは、インターネットで検索して見つけたんですよ。まだ打ち合わせをしたばかりなので、正式な見積もりがくるのはこれからです。デザインは自分で考えたんですが、何度か打ち合わせをして、1カ月程度で完成する予定なんです。内装工事も併せて2月中にできれば、開校に間に合うと思います。
――塾名も決まったってお聞きしましたが…。
「らぼ」という言葉には研究所や研究室という意味があるのですが、僕は理系ですし、ぴったりかなと思っています。言葉の響きが軽くて優しいし、なにより覚えやすいでしょう?
――そうですね。開校の告知・宣伝はいつごろからはじめる予定ですか?
すでにお願いする業者も決まってるんですよ。ホームページの制作も予定していますが、それは開校してからでもいいかな…。
――それではスタッフの面接準備もそろそろ必要ですよね?
まずは、融資が無事におりて、内装や看板制作の作業を本格的に進め3月に開校することを目標にしています。
次回の更新は、2017年2月3日(金)お楽しみに!
更新日:2017/1/16文:堀家かよ 撮影:中村公泰
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