生涯現役。アメリカの広い大地のように
大きな心を持って生きていくのが目標
アルバイト先の予備校から、講師同士のつながりで声をかけてもらった塾の講師業。
引き受けるかどうしようかと迷ったものの、結局6月から始めた佐々木礼子さん。
家庭教師の教え子2人が英語検定の1次試験に合格。2次試験の面接を終了して、今結果待ちです。受験後、連絡をもらったのですが、2人とも“手応えを感じた”と、報告があったので、大丈夫だと信じています。
今までさんざん特訓しましたから……。でもこういう風に、教え子が試験に合格して教えた成果が出ればやりがいを感じるし、うれしいです。
今は自分のことより、専門学校、家庭教師、予備校の生徒のことで頭がいっぱい。自分にかける時間は限られているんです。
そんな佐々木さんが憧れる人は、今も現役のプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんとその父親・故敬三さんだという。
彼らに憧れる人、生き方を尊敬している人はたくさんいると思います。自立して1人で何でもできる自己管理能力、健康管理、自立心、体力、気力、自信、好奇心、教養、経験、優しさ、強さ、そして己を信じる能力、私の欲しいものを全て持っているおふたり。
広大な大地を冒険し、自然と闘ってきた彼らの生きざまを見ていると、自分って小さいな……っていつも思います。私もアメリカの広大な大地のように、広くて大きな心を持って生きていきたい。
常に緊張感を持ち、彼らのように一生涯働きながら生きていくのが目標なんです。
現在、起業を考えている旅行案内と英語教育事業をする会社は、見ているだけで癒やされるという大好きなヤシの木をあしらったロゴを使って、ハワイ語で“ありがとう”の意味を持つ「マハロ」を組み合わせた社名を考えているという。
次回の更新は、8/19(金)お楽しみに!
更新日:2016/8/5 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰
アンケートにご協力ください
以下の項目に当てはまるものにチェックを入れ、「送信する」ボタンをクリックしてください。