経営分析を相談できる人や勉強できる場が欲しい
オープン1カ月でスタッフが退社するなど、販促費用、人件費で想定外の支出があった中北一郎さんのパソコン教室。家族などから資金調達をし、何とかしのげたという。今は、経費は抑えつつ、販促活動も費用対効果の上がるものを中心に続けている。
開業から3カ月を経過して、販促活動の効果測定の結果が、少し見えてきました。問い合わせが来た時になんで教室を知ったか? という数を単純にカウントしているのですが、効果が高いのは、ショッピングモール内に掲示している横断幕とモール内でのチラシ配りでした。横断幕は追加でもう一枚制作し、モール内の目立つところに掲示させていただきました。チラシ配り(ハンディング)についても積極的にスタッフに行ってもらっています。
数字の分析は会社員時代にさんざんやってきた中北さんだが、人間相手のパソコン教室となると分析のやり方も少し勝手が違うようだ。
今の経営上で、どういったポイントや視点で分析をしたらいいのかわからないのです。自分自身、まだ勉強できていないので、コンサルタントか専門家に、実際にデータを見せながら、分析のやり方を教えてもらいたいと思っています。本来なら本部の会計事務所の方がいいのですが、本部が京都にあるので、気軽に出向いて相談することができません。どなたかアドバイスしてくださる専門家が見つかれば、自分で行って教わりたいと思っています。
7月にはパソコンを使った“団扇作り”の特別レッスンを計画中。少しずつ中北さんならではの個性ある教室作りが進んでいる。
次回の更新は、7/1(金)お楽しみに!
更新日:2016/6/17取材・文:堀家かよ撮影:吉原朱美
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