これまでの独立活動のなかで、カーリペアのフランチャイズでの起業というガイドラインは心のなかで決まっているようですが、なかなか具体的な行動を起こせない理由が、職を持ち収入も安定しているという現状にあるようです。定年退職まで1年半という時期に差しかった林原さん、はたして今月は進捗があったのでしょうか。
紆余曲折もいよいよカーリペア業界へまい進!? 年間密着取材Ⅱ~林原さん編第8回~
大学卒業後、車・旅行ガイドなどを刊行する出版社に入社。現在58歳で、1年半後に定年を迎えるが、2人のこどもがまだ中学生と高校生なので、現在勤務している会社の嘱託などを視野に入れつつも、起業を優先に検討している。お父さまが経営していた表装業や、趣味だったカヤックを取り扱うアウトドアショップ経営も選択肢としてあげていたが、自身の経歴と趣味を生かし、カーリペアのフランチャイズ加盟で検討中。現在まだ定職についているため加盟は見送り中。
――前回、カーリペアのフランチャイズ本部に、加盟オーナーへのヒアリングはご自身が自らコンタクトをとって直接行って欲しいと言われたそうですが、その後、具体的に行動はされたのでしょうか?
――フランチャイズ本部から紹介される加盟オーナーより、ご自身で選んだオーナーにお話を聞く方が、信用度は増しそうですよね。
――具体的にどの加盟オーナーにコンタクトをとるか目星はつけているのでしょうか?
――定年まで約1年半という時期に差し掛かってきました。カーリペアのフランチャイズで独立する場合、意志決定をしてから、それほど開業まで時間がかからないという印象を受けます。早期で退職してまで話を進めないというのは、それだけメリットが少ないということでしょうか?
――現在の収入を考えると、独立して収入がダウンするリスクを背負うまでの決断ができないということですか?
――よっぽどというのは具体的には?
――働きながら、並行して開業してみる…という方もいますが、林原さんの会社では副業はNGなのでしょうか?
――現在の収入との兼ね合いという言葉が出てきていますが、独立・開業した際の、具体的な収入イメージはありますか?
――月に約20日間の稼働とすると、1日6件ぐらいとなりますね。
――初期費用はどのぐらいを見積もっていますか?
今回の取材を終えて
現職がある方だと、独立開業した時点での利益目標はおのずと現在の収入が基準になってくると思います。さらに定年退職というゴールが近ければ近いほど、勤め上げた時に入ってくるお金というものが具体的に見えてくるぶん、決断しにくくなるのかなという印象です。年齢が若いほど、夢と現実のバランスは理想に寄っていくのでしょうが、林原さんの場合、より慎重になっていくのは、必然なのかもしれません。
「-Season2-長期密着取材! 独立開業への道365日」シリーズ
次回の更新は、2017年8月25日(金)。
2017年4月、理想の託児所を開業した菊地さん編(第9回)予定。
様々な販促活動を行い見えてきた効果的な集客方法とは? 次回お楽しみに!
更新日:2017/8/18文:磯部正和 撮影:吉原朱美
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