
サービス詳細
POSレジとはPOS(販売時点情報管理)機能を備えたレジのことで、商品を販売した時点で情報を記録・集計するため、様々なデータの管理・分析をリアルタイムに行うことができます。
従来型のレジに比べて機能が豊富で、各商品がいつ・何個・いくらで売れたのかなどの売上情報だけでなく、顧客の性別や年代、来店人数など様々なデータと組み合わせることで売上改善につながる分析を行うことができます。近年では、第3の選択肢として「POSレジアプリ」が登場しています。
POSレジアプリは、クラウドPOSレジ、モバイルPOSレジとも呼ばれ、iPadなどのタブレットを活用したPOSレジです。タブレット端末にiOSアプリをダウンロードするだけで、タブレット端末をPOSレジとして使用することができます。POSレジアプリは、会計機能に特化した「ガチャレジ」と比べて機能が豊富ながら、POSレジと比べて費用が非常に安価で導入しやすいため、近年シェアを急拡大しています。
ポイント
小規模事業、店舗ビジネスを行う上でのポイントは以下の視点で見ていく必要があります。
■使う機能と使わない機能を明確にする
会計機能、分析機能、会計ソフト連携機能、棚卸・在庫管理機能など多機能にわたるPOSレジの中で実際に使う機能を明確にすることで、選ぶPOSレジを絞り込むことができます。
■アルバイトスタッフでも使える操作性であるか
経営者であるあなた自身が使うだけでなく、アルバイトスタッフもPOSレジを使う場合、
アルバイトスタッフでも簡単に使える操作性か?を確認しておくとよいでしょう。
■コストを多くかけずに導入できるか
創業時におけるコストの節約は最重要です。POSレジアプリであれば、タブレット端末やレジ、周辺機器の購入だけで済むため比較的コストを節約して導入できます。
ただし、使いたい機能をしっかりと見極める必要があるため、あなたの店舗にあった機能か?を明確にしてから検討することが大事になります。
相場観
■従来型レジ(ガチャレジ)
導入費用:3万円~10万円
売上分析:×
操作性・利便性:会計機能に特化
■POSレジ
導入費用:20万円~300万円
売上分析:○
操作性・利便性:複雑だが多機能
■POSレジアプリ
導入費用:無料(有料プランあり)
売上分析:○
操作性・利便性:直観的な操作性で多くの機能を利用可能
失敗を防ぐには
現在、POSレジは多くの事業者から販売されています。
・あなたのお店にあったPOSレジか?
・初期費用は費用対効果があるか?
・経営分析をする上で必須な機能は何か?
・実際に使いこなせることができるか?
これらを比較検討して導入を進めることが必要になってきます。
創業時にはかけるべきコストとそうでないコストがあり、店舗ビジネスを運営する上ではPOSレジは必須です。あなたの運転資金とも相談しながら決めていくのがよいでしょう。