ANAのふるさと納税はマイルが貯まってお得!メリット・注意点・使い方を徹底解説します!
航空業界の中でも1,2を争うほどの大手であり、さまざまな事業を展開しているのがANAです。ANAは航空事業のほか、人材やビジネスのサポート、IT関係、調査や研究・シンクタンク、さらには不動産や保険などにも手広く事業展開を行っています。
かなり幅広く事業を展開するANAですが、じつは「ふるさと納税」も行っているということをご存知ですか?ANAのふるさと納税は、日本全国を飛び回る航空事業のノウハウを生かして運営されています。
今回の記事では、ANAにおけるふるさと納税の概要や特徴、ANAでふるさと納税を行うことのメリットやデメリットについて紹介します。
さらには実際にANAのふるさとを活用した方の口コミ、申込み方法の手順やよくある質問についても解説しましょう。
「ANAによく乗るから、マイルをお得に使いたい!」「航空会社の展開するふるさと納税に興味がある」という方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
「ANAのふるさと納税」とは?
「ふるさと納税」と聞くと、ふるさと納税サイトで返礼品を注文したり、楽天などの大手通販サイトが運営するポータルサイトで依頼したりするといったイメージが強いのではないでしょうか。
そのため、「ANAのふるさと納税」といわれてもあまりピンとこない方も多いかもしれません。
ANAのふるさと納税は、国内線ネットワークを活かしながらANAマイレージクラブの会員を中心に開設されたものです。まずは、ANAのふるさと納税における概要について詳しく解説しましょう。
ANA(全日空)が開始したふるさと納税サービスのポータルサイト
ANAのふるさと納税は、2016年4月にサイトが開設されました。ANAのふるさと納税における目的は、地方自治体に寄付をするといったふるさと納税自体のシステムに留まりません。
地方自治体に寄付をした方が実際に寄付先の自治体に足を運んで楽しんでもらえるよう、寄付額に応じてマイルが貯まるシステムを構築しています。
そのため、ANAのふるさと納税は「寄付をして終わり」ではなく、「寄付をして、寄付先の自治体の魅力に直接触れていただく」ことを目的として事業が展開されています。
このように、航空業界での強みを生かしながら展開されているサービスがANAのふるさと納税なのです。
「ANAのふるさと納税」掲載自治体数
2021年11月現在、ANAのふるさと納税サイトにおける自治体の掲載数は517自治体です。また、掲載されている返礼品の数は161,853点となっています。
自治体掲載数でいえば、残念ながらふるさと納税に特化したポータルサイトにはかないません。
しかし、既に寄付したい自治体が決まっている方であれば複数の自治体から選ぶ必要もないので、特に問題もないはずです。
また、返礼品の掲載数も数はそこまで多くないのですが、ANAのふるさと納税でしか申込みができない特別な返礼品が用意されています。
返礼品の検索方法も豊富に用意されており、人気ランキングや地域別、価格別や特集などさまざまな選び方をすることが可能です。
また、人気ランキングではなく「プロが選ぶ返礼品」として、返礼品の目利きに優れたプロフェッショナルが選んだ返礼品を特集していることもあります。
掲載数はもちろん、季節や旬に応じて多くの特集を掲載しているので、返礼品選びがより楽しくなるような工夫がされています。
例えば、日々の生活を彩る返礼品を紹介する「ライフスタイル特集」、味や品質は変わらないのに少し傷があるだけで廃棄されてしまうというような返礼品を紹介した「もったいない特集」、地域の伝統工芸品を紹介する「匠の技特集」など、オリジナリティの溢れる特集が組まれています。
このようにANAのふるさと納税では、全国各地の魅力を知り尽くした航空会社だからこそ提供できるサービスを多く展開しています。
そして魅力的な返礼品を紹介するだけではなく、その地方の魅力と合わせて実際に言ってみたいと思えるような紹介方法を取っているのが特徴的な部分といえるでしょう。
ANAのふるさと納税の特徴
続いて、ANAのふるさと納税における具体的な特徴を詳しく解説しましょう。ANAのふるさと納税では、自社の強みを余すことなく生かしながら事業を展開しています。
最大の特徴は、ANAのふるさと納税によって寄付をすることで「ANAマイレージクラブ」のマイルが貯まるという点です。
そのため、もともとANAマイレージクラブの会員であったり、マイルを貯めていたりする方には非常におすすめできます。
寄付のお礼として、ANA側から寄付金額100円につき1マイルが貯まります。そのため、50,000円分寄付すれば500ポイントも貯められるので、ANAマイレージクラブの会員にとっては非常に嬉しい特徴です。
貯まったマイルはANAの特典航空券等に交換できるため、旅行や出張が多い方には非常にお得なサービスとなっています。
マイルを貯めるためには、事前に「ANAマイレージクラブ」の会員になっておく必要があるので注意しましょう。
ANAのふるさと納税における特徴はこれだけではありません。ANAでは、「ANAカードマイルプラス」というクレジットカードを提供しています。
このクレジットカードを用いてANAのふるさと納税の決済を行うと、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに寄付金額200円につき1マイルが貯まるのです。
つまり、ANAカードマイルプラスのクレジットカードで決済をするだけで、貯まるマイルが最大3倍にもなるのです。
例えば、10,000円分寄付したと想定します。ANAマイレージクラブのポイントとして100マイル、ANAカードマイルプラスのポイントとして50マイル、ANAカードのクレジットカード会社のポイントとして150マイル(契約内容によって異なります)が貯まります。
このように、通常の決済であれば100マイルしか貯まらないところを、ANAカードマイルプラスで決済を行うだけで300マイルになるため非常にお得です。
ただし、持っているクレジットカードの種類や契約内容によって貯まるポイント数が異なるので、気になる方は事前にチェックしておくことをおすすめします。
また、マイルが加算される時期としては、寄付から約1~2カ月程度時間を要する場合があるので注意しましょう。
参加自治体によってはANAカードマイルプラスの対象外になる場合もあるので、寄付先の自治体が対象であるかどうかを事前に確認しておいてください。
このように、ANAのふるさと納税を活用する最も大きな利点は「マイルが貯まること」です。普段からANAでマイルを貯めている方は、ぜひANAのふるさと納税を活用してみてください。
もちろん新規契約をしてANAマイレージクラブの会員になっても同様にポイントは貯まりますので、これからANAのマイルを貯めてみたいという方にもおすすめです。
ANAのふるさと納税のメリット
ANAのふるさと納税におけるメリットを紹介します。ANAのふるさと納税を利用するメリットは、主に以下の5点です。
- 寄付金額100円につき1マイル貯まる!
- 「旅行・宿泊」などのオリジナル返礼品が充実している
- 運営会社が全日空(ANA)だから安心して利用できる
- ANAカードで寄付(決済)を行うと最大2.5倍のマイルが貯まる!
- 返礼品の特集がわかりやすい
既に解説した内容と重複する部分もありますが、ANAのふるさと納税がどういった方に向いているかという点も含めて、メリットについてそれぞれ解説します。
寄付金額100円につき1マイル貯まる!
ANAのふるさと納税における特徴でも解説した通り、通常の決済の場合だと寄付金額100円につき1マイルが貯まります。
さらに、ANAが提供するクレジットカードを利用して決済することで、貯まるマイルが最大3倍になるので非常にお得です。
貯まったマイルは国内線や国際線の特典航空券、ANA国際線アップグレード特典やANA SKYコイン、超過手荷物料金の支払いやスターアライアンスのアップグレード等にも使用できます。
また、スカイマークなどの提携航空会社便への搭乗にも利用ができるので、必ずしもANAだけ利用するわけではなく、他の航空会社の便を利用するという方にも安心です。
他にも、Amazonギフト券との交換や楽天Edyへのチャージ、宿泊先やレストランでの利用も可能です。想像よりもかなり幅広い使い方ができるので、気になる方は一度公式サイトからマイルの使い道についてチェックしてみましょう。
こういった点から、ANAのマイルを貯めている方、これから貯めようと思っている方、さまざまなポイントを貯めるのが好きな方にはANAのふるさと納税が非常におすすめです。
マイルの積算タイミング
マイルが加算されるタイミングには注意が必要です。マイルはふるさと納税の寄付を行ってからおよそ1~2ヶ月で付与される仕組みになっています。
寄付をしたからといって、すぐにマイルが付与されるわけではないので注意しましょう。
既に取りたい航空券が決まっているなど、使い道が定まっている場合はマイルの付与が間に合うかどうかをきちんと確認しておくことをおすすめします。
「旅行・宿泊」などのオリジナル返礼品が充実している
ふるさと納税の返礼品と聞くと、豪華な和牛や海鮮類、お米などの特産品を想像する方が多いのではないでしょうか。
ANAのふるさと納税には、他にはないオリジナル返礼品が充実しています。それは、旅館やホテルなどの宿泊券や旅行に使えるクーポンなどです。
ANAのふるさと納税が提供する宿泊クーポンでは、ホテルや温泉などのペア宿泊券や食事付きの宿泊券、プレミアムな特典がついたスイートルーム宿泊券などのさまざまな返礼品が展開されています。
「ANAのふるさと納税は、寄付だけでなくその地域に行きたいと思えるように運営を開始した」という願いの通り、実際に寄付した人が現地に行きやすくなるような返礼品を展開しているのが大きなメリットといえるでしょう。
また、旅行クーポンはその地域で使えるクーポンや宿泊にも利用できるクーポンを提供しています。有効期限は5年などかなり長いものもありますので、1度に使い切らなくても問題ありません。
同じ地域に何度か旅行に出向いて違いを楽しむといった新しい旅の形も提案してくれるクーポンです。
有名な観光地ではなくても、魅力的なスポットが多い地域は日本全国に多数存在しています。そういった地域に行くきっかけになること、地方や地域の振興につながることも大きなメリットです。
ふるさと納税による寄付だけではなくもっと地域に貢献したいと思っている方、旅行が好きな方、まだ行ったことのないさまざまな場所に行ってみたい方にはANAのふるさと納税がとてもおすすめです。
実際に旅行クーポンや宿泊クーポンを返礼品として選択する場合は、有効期限や配送時期をきちんと確認してから注文するようにしましょう。
実際に旅行に行きたい時期が決まっているのであれば、その時期までに配送が間に合うかどうか、あるいは有効期限内であるかを確かめる必要があります。
運営会社が全日空(ANA)だから安心して利用できる
ふるさと納税を始めて行うという方は、普段あまり聞き慣れない会社や企業に大きな金額を一度預けるのは心配になるかもしれません。
特にふるさと納税は仕組みが複雑で分かりにくいと感じている方も多いですし、ほとんどの手続きをインターネット上で行うので、不安を感じる方も多いでしょう。
その点、ANAは国内でもかなり大きな航空会社のひとつです。
日本国民であればほとんどの方が聞きなじみのある大手企業なので、知名度や安心感は抜群です。
また、ANAが展開するふるさと納税サイトは操作感も非常に分かりやすいので、初めてふるさと納税を行うという方でもスムーズに手続きができる作りになっています。
また、宿泊クーポンや旅行クーポンも、ANAの安心感があるからこそ実現できた返礼品といえるでしょう。
ANAは日本全国の地域をよく知っている企業なので、ANAが提供している旅館やホテル、地域振興クーポンであれば安心して利用することができます。
このように、航空会社として歴史の長いANAだからこそ安心してサービスが利用できる、万が一何かあったときでも心配がないというメリットがあります。
そのため、ふるさと納税が初めてで不安な方、よくANAを利用していて信頼が厚い方、ふるさと納税で失敗したくない方はANAのふるさと納税がおすすめです。
ANAカードで寄付(決済)を行うと最大3倍のマイルが貯まる!
ANAカードでクレジット決済をすると最大3倍ものマイルが貯まります。同じ金額を寄付したとしても貯まるポイントが最大で3倍になるので、ANAカードで決済をした方が確実にお得だといえるでしょう。
ANAカードでクレジット決済をすると、それだけでクレジットカード会社からマイルの付与があります。さらにふるさと納税の場合はポイントとしてマイルが加算されるので、かなりポイントが貯まりやすい状態です。
さらに、ANAカードをお持ちの方はANAのふるさと納税のみならず、さまざまな会員優待割引を受けることが可能です。
出国エリアや到着エリアにある店舗での割引(5~10%)、高島屋SHILLA&ANAでの割引(5~10%)空港内店舗「ANA FESTA」での割引(5%)など、特に空港内や関連会社における買い物が非常にお得になります。
また、ANAカードのグレードが上がるにつれて割引率もさらに上昇します。
ANAカードのグレードは「一般」「ワイド」「ゴールド」「プレミアム」の4種類があるので、ご自身の利用状況に最適なカードを選んでみてください。
このように、ANAカードでクレジット決済をすると、ふるさと納税はもちろん他の買い物でも特典が多くつきます。
特にANAのマイルを貯めている方・これから貯めようと思っている方、既にクレジット機能付きのANAカードをお持ちの方、空港をよく利用される方は、ANAカードでのクレジット決済が非常におすすめです。
返礼品の特集がわかりやすい
ANAの返礼品特集は独自の目線で組まれていてオリジナリティが高く、楽しみながら選べるように工夫が施されています。
そのため、一般的なふるさと納税ポータルサイトでは見つけられなかったような返礼品が見つかるかもしれません。
特に、ANAのCAが選ぶ返礼品特集などはANAにしかできない特集といえるでしょう。日本全国を飛び回っているCAの方だからこそ、本当におすすめできる返礼品を教えてくれるかもしれません。
また、「使い道特集」として、寄付金をどういった使い道にあてるかによって返礼品を選べる特集もあります。
伝統文化の保護や継承、農業の活性化や地域産業の復興、歴史的資源の保全や医療・福祉の充実など、さまざまな使い道を紹介しています。
新型コロナウイルスの拡大によって事業が縮小してしまったり、やむを得ず事業を中止しなければならなかったりした地域もあったかもしれません。
また、国民の健康を守るために働いてくださっている医療従事者や福祉関係の方々にも寄付できる良い機会ですので、ぜひ検討してみてください。
このように、ANAのふるさと納税にはさまざまな特集があるので、他のふるさと納税ポータルサイトとは一味ちがう返礼品を選びたい方、寄付金の使い道によって寄付する自治体を決めたい方、伝統文化や医療など、なにか応援したい事業がある方におすすめです。
ANAのふるさと納税のデメリット・注意する点
メリットの多いANAのふるさと納税ですが、デメリットや注意したい点もあるので紹介します。ANAのふるさと納税を行うにあたってのデメリットや注意したい点は、主に以下の3点です。
- 掲載自治体数が少ない
- 決済方法が少ない
- ANAのふるさと納税でマイルを貯めるならAMCの入会が前提条件
ANAは非常に多くの特典がつくふるさと納税を提供していますが、ひとつの企業が行っているふるさと納税のため、自治体の数や決済方法が少なく、利用するためには条件があるので注意しなければなりません。
これらのデメリットについて、それぞれ詳しく解説しましょう。
掲載自治体数が少ない
ふるさと納税をするのであれば、自分に合った返礼品を見つけたいものです。そのためには、なるべく掲載自治体数や掲載されている返礼品の数が多い方が嬉しいという方も多いのではないでしょうか。
ANAのふるさと納税における掲載自治体数は、他の大手ふるさと納税ポータルサイトと比較するとどうしても少なくなっています。
ANAという一つの企業が行っているふるさと納税事業なので、どうしてもポータルサイトのように幅広い自治体を掲載することができないのかもしれません。
返礼品の数自体もそこまで多くはありませんので、多くの選択肢から選びたいという方には向いていないかもしれません。
しかし、ANAのふるさと納税にはここでしか申込みができないオリジナルの返礼品があることもまたひとつの事実です。
既に寄付したい自治体が決まっていてANAのふるさと納税にその自治体の掲載がある場合や、ANAオリジナルのふるさと納税を選びたいという方には向いているといえるでしょう。
決済方法が少ない
ANAのふるさと納税は、クレジットカード決済による寄付のみ可能です。そのため、銀行振り込みや代金引換、電子マネーなどは利用することができません。
どうしても現金で寄付したい場合や電子マネーで寄付をしたいという場合は、ANAのふるさと納税では利用ができませんので他のサイトで申込みをすることをおすすめします。
ANAのふるさと納税は、ANAカードのクレジットカード機能を使うことが賢くマイルが貯められます。
クレジットカードを複数持っていて、その中にANAカードもあるという方は、ANAカードでの決済が最もお得なので覚えておきましょう。
ANAのふるさと納税でマイルを貯めるならAMCの入会が前提条件
ANAのふるさと納税でマイルを貯めたいのであれば、ANAマイレージクラブへの入会が前提となります。
ANAマイレージクラブに入会しないまま申込み・決済をしてしまうとマイルの付与ができません。
また、既にANAマイレージクラブに入会済みの方でも、申込みの段階で会員番号を正しく入力しないとマイルの付与ができないので注意が必要です。
「ANAの航空券はマイルの後付けができるから、ふるさと納税でもできるのでは?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、航空券とふるさと納税は別物なので、ふるさと納税の場合はマイルの事後登録ができない仕組みになっているのです。
どうしてもANAのふるさと納税でマイルを貯めたいという方は、事前にANAマイレージクラブへの入会を済ませておきましょう。
ANAのふるさと納税の口コミ・評判
ANAのふるさと納税における特徴やメリット・デメリットを紹介しましが、実際の使用感やお得感は体感してみないと分からないものです。
そこで、実際にANAのふるさと納税を利用した方・利用を検討している方の口コミについて紹介していきましょう。
実際に利用された方の口コミを見ることで、どの程度お得になるのか、どういった方に向いているのかがさらに分かりやすくなるはずです。
良い口コミだけではなく、悪い口コミについても紹介するので、両方の面から意見を聞いて検討してみてください。
ANAのふるさと納税の良い口コミ・評判
まずは、ANAのふるさと納税における良い口コミから紹介しましょう。
良い口コミには、「マイルがお得に貯まる」「普段からマイルを貯めている方におすすめ」「キャンペーンが豊富でお得」といった、とにかくお得にふるさと納税ができるという意見が多く挙げられていました。
ANAのふるさと納税が(クレカのポイントとは別に)100円3マイル貯まるし、それとは別にマイルGETラリーで800マイル貯まるしで、ANAマイラーはぜひ、という感じ。
引用
ふるさと納税のラストスパートの時期に、ANAのふるさと納税で付与されるポイントが2倍になるキャンペーンをやっていてありがたい✈
Moppy経由だとさらにポイントもらえるし、これで特典航空券の足しにできれば嬉しいな
引用
ANAマイルがたまるふるさと納税。
そろそろ旅行も検討したいし、
マイル貯めるのに良いなぁ~
引用
このように、クレジットカードのポイントとは別でさらにマイルが付与されること、時期によってはさらにポイントが貯まるキャンペーンを開催しているというメリットが挙げられています。
旅行に行くとなると、おおよそ1万円前後の航空券が往復分必要になります。そういった航空券の料金をマイルで賄うことができたら、非常にお得な旅行を楽しむことができるでしょう。
2021年11月現在、少しずつ旅行に行きやすい状況になりGoToトラベルの再開の目処も立ってきました。このタイミングで旅行に行くために、早めにマイルを貯めておくというのは賢い方法だといえるでしょう。
もちろんこれから状況がまた悪化する可能性も考えられるものの、いつか旅行に行けるようになったときに備えてマイルを貯めておくのもありです。
ANAのふるさと納税の悪い口コミ・評判
続いては、ANAのふるさと納税における悪い口コミについて紹介しましょう。
ANAのふるさと納税は、「公式ホームページが使いづらい」「ログインが上手くできない」といったシステム上の不具合の他、「自治体数や返礼品の数が少ない」といった口コミも散見されました。
ANAのふるさと納税で購入しようとログインしたら登録が必要とのこと(登録して購入してるのに何で?)
で、当然同じ情報入力したら「既に登録されているメールアドレスです。」ってニッチもサッチもいかん
これって新しくメアド作って再登録しろってことかな⁇
買うのやめようか迷い中
引用
ANAのふるさと納税、ホームページわかりにく過ぎる…
メアドが登録済みと出るからFAQ見たら、解約手続きはこちら、と出るから行ってみると登録ページに飛ぶのだが??
去年もこれやった気がするのだが…
引用
JALとANAのふるさと納税はできるとこ少ないよ
引用
このように、ログインやメールアドレスの入力がうまくいかなかったり、FAQを見ても事象が解決されなかったりといったシステムの不具合をデメリットに挙げている方がいました。
また、ANAやJALなどの航空系会社におけるふるさと納税は、自治体数が少ないという指摘もありました。
旅行クーポンや宿泊クーポンなどの返礼品数は充実しているものの、自治体数でいえば大手ふるさと納税ポータルサイトにかなわない部分もあるかもしれません。
ANAのふるさと納税で寄付を行う方法・手順
それでは、実際にANAのふるさと納税で寄付を行う方法や手順について具体的に解説しましょう。ANAのふるさと納税は、一般的なポータルサイトと同じような申請方法で進めて問題ありません。
マイルの付与に必要な会員番号の入力などの操作もあるので、事前に会員番号を手元に用意してから申請の手続きを始めてください。
ここからは、ANAのふるさと納税で寄付を行う方法を、順を追って紹介していきます。
1:「AMC会員ログイン」
申請を開始するには、以下の3つの方法があります。
- ANAマイレージクラブにログイン(ANAマイレージクラブ会員の場合)
- お客様情報を入力してログイン(ANAマイレージクラブ会員でない場合)
- お客様情報を登録せずに寄付(システムに個人情報を残したくない場合)
会員の方は、ANAマイレージクラブにログインします。ANAマイレージクラブのお客様番号は、カード表面に印字されている10桁の番号です。
会員番号のほかにご自身で決められたパスワードも必要になるので、手元に用意してからログインを行いましょう。
また、ANAマイレージクラブ会員でない方は、マイルの付与はないものの寄付自体は可能です。事前に登録しておいたお客様情報としてメールアドレスとパスワードを入力し、ログインを試みてください。
また、システムに個人情報を残したくない場合は、お客様情報を登録せずに寄付も可能です。住所や氏名などの個人情報は返礼品配送の際に必要になるので、後々入力しなければならないことを覚えておきましょう。
2:控除上限額を調べる
続いて、税金が控除される上限額を調べます。上限額は個人の収入や世帯収入、家族の人数や住宅ローン・医療控除の有無によって変わります。
控除上限額を調べる際は上記の具体的な金額を入力する必要があるので、収入や保険料、控除金額などが分かる書類を手元に準備しておきましょう。
控除上限額があいまいなまま返礼品を選んでしまうと、結果として損をしてしまうこともあります。そのため、ここでなるべく正確な数値を算出しておくことをおすすめします。
3:寄付先(返礼品)を選ぶ
税金が控除される上限額を算出出来たら、控除額に合った返礼品を選びます。控除額を超えた返礼品を選ぶことも可能ですが、自己負担額が増えるのであまりおすすめしません。
選び方は、「人気ランキング」「特集」「使い道」「ジャンル」などさまざまな方法で検索が可能です。せっかくなので、ANAオリジナルの特集や返礼品を選ぶのもよいかもしれません。
複数の自治体から返礼品を選ぶことも可能ですが、手続きが大変になる可能性があるため、なるべく5つ以内に留めておくことをおすすめします。
返礼品選びが終わったら申込みと決済を行います。決済は必ずクレジットカードで行うので、手元に用意しておいてください。
ANAマイレージクラブ会員の方はここでANAカードを選択すると、付与されるマイルが増えます。
4:返礼品到着後、控除・還付の申請手続きを行う
注文からおよそ1~2か月後に返礼品が到着します。返礼品が到着次第、忘れないうちに控除や還付の手続きを行ってください。
税金控除の手続きは、ワンストップ申請と確定申告の2種類があります。それぞれの方法について解説しましょう。
ワンストップ申請
会社員の方であり、住宅ローン控除や医療控除などの特別な控除がなければワンストップ申請での手続きが可能です。
ワンストップ申請は、申請書を寄付先の自治体に送るだけで、あとは自治体が手続きを行ってくれるというシステムです。
申請書に必要事項を記入したら、必要な身分証明書のコピー(個人番号と個人情報が分かるもの)と一緒に自治体に送付するだけでOKです。
複数の自治体に寄付をした場合は、それぞれの自治体に申請書と身分証明書のコピーを送付する必要があるので覚えておきましょう。
ワンストップ申請は、自営業などでそもそも確定申告が必要な方、住宅ローンや医療費などの控除がある方、寄付先の自治体が6つ以上の方は利用できないので注意してください。
また、ワンストップ申請に関する書類の提出期限は、寄付をした翌年の1月10日必着です。
確定申告
ワンストップ申請の適用条件に当てはまらない方は、確定申告を行う必要があります。確定申告は寄付をした翌年の3月15日までなので、ワンストップ申請よりも少し余裕があります。
ワンストップ申請を忘れた方でも、3月15日までに確定申告を行えば税金が控除されます。
確定申告の場合は、確定申告書にふるさと納税を行った旨と金額を記載する必要があります。また、自治体から送付される寄付金受領証明書やその他必要書類も併せて準備しましょう。
ANAのふるさと納税に関するよくある質問
ここからは、ANAのふるさと納税に関するよくある質問について回答します。特にマイルに関する質問が多いので、マイル関連の質問に特化して紹介していきましょう。
ANAマイレージクラブ会員(AMC)でなくとも寄付は可能ですか?
ANAマイレージクラブの会員でなくても、ANAのふるさと納税から寄付することが可能です。しかし、非会員の場合はマイルが貯まらないので注意してください。
また、ふるさと納税の場合はマイルの後付けもできませんので、それを承知の上で申し込むようにしてください。
マイルの付与が欲しいのであれば、必ずANAマイレージクラブの会員になる必要があります。
マイルの有効期限を教えてください
マイルの有効期限は、マイルが積算された月から数えて36カ月間です。この期間を超えてしまうと、マイルが消滅して利用できなくなってしまいます。
そのため、なるべく早めに使うことをおすすめします。
マイル付与対象外の返礼品はありますか?
基本的には、マイル付与対象外の返礼品はありません。しかし、ANAカードを利用してクレジット決済を行った場合に追加でマイルが付与されない返礼品はあるので注意が必要です。
ANAカードマイルプラスの対象外となる自治体は、沖縄県大宜味村と佐賀県(佐賀県内参画全市町村は対象)です。
そのため、こちらの対象となる地域に寄付をした方は追加のマイルが付与されないので覚えておいてください。
まとめ
今回の記事では、ANAのふるさと納税における特徴やメリット・デメリット、実際の口コミや申込みの手順について紹介しました。
ANAのふるさと納税における最大のメリットは、とにかくANAのマイルが貯まることです。ANAをよく利用していたり、マイルを貯めていたりする方には非常におすすめです。
また、ANAのふるさと納税オリジナルの返礼品もあるので、宿泊や旅行クーポンといった一味変わった返礼品を希望する方にもおすすめできます。
ふるさと納税は慣れてしまえば申込みや手続きも簡単なので、まだふるさと納税をしたことがない方はぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
参考:ANAのふるさと納税