今回は「楽天カードの解約方法」について解説します。
楽天カードを作ったものの、以下のような理由から解約を考えている人も多くいます。
「他に作りたいカードができた…」
「あまり使う機会がなく、もったいないと感じた…」
「年会費が負担になっている…」
そこで今回は、楽天カードを「たった数分」で解約する手順をわかりやすく、まとめました!
この記事を読めば、
などの内容が分かります。
そこで本記事では、知識不足が原因で損をしないために「解約の正しい手順」や「気を付けるべき点」など、楽天カードの解約に必要な情報を網羅しました。
さらに「クレジットカードの信用情報(クレヒス)」や「捨てる&残すカードを選ぶ基準」などの上級者向けの知識もまとめています。
ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
【今すぐできる!】楽天カードの解約方法2選(手順・必要なもの)
ここでは、楽天カードの解約方法をまとめました。
「簡単にできる解約手順」を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
方法1. 電話での解約手続き:楽天カードコンタクトセンター
電話で解約する場合は、楽天カードコンタクトセンターに連絡して「解約したい旨」を伝えましょう。
連絡先:楽天カードコンタクトセンター
楽天カードコンタクトセンターの電話番号と営業時間は、下記の通りです。
電話番号 | 0570-66-6910(有料) ※繋がらない場合は以下 092-303-7188(有料) 092-474-6287(有料) |
---|---|
受付時間 | 9:30~17:30 ※年末年始は営業時間が短縮されることがある |
いずれの番号もナビダイヤル(有料)のため、通話料金が高額にならないよう、通話時間には気を付けてください。
解約手順
- 楽天カードコンタクトセンターに電話
- ガイダンスが流れる
- 番号「5400」と入力すると解約手続きまで進む(ガイダンス途中でもスキップして進める)
- オペレーターに繋がる
- 解約したい旨を伝える
混雑していなければ、所要時間は5分もかからず解約できるでしょう。
方法2. インターネットでの解約手続き:楽天カードチャットサポート
インターネットで解約する場合は、「楽天カードチャットサポート」から手続きを行います。
連絡先
「楽天e-NAVI」にログインしてから、楽天カードチャットサポートにアクセスしましょう。
URL | 楽天カードチャットサポート |
---|---|
対応時間 | 9:30~17:30(年中無休) |
解約手順
- 楽天カードチャットサポートのURLにアクセス
- 楽天e-NAVIへのログイン画面が出てくるので、メールアドレスとパスワードを入力
- 注意事項を最後まで読み、画面の一番下にある「チャットでのお問い合わせを開始する」をクリック
- チャットの画面に切り替わるので、案内に従って質問に答えていき、「カードのご解約」の手続きに進む
※場合によっては、電話での問い合わせが必要になることもあります。
チャットの混雑状況によっては、応答まで時間がかかることがあります。
解約手続きに「必要なもの」
楽天カードの解約手続きに必要なものは、以下です。
- クレジットカードの番号
- 暗証番号
- 本人確認のための情報(住所、生年月日、氏名、登録時の電話番号)
※インターネットから解約の場合は、以下も必要
→「楽天e-NAVI」に登録したメールアドレスとパスワード
このように楽天カードの解約時は、「クレジットカード番号」や「個人情報の確認」が必要になります。
そのため、解約したいカードと併せて、運転免許証のような本人確認ができるものも持参していくと安心です。
楽天カードの解約をするときは、必ずカードの名義人本人が電話をかける必要があります。
他の人が電話をしても手続きができないので、注意しましょう。
解約理由例一覧
クレジットカードの解約を電話で手続き場合、解約理由を聞かれることがあります。
そこでここでは、楽天カードの解約理由例を一覧で紹介します。
- もう使わなくなったから
- カード枚数が増えすぎて、管理が大変になったから
- 限度枠を超えてしまったので、カードを減らさないといけないから
- 別のカードにポイントを集約したいから
- 年会費が高いから
※ただし、無理に引き留められることはないので、正直に答えても問題ありません。
年会費が高いクレジットカードの場合は、解約時に「ポイントプレゼント」「年会費の割引」などの条件を提示されて引き止められることもあるようです。
解約の電話が繋がらない場合は?
営業時間内なのに電話が繋がらない場合、コールセンターが混雑している可能性があります。
そこでここでは、「混在している時間帯」と「狙い目の時間帯」をそれぞれ紹介します。
時間帯
混雑している時間帯 |
|
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狙い目の時間帯 |
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混雑している時間帯
土日祝日や平日の12時~13時前後は電話が集中して混雑するので、それ以外の時間に電話するのがおすすめです。
特にお昼の時間帯は、日本のビジネスマンが12時~13時の間しか休憩が取れないため、電話が集中してしまうので、できれば避けましょう。
さらにクレジットカード代金の支払日&その翌日は、カード会社のコールセンターが一番混み合うと言われています。
※支払日とは、クレジットカード代金が銀行口座から引き落とされる日のこと
なぜなら「引き落とし日が今日なのに入金を忘れてしまった!」という人が、慌ててコールセンターに電話するからです。
コールセンターもそれを把握しており、オペレーターの人員を割いているため、解約の窓口が繋がらないことがあります。
空いてる、狙い目の時間帯
一方で空いている時間帯は、「午前中(特に朝一)」や「15時~17時」です。
なかなか「電話が繋がらない」という場合は、こうした時間帯を狙って電話してみてください。
解約に関する補足や注意事項
補足1:もしカードが手元になければ紛失盗難専用ダイヤルへ連絡
楽天カードの解約をしたいけどカードが手元にない、という場合には、紛失盗難専用ダイヤルへ連絡しましょう。
紛失盗難専用ダイヤルに連絡すれば、クレジット機能・楽天ポイントカード機能を停止してもらえます。
ただし、機能停止しただけでは、まだ解約の手続きは完了していないので、解約を希望する場合は、あらためてコンタクトセンターに連絡し、解約手続きをする必要があります。
連絡先:楽天カードの紛失盗難専用ダイヤル
電話番号 | 0120-86-6910 ※上記が利用できない場合は、092-474-9256 |
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受付時間 | 24時間・年中無休 |
補足2:追加カードだけを解約する方法
楽天カードでは、ETCカード、家族カードといった追加カードを発行できます。
これらの追加カードは、楽天カードを解約すると自動で解約されますが、追加カードのみを解約したいという場合もあるかと思います。
追加カードのみを解約したい場合は、以下のような方法で解約できます。
ETCカードだけを解約する方法
ETCカードだけを解約したい場合も、自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910)に連絡します。
解約手順
以下の手順で音声のみで解約できます。
- 自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910)に電話をかける
- 音声ガイダンスが流れたら、スキップ番号(5400)を入力する
- 音声ガイダンスに従って、ETCカード番号を入力する
- 生年月日を入力する
- 注意事項のアナウンスを聞き、同意して解約を完了する
家族カードだけを解約する方法
家族カードだけを解約したい場合も、楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)に連絡して、その旨を伝えましょう。
解約手順
以下の手順で解約できます。
- 楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)に電話をかける
- 音声ガイダンスが流れたら、「3: 各種照会」を入力する
- 音声ガイダンスに従って、家族カード番号を入力する
- 生年月日を入力する
- 「0: その他のお問い合わせ」を入力し、オペレーターに繋がる
- オペレーターに、家族カードを解約する旨を伝える
解約はメインカード契約者だけでなく、家族カード会員本人でも行うことができます。
補足3:上位カードは連絡先が異なる
「楽天ブラックカード」と「楽天プレミアムカード」の上位カードを解約する場合、通常の楽天カードとは連絡先が異なります。
連絡先の電話番号は非公開となっており、それぞれのカードの裏面に記載されています。
連絡先
電話番号 | カード裏面に記載(フリーダイヤル) |
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受付時間 | 9:30~17:30(年中無休) |
注意:書類や窓口からは解約できない
楽天カードは、「退会用の書類」や「窓口」からは解約できません。
ただし、電話一本で済むため、わざわざ書類に必要事項を記入して印鑑を押したり、店頭に行って解約手続きをするといった手間が省けます。
\「楽天カード」を解約してでも作りたい!/
楽天カードを解約すると、楽天ポイントや楽天Edy残高はどうなる?
楽天カードを使っていると、「楽天ポイント」や「楽天Edy」が貯まります。
ですが、もし楽天カードを解約してしまうと、これらの残高はどうなるのでしょうか?
楽天ポイントは消える?
楽天カードを解約しても、楽天ポイントが消えることはありません。
楽天ポイントは、楽天カードではなく、楽天会員のアカウントに紐づいています。
楽天カードを解約しても、楽天会員を退会することにはならないため、今まで貯めた楽天ポイントは、そのまま楽天会員アカウントにそのまま残り、引き続き利用できます。
しかし、楽天カード解約と同時に楽天会員も退会する場合には、楽天ポイントは使えなくなるので注意しましょう。
楽天Edy残高はなくなる?
一部の楽天カードでは、楽天Edy機能の付いたものがあります。
そうした楽天カードを解約したとしても、楽天Edy残高はそのまま残ります。
ただし、カード自体を破棄してしまうと、楽天Edy機能が使えなくなってしまうため、注意しましょう。
そのため、楽天Edy機能が付いている場合は、残高を使い切ってから廃棄しましょう。
もしカードを廃棄してしまうと、その後の返金手続きなどもできません。
以下、楽天Edy機能が付いた楽天カードを解約する際の注意点をまとめました。
- オートチャージの設定は解除しておく必要がある
- カード解約後にEdyを使用しても、楽天ポイントは付かない
- Edy残高を使い切ってから廃棄する
楽天カードとは?こんなカード!
楽天カードは、顧客満足度No.1に何度も選ばれているカードです。
最大のメリットは、楽天ポイントの「貯まりやすさ」と言えるでしょう。
「楽天カード」の詳細
カード名 | 楽天カード |
---|---|
申込資格 | 18歳以上 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、AMEX |
年会費 | 無料 |
還元率 | 1% ※楽天市場利用の場合:3%以上(上限・条件あり) |
ポイントの種類 | 楽天スーパーポイント |
旅行傷害保険 | 海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯) |
実施中のキャンペーン |
|
おすすめポイント |
|
申込URL | 楽天カードの申込はこちらから |
楽天カードのおすすめポイントは以下の通りです。
- クレジットカードの顧客満足度1位
- 年会費永年無料
- 楽天ポイントカードを利用するとポイントを二重取りできる
- 楽天経済圏の活用でより便利になる
- Suicaへのチャージでもポイントを貯められる
「日本版顧客満足度指数2021年度年間調査結果」によると、クレジットカードの顧客満足度が楽天カードが1位でした。
楽天カードは「13年連続顧客満足度No.1」という高い評価を得ています。
日常生活において必要なサービスを楽天グループに統一させて楽天経済圏を上手く活用することで、ポイントを効率的に貯められるでしょう。
貯めたポイントは楽天市場や楽天のフリマアプリ「ラクマ」での支払いに利用できるなど、さまざまな使い道があります。
基本の還元率はが1%と高いため、ポイントの貯めやすさと使いやすさを重視したい人は特におすすめのクレジットカードです。
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楽天カードの解約前に確認すべき注意点
ここでは楽天カードを解約する前に確認すべきポイントや注意点をまとめました。
知らずに解約して損をしてしまうことがないように、事前に確認しておきましょう。
注意点1. 家賃/光熱費/公共料金/スマホ料金/サブスクなど「定期支払い」の変更手続きが必要となる
公共料金やスマホの支払い、家賃支払い等に楽天カードを使用している場合は注意が必要です。
支払いに使用しているカードを解約している場合、必要な支払いができなくなってしまいます。
特にスマホ料金などを延滞してしまうと、個人の信用情報に傷が付いてしまう場合もあります。
そのため、楽天カードを解約する際には、事前にどの支払い先があるかをよく確認し、支払い方法を変更しておく必要があります。
注意点2. ETCカード・家族カードなどの追加カードも同時解約となる
楽天カードには、ETCカードや家族カードなどの追加カードがありますが、楽天カードを解約すると、これらの追加カードも同時に解約されることになります。
楽天カードを解約することで、ETCカードや家族カードが使えなくなってしまうので、ETCカードを今後使う必要があるか、家族カードを使えなくなってもかまわないか、などを家族にも確認しておく必要があります。
注意点3. 付帯サービスも利用できなくなる
楽天カードは、持っているだけでさまざまなオプションサービスが付いてきます。
たとえば、海外旅行時に旅行代金をクレジット決済すると、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付いてきます。
また、海外で病気になったり怪我をしてしまったりした場合でも、24時間365日、日本語で緊急医療サポートを受けられるといった万が一のときでも安心のサービスがあります。
楽天カードを解約すると、これらの付帯サービスは使えなくなってしまいます。
そのため、楽天カードを持つことでどのようなサービスが付いているか、それらのサービスが使えなくなってもかまわないかなどを確認しておく必要があります。
注意点4. 決済に使える国際ブランドの種類が減ってしまう
クレジットカードには、VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Clubなどの国際ブランドがあります。
カードの表面の右下に、これらのブランド名が書いてあります。
たとえば、楽天カードがVISAブランドのカードだったとすると、VISAブランドをその1枚しか持っていなかった場合には、楽天カードを解約することで、VISAブランドが使えなくなります。
楽天カードで使っていた国際ブランドが使えなくなってしまうと、決済に使える国際ブランドの種類が減ってしまうことになります。
近年では、複数の国際ブランドを扱っているお店も増えてきましたが、特に海外旅行に行ったときなどで、使える国際ブランドが少ないと困る場面も出てくるかもしれません。
カードを解約する際には、その国際ブランドを使えなくなってもかまわないかどうか検討する必要があります。
注意点5. 通販の決済はクレカがないと不便
近年では、感染症の流行などの影響もあり、Amazonや楽天市場などの通販サイトを利用する人が増えています。
これらの通販サイトを利用する際に、商品代金の支払いを銀行振込で毎回行うのは手間がかかります。
また代金引換の場合も、毎回手数料がかかってしまいます。
そのため、支払い方法をクレジットカードに設定している人も多いかと思います。
楽天カードを通販サイトの支払い方法に登録している場合、カードを解約してしまうと、これらのサイトでの買い物ができなくなってしまいます。
解約を行う際は、支払いにどのクレジットカードを登録しているか、カードを解約しても問題ないかを確認しておきましょう。
注意点6. 分割払い/ボーナス払い/リボ払いなどの「残債務」があれば解約予約となる(完済まで退会不可)
クレジットカードを解約する際、リボ残高などの未払いの利用残高がある場合は、解約時に残りの支払い分が一括請求となり、急に大金が必要になって支払いが困難になるというケースがあります。
楽天カードに未払いの利用残高がある場合には、全額返済するまでカードを解約できません。
分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどを利用していて「残債務」がある場合、一括で払えない場合は、解約の連絡を行っても「解約予約」というかたちになり、今まで通りに支払いを続ける必要があります。
カードの解約をする際には、事前に未払いの利用残高がないかを確認しておく必要があります。
注意点7. 楽天銀行カードの解約は楽天銀行への連絡が必要
楽天カードが楽天銀行のキャッシュカードを兼ねているケースがあります。
解約したい楽天カードが、楽天銀行のクレジット機能付きカードである場合、カードの解約を行うには、楽天銀行カスタマーセンターへの連絡が必要になります。
コンタクトセンターとは番号が異なるため、注意しましょう。
連絡先:楽天銀行カスタマーセンター
電話番号 | 0120-776-910 ※携帯電話・PHS等からの場合:0570-064-924(通話料有料) ※国際電話をご利用の場合:03-6832-2255(通話料有料) |
---|---|
受付時間 | 9:00~17:00(年末年始を除く) |
注意点8. 楽天会員も退会してしまうと全サービスが利用できなくなる
楽天カードを解約するだけでなく、楽天会員も退会しようという場合もあるかと思います。
楽天会員を退会する場合には、楽天会員アカウントと紐づいたサービスが利用できなくなります。
たとえば以下のようなサービスが使えなくなってしまうため、注意が必要です。
【楽天会員の退会で使えなくなるサービス】
- 楽天ポイントの獲得
- 楽天GORAなどの会員サービス
- 楽天市場での購入履歴の確認
- 楽天会員ランク(プラチナ会員、ゴールド会員など)
また、楽天会員を退会した場合でも、定期購入は継続になるため、注意しましょう。
楽天カードを解約してもデメリットがない退会タイミングはいつ?
「クレジットカードを解約したい!」と思っても、解約によってデメリットが生じてしまうのは嫌ですよね?
そこで、ここでは楽天カードを解約する際にデメリットがない、おすすめの退会タイミングを紹介します。
あらかじめ理解した上で解約を進めれば、損をする心配はなくなります。
タイミング1. 残ったポイントを交換するか、使い切ってから
楽天カードを使用していると、楽天ポイントが貯まっていきます。
貯めた楽天ポイントは、楽天カードを解約しても引き続き使うことができます。
楽天ポイントは、楽天会員のアカウントと紐づいているためです。
しかし、楽天カード解約と同時に、楽天会員も退会してしまう場合は、楽天ポイントは失効してしまい、せっかく貯めたポイント分、損をしてしまいます。
その場合は、楽天ポイントを使い切ったタイミングで解約するのがよいでしょう。
タイミング2. カード自動引き落としの変更手続きをしてから
通販サイトや公共料金等の支払いを楽天カードで行なっている場合、支払い方法を変えないままカードを解約してしまうと、必要な引き落としが行われず、支払いが滞ってしまうことになります。
場合によっては延滞金などを取られてしまうため、十分気を付ける必要があります。
自動引き落としの例としては、次のようなものが挙げられます。
【カード自動引き落としの例】
- 光熱費・水道代の支払い
- スマホやインターネットなど通信料金の支払い
- 保険料の支払い
- 家賃の支払い
- 動画ストリーミングサービスなどのサブスクリプションの支払い
楽天カードを解約する際には、このような自動引き落としがないか確認し、必要な変更手続きをしてから、解約の手続きを行うようにしましょう。
タイミング3. カード入会から半年以上経過してから
楽天カードに入会後、すぐに解約してしまうのは避けましょう。
短期間に入会と退会を繰り返してしまうと、カードを発行してもまたすぐに解約してしまうのではないかと思われ、信用情報に傷が付いてしまうためです。
指定信用情報機関(CIC)に登録されたカードの入会や解約の履歴は、他のカード会社も見ることができるため、次に別のクレジットカードを作る際に、審査に通りづらくなってしまう可能性があります。
これが、いわゆる「ブラックリスト」というものに当たります。
そのため、楽天カードを解約する際は、カードにいつ入会したかを確認しておくことが大事です。
信用情報に悪い影響を与えないためには、カード入会後、すくなくとも半年以上経ってから解約するようにするとよいでしょう。
タイミング4. 年会費が発生する前月
楽天カードには年会費がかかるものもあります。
【年会費がかかる楽天カード一覧】
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ANAマイレージカード
- 楽天ビジネスカード
上記のカードを利用している場合は、所定の年会費が発生します。
楽天カードを解約しても年会費は返金されないため、解約するタイミングによっては年会費分が無駄になってしまう場合があります。
そのため、年会費が発生する前月などに解約すれば、損をしなくて済みます。
年会費の支払い月は、カードを契約した月によって異なるので、個別に確認しておくことが必要です。
楽天カードの年会費が発生するタイミングはいつ?
ご契約月 | 年会費お支払い月 | 年会費適用期間 |
---|---|---|
1月 | 3月 | 2月1日~翌年1月31日 |
2月 | 4月 | 3月1日~翌年2月28日※ |
3月 | 5月 | 4月1日~翌年3月31日 |
4月 | 6月 | 5月1日~翌年4月30日 |
5月 | 7月 | 6月1日~翌年5月31日 |
6月 | 8月 | 7月1日~翌年6月30日 |
7月 | 9月 | 8月1日~翌年7月31日 |
8月 | 10月 | 9月1日~翌年8月31日 |
9月 | 11月 | 10月1日~翌年9月30日 |
10月 | 12月 | 11月1日~翌年10月31日 |
11月 | 1月 | 12月1日~翌年11月30日 |
12月 | 2月 | 翌年1月1日~12月31日 |
※うるう年の場合は2月29日
カードの契約月は「カードの発行台紙」や「楽天e-NAVI」で確認できます。
楽天カードを解約した後の処分方法は?【悪用防止】
楽天カードを解約した場合、悪用防止のために適切に処分する必要があります。
なぜなら、クレジットカードには多くの「個人情報」が記載されているためです。
そのため、適切に処分しないと個人情報が抜き取られたり、カードを復元されて不正利用される危険性があります。
その結果、身に覚えのない大金の請求が来てから被害に気付く、といったことが多く見られます。
クレジットカードの不正利用被害額は年々増加傾向にあり、2021年の被害額は330億円を超えています。
そのため、楽天カードを解約した後は、カード本体をハサミやシュレッダーなどで細かく切ってから捨てましょう。
特に磁気ストライプ・ICチップ・会員番号・有効期限・セキュリティコードは個人情報が含まれているため、修復不可能な形で細かく裁断する必要があります。
また、裁断したクレジットカードをゴミとして処分する場合、念のため、何回かに分けて処分するのが良いでしょう。
楽天カードの解約は代理でできる?
楽天カードの解約は、原則として契約者本人が行わなければなりません。
しかし、本人が解約できない状況になるということも考えられるでしょう。
そこでここでは、契約者本人以外が楽天カードを代理解約できるケースについてご紹介します。
契約者本人が病気や死亡した場合、楽天カードの解約は本人以外でもできる?
契約者本人が死亡した場合には、例外的に本人以外がカードの解約を行うことができます。
カードの裏面に記載されている電話番号に連絡すると、電話での解約手続きをできます。
ただし、対応できるのは、家族など法定相続人のみです。
確認のために、戸籍謄本や除籍謄本、死亡診断書の提出が必要になる場合もあります。
また、故人が未払いの残高がないかどうかや、公共料金等の引き落とし先になっていないか、ということも合わせて確認する必要があります。
親が認知症になったら、子供が楽天カードを解約できますか?
契約者本人が認知症になってしまった場合など、本人の意思疎通が難しいようなケースでは、子供などが代理人としてクレジットカードの解約手続きをできます。
その場合は、カード裏面に記載されている電話番号に相談することで、対応してもらうことができます。
本人確認のために生年月日などの個人情報が必要になるので、血縁者などが電話するとスムーズに対応できるでしょう。
契約者が未払いの残高がある場合などは、一括で料金の支払いをしなければならないこともあるので、あらかじめカードの利用履歴を確認するなど、注意する必要があります。
楽天カードの解約後に再入会できる?
楽天カードは一度解約したとしても、再入会が可能です。
ですが、再入会にはいくつかの注意事項があるので、早速チェックしていきましょう。
楽天カードは再入会時にも審査が実施される
楽天カードは、再入会する場合にも入会時に審査がおこなわれます。
一般的に、クレジットカードに再入会するときは、初回の申し込みのときよりも審査が厳しくなると言われています。
特に、初回に入会していたときの利用状況によっても、審査結果が変わってきます。
たとえば、入会特典目当てで入会し短期で解約した、などのケースでは、より審査が厳しくなる可能性があります。
また、初回入会時に支払いの滞納があったなどで信用情報に傷が付いている場合にも、再入会は難しくなってきます。
このように、初回よりも再入会のときのほうが厳しく審査されるということを認識しておきましょう。
再入会の場合、新規入会の特典(ポイントや割引優待キャンペーンなど)は受け取れない
楽天カードに再入会した場合、入会特典のポイントは受け取ることができるでしょうか?
結論から言うと、楽天カードに再入会の場合、新規入会特典の楽天ポイントはもらうことができません。
過去に楽天カードを使用していた人は新規入会特典の対象外となっているからです。
キャンペーンによって対象が変わることもあるので、事前によく確認しておきましょう。
しかし再入会の場合、カード申し込みの際に、前のカードで使っていた楽天IDで申し込みをすれば、前のアカウントに残っていたポイントを復活させて使うことができます。
せっかくなので、前のIDが残っている人は利用するとよいでしょう。
審査を通過しても以前のカードは利用できない
審査を通過して楽天カードに再入会できた場合、前の楽天カードは使えるのでしょうか?
再入会であっても、新たなクレジットカードの申し込みという扱いになるので、カード自体も作り直しになります。
そのため、前のカードとは番号やセキュリティコードも異なる、新しいカードが届くことになります。
以前のカードが手元に残っていたとしても、そのカードはもう使うことはできません。
公共料金等の支払いに、以前のカードの番号を登録してしまうと、決済できないので注意が必要です。
新しいカードが手元に届くのを待って、改めて新しい番号を登録しましょう。
楽天カードを解約すると信用情報に傷がつくって本当?
楽天カードを解約したいと思った時、解約することで「信用情報に傷がついてしまうのでは?」と不安に感じている人も少なくないようです。
しかし、カードを普通に使用し、「使わなくなったから解約する」というケースであれば問題はありません。
では、どのような状況で解約を行うと、信用情報に傷がついてしまうのでしょうか?
ここでは、楽天カードを解約して信用情報に傷が付いてしまうケースについて見ていきましょう。
信用情報に傷がつくとどうなる?
信用情報に傷がつくと、新たにクレジットカードを作ろうとした際に、審査に通りにくくなり、カードをまた作ることができなくなる場合があります。
また、既に持っているクレジットカードが利用停止されるなどの措置がとられる可能性もあります。
さらに、クレジットカードだけでなく、他にも影響が出てきます。
たとえばローンが組めなくなったり、賃貸物件が借りにくくなったりすることが考えられます。
一度信用情報に傷がつくと、5~10年ほどは回復しないので、気を付ける必要があります。
しかし、もし任意整理などを行い、ブラックリストなどに登録されてしまったとしても、5~10年ほど経てば再びカードを申し込むことができるようになります。
信用情報に傷がつく危険性があるケース
クレジットカードを利用する際、どんな場合に信用情報に傷が付いてしまうのでしょうか?
まず、通常の使用をしている限りでは、信用情報に傷がつくことはないと言っていいでしょう。
しかし、使用の仕方によっては、信用情報に傷がつく可能性のあるケースがあるため、そのようなことは避ける必要があります。
詳しく説明していきましょう。
①短期間で解約した場合
信用情報に傷がつく可能性のあるケースとしては、まずクレジットカードの「短期間での解約」が挙げられます。
クレジットカードを短期間で解約した場合、その履歴は信用情報機関に記録として残ります。
短期間でカードを解約した記録は、他のクレジットカード会社も見ることができるため、次に新しいカードを申し込んだ際に、そのカード会社にも知られてしまいます。
短期の解約をされることで、会社に不利益をもたらすと思われてしまう可能性があるため、カード審査が通りにくくなることもあるのです。
その結果、短期間でクレジットカードを解約すると、新しいカードが作りづらくなる場合があるため、注意する必要があります。
②一度もカードを使わずに解約した場合
一度もカードを使わずに解約するケースでも、信用情報に悪影響を及ぼします。
クレジットカード会社にとって、カードを使用しない人にクレジットカードを発行するのは、手間だけがかかり売上に繋がらないため、会社としては損失になります。
カードの利用情報も信用情報機関に記録として残っているため、新しくクレジットカードを作ろうとした際に、カードを使用しない人だと思われてしまい、審査が通らないこともあり得ます。
その人にクレジットカードを発行することが、カード会社にとって損失に繋がると判断されてしまうことで、新しいカードを作ることが難しくなってしまうのです。
楽天カードのよくある退会理由!解約した方がいいケースは?
「クレジットカードを解約したくなる理由」は、どんなものがあるのでしょうか?
人によってさまざまですが、ここでは「特によく当てはまる退会理由」をまとめました。
さらに楽天カードを「解約した方がいいケース」についても紹介しています。
カード枚数が多く、管理がストレスに感じた時
クレジットカードを解約する理由の一つに、既に持っているカード枚数が多く管理が大変だから、ということがあります。
楽天カードの他にも使用しているカードがある場合、管理が煩雑になってしまっていることが考えられます。
カードが複数枚あると、その分の引き落とし口座の管理をする必要があったり、暗証番号を記憶しておく必要があったりと、カードの枚数分だけ多くの対応をする必要があるためです。
複数のクレジットカードを管理するストレスから解放されるためには、いくつかのカードを手放すという選択肢があります。
その場合、今後どのカードを使用していくかの取捨選択を行い、利用頻度の少ないカードを解約するとよいでしょう。
所有カードが多く、新しいカードを作れなくなる時
複数のクレジットカードを所有している場合、持っているカードの数が多いと、新しいカードを作ることが難しくなります。
クレジットカードには、それぞれの限度枠の合計を年収の3分の1程度に抑える「総量規制」というものがあります。
クレジットカードを1枚発行するごとに限度枠は埋まっていくため、新しいカードを作りたいと思ったときに、この限度枠がいっぱいになってしまって作れない、という事態も起こり得ます。
そうなってしまわないためにも、余分なクレジットカードは減らして、使用するカードのみを厳選しておくほうがよいでしょう。
月々の支払いの集計が複雑になってしまう時
複数のクレジットカードを持っていると、毎月の支払額を計算するのも大変になります。
A社のカードでは〇〇円、B社のカードでは△△円、というように、使った金額を集計するのも、カードの枚数が多いとその分手間がかかります。
計算が面倒だからと避けていて、気がつかないうちに意外と大きな金額を使ってしまい、支払いが大変になってしまう、というようなこともあるかもしれません。
カードの使い過ぎを防いだり、家計管理をきちんと行いやすくしたりする、という点でも、クレジットカードの枚数は絞っておいたほうがいいと思われます。
使用頻度が少ない、年会費だけがかかり続けている時
ほとんど使用しないクレジットカードを持っている場合、そのクレジットカードの存在を忘れてしまうことはないでしょうか?
普段使っていないカードのことは、つい忘れがちで、管理も雑になりやすくなります。
明細書を見ることもないので、カードを無くしたり不正利用されたりしてもなかなか気付くことができない、といったことも起こり得ます。
また、まったく使っていないのにもかかわらず、年会費だけをずっと払い続けているというパターンもあります。
使わないカードに年会費を払っていてはお金がもったいないですし、ずっと使っていないのであれば、リスクを減らすためにもカードを解約してしまったほうがいいでしょう。
楽天カードを解約しなくても対応できるケース
楽天カードを解約したいと思っていても、理由によっては、わざわざ解約しなくても済んでしまうケースがあります。
たとえば以下のような場合です。
それぞれ解説します。
楽天カードの種類/カードランクを変更する場合:別の楽天カードに切り替えたい
楽天カードの種類を変更したい場合は、「楽天e-NAVI」から手続きをできます。
ログイン画面からメールアドレス・パスワードを入力してログインしたあと、メニューから「お申し込み(カード/サービス)」>「カードのお申し込み」>「カードの切り替え」と進みます。
「カードの追加・切り替え」というページで好きな種類/カードランクを選び、申し込み手続きをおこないます。
新しい楽天カードは約1週間~10日ほどで、郵送で自宅に送られてきます。
※楽天ブラックカードについては、インビテーションをもらった場合のみ、申し込みをできます。
楽天カードを新しく1枚発行する場合:2枚持ちしたい
楽天カードは2枚目のカードを持つことができます。
基本的に年会費無料のカードは自由に発行できるので、新しいカードが欲しい場合でも、今持っているカードを解約する必要はありません。
新しくカードを発行する場合も「楽天e-NAVI」から手続きをできます。
ログイン画面からメールアドレス・パスワードを入力してログインしたあと、メニューから「お申し込み(カード/サービス)」>「カードのお申し込み」>「カードの追加」と進み、好きな種類のカードを選択して申し込みます。
2枚目のカードを持つと、たとえば仕事の支出とプライベートの支出、というように利用用途によってカードを分けることができるというメリットがあります。
楽天カードを強制解約されないためには?
クレジットカードは、カード会社の判断によって「強制的に解約」されてしまうケースがあります。
もちろん普通に利用している限り問題はありませんが、「不適切な使い方」をしていると強制解約となってしまう恐れがあります。
強制解約されると信用情報に履歴が残り、今後クレジットカードを作るのが難しくなってしまうので注意が必要です。
そこでここでは、楽天カードを「強制解約されてしまう事例」と「強制解約されないための注意点」を解説します。
クレジットカードが自動解約・強制解約された事例もある
カード会社の判断によってカードの契約が切られてしまうことを「自動解約」「強制解約」といいます。
契約を切られてしまう原因としては、以下のような場合が挙げられます。
カードの支払いを延滞している
カードの支払いを延滞した場合、直ちに強制解約されるわけではありませんが、一ヶ月以上無視し続けると強制解約の対象になると言われています。
この場合、信用情報機関にも記録され、信用情報に傷が付きます。
引き落とし口座の残金・残高不足には十分注意しましょう。
会員規約に違反する行為をした
換金目的でのカード利用や、他人にカードを貸与した疑いがあるなど、会員規約に違反する行為をした場合にも、強制解約がおこなわれます。
どのような行為が禁止されているのか、会員規約はよく確認しておきましょう。
会員情報をずっと更新していない(会員情報に虚偽がある)
楽天カードの入会後に、住所や勤務先が変わった場合は、その都度会員情報の変更を行う必要があります。
変更手続きを忘れていただけでも、会員情報に虚偽があるとみなされて、強制解約の対象となることがあります。
楽天カードの会員情報は「楽天e-NAVI」または楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)で変更できます。
信用情報に問題が生じた
楽天カードの入会時だけでなく、入会後も定期的に審査が行われ、利用者に問題がないかがチェックされています。
そのため、利用している途中に返済能力などに問題が見つかると、強制解約の対象になることがあります。
強制解約されると一括での支払いが必要となる
楽天カードを強制解約された場合、利用残高が残っていると基本的に一括での料金の支払いを請求されます。
分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどの設定をしていた場合、一括請求されたときに請求額が想定以上に大きくなり、支払いに困ってしまうことも考えられます。
さらに、その請求を延滞・無視し続けてしまうと、職場に連絡が入ったり、給与や資産の差押えをされたりすることもあります。
最終的に信用情報を大きく傷つける結果となってしまうので、そのようなことのないように、カード会社からの連絡にはしっかりと応じるようにしましょう。
特に短期間で繰り返し解約すると信用情報に傷がつく
短期間にクレジットカードを連続で解約すると、信用情報に傷がつく可能性が高くなります。
楽天カードでは定期的に、ポイントを付与する新規入会キャンペーンなどをおこなっていますが、ポイント目当てでカードを申し込み、そのあとにすぐ解約してしまうというケースがみられます。
一見すると、ポイントだけもらえてお得だと感じてしまうかもしれませんが、このような行為はおすすめできません。
なぜなら、クレジットカードの入会・解約の履歴は信用情報機関に登録されてしまうからです。
短期間で入会と解約を繰り返すと、信用情報に影響してしまうため、新しく別のクレジットカードを作ろうとしたときに審査に落ちてしまう、といったことも考えられます。
後から困ることのないよう、短期間での解約は避けましょう。
クレジットカードを断捨離する基準:複数枚あるカードの中でどれを残す?
クレジットカードの枚数が増えてしまうと、管理の手間が増えて明細を見るのが面倒になったり、ついお金を使いすぎてしまったり、といった経験がある人もいるのではないでしょうか?
クレジットカードを増やしすぎると、他にも、不正利用の危険が増えたり、新しいカードを作りたくても作れなくなってしまう、といったデメリットがあります。
そんなときは、思い切って使わないカードを断捨離して、使うカードだけを残しましょう。
では、どのクレジットカードを残すべきなのでしょうか?
以下でカード断捨離のやり方を詳しく解説します。
基準1. 年会費無料のカードを残す
まず残しておくべきなのは、年会費無料のカードです。
年会費が無料のカードであれば、カードを持ち続けるための維持費がかからないので、負担になりにくいです。
年会費が無料のものでも、年会費がかかるカードと同じくらい、特典が充実しているカードもあります。
そのため、特典内容と自分の生活スタイルと照らし合わせてみて、あまり使わない特典内容のものであれば、年会費がかかるカードから断捨離していくほうがいいでしょう。
基準2. ポイント還元率が高いカードを残す
カード使用時のポイント還元率というのも、残すべきカードを選ぶ基準になります。
たとえばA社のカードではポイント還元率が0.5%、B社のカードでは2%だったとします。
もし月に10万円ずつクレジットカード決済していた場合、A社のカードでは年間6,000円、B社のカードでは年間24,000円が還元になります。
この場合、年間で18,000円もの差が出てきてしまいます。
一般的に、還元率は0.5%程度のものが多いので、もし還元率が1%以上のカードがあれば、残しておくべきです。
基準3. 付帯サービスが充実したカードを残しておく
付帯サービスが充実しているかどうかも、カードを残すべきかどうかの判断基準になります。
たとえばゴールドカード以上のステータスカードのなかには、年会費がかかるカードであっても、年会費以上に受け取ることのできるサービスが大きいものもあり、そのようなカードであれば、積極的に残しておくべきです。
そのカードを持っていることで自分の必要とするサービスがどれくらい受けられるか、カード会社の公式ホームページなどを確認して、整理しておくとよいでしょう。
基準4. 海外で使用できる国際ブランドのカードを残す
海外旅行が好きな人や、海外出張の多い人であれば、海外で使える国際ブランドのカードであるかどうかも、クレジットカードを選ぶ上で重要なポイントになってきます。
海外に行った際、自分の持っているカードが現地で対応していなかった場合、支払いに困ってしまうため、できるだけ有名な、シェア度の高い国際ブランドを選ぶのがおすすめです。
たとえば「VISA」はアメリカ、「Mastercard」はヨーロッパ方面、「JCB」はハワイやグアムなどの日本人観光客が多い地域で使えることが多いと言われています。
知名度・シェア度という面では、国際ブランドの中ではVISAが一番高く、ほとんどの国で使用できます。
そのため、海外で使えるカードという観点で選ぶなら、迷ったらVISAを優先するのがよいでしょう。
楽天カードの解約でよくある質問と回答
ここでは、楽天カードの解約でよくある質問と回答についてまとめました。
不安なく解約手続きができるように、疑問は早めに解消しておきましょう。
楽天カードを解約すると手数料(違約金/解約金)はかかる?
「楽天カードに入会したばかりだけど、解約したくなってしまった」「すぐに解約したら違約金をとられるんじゃないか」といった疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?
楽天カードを解約するときには、解約手数料や違約金等はかかりません。
携帯電話の契約のように何年縛り、といったものもないので、すぐに解約できます。
しかし、注意すべき点として、契約期間があまりに短いと、信用情報に傷がつく可能性があります。
できるだけ、入会後半年~1年以上経過してから解約したほうがよいでしょう。
楽天カードを解約したのに支払い請求や引き落としが続くのはなぜ?
まだカードの支払いが完了していない場合、解約をした後でも支払い請求が来たり、引き落としが続いたりすることがあります。
買い物をしたタイミングによっては、楽天カードへデータが到着する日付がカード解約後になってしまう場合もあるため、解約したとしても、翌月や翌々月に請求が来ることもあります。
また、商品を購入した際に分割払いを設定すると、その支払いが完了するまで、分割回数に応じた引き落としが続くこともあります。
その他に、引き落としが続くケースとして、サブスクリプション(継続課金)が解約できていないということがあります。
サブスクなどの定期的な支払い先にクレジットカードを設定している場合は、カードを解約しても、解約後に請求先を変更しない限りは、カード会社から料金を請求されることになります。
サブスクなどの支払い方法をきちんと確認して対応しましょう。
楽天カードの解約後、解約証明書(退会証明書)は発行した方がいいの?
解約証明書(退会証明書)は、クレジットカードの退会を証明するためにカード会社が発行するもので、カードに未済がなく、すべての支払いが完了していることを証明する書類です。
住宅ローンなどの借入を行う際に、今持っているクレジットカードの解約を条件に審査が下りるというケースがあります。
その際は、カード会社に解約証明書(退会証明書)を発行してもらう必要があります。
楽天カードの退会証明書は、楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)に連絡すると発行できます。
楽天カードを解約したいのにカード会社に電話が繋がらないときは?
楽天カードを解約したい場合は楽天カードコンタクトセンターに電話をする必要がありますが、混み合っていてなかなか繋がらないときがあります。
そんなときは日を改めてかけ直しましょう。
平日の12時前後、11時~13時頃の時間帯は、お昼休みの時間で電話が混み合いがちです。
また、楽天カードコンタクトセンターの受付終了時間である17時半付近、16時~17時半頃も繋がりにくくなるため、その時間は避けるとよいでしょう。
また、平日に比べ混雑しがちですが、土曜日・日曜日にも電話を受け付けています。
仕事などがあって平日に電話できない人は、土日や休日などの時間のあるときに余裕を持ってかけるようにしましょう。
楽天カードを一度も使わず解約しても大丈夫?
楽天カードに入会してみたけれど、一度も使うことがないまま、解約したくなってしまった場合もあるかと思います。
そんなときでも、解約自体はできます。
しかし、一度も使わずに解約したという事実は、信用情報機関に履歴が残ります。
楽天カードを解約後に再契約したいときや、他のカードを新しく作ろうとしたときに、審査の面で不利になってしまうこともあるので、注意する必要があります。
楽天カードを引き落とし前に解約したらどうなる?
楽天カードを利用していて、引き落とし日がくる前に解約してしまった場合、未済の請求が残ってしまい、残債務がある状態になります。
この場合は一旦「解約予約」という形になり、残債務がなくなるまで、解約前と同じように引き落としが行われます。
そして、残債務が0円になったときに初めて、正式な「解約」となります。
解約と同時に請求がなくなるわけではないので、覚えておきましょう。
楽天カードの解約時に引き留めはある?
楽天カードを解約するときに、引き留めがあるのではないかと、心配する人もいると思います。
一般的に、ゴールドカードなどのステータスカードを持っていると、カード会社から引き留められる傾向があると言われています。
楽天カードを解約するときには、コンタクトセンターに電話をかけますが、そのときに特に引き留めをされるということはないようです。
「参考までに」ということで解約理由を尋ねられることはあるようですが、理由によって解約手続きに影響するわけではないので、そのまま事務的に手続きを進めてもらいましょう。
楽天カードを解約し忘れていて年会費が引き落とされてしまったけど返金される?
年会費が有料の楽天カードを解約し忘れていて、今年度分の年会費が既に引き落とされてしまった、という場合もあるかと思います。
その場合でも、引き落とされてしまった年会費は、返金されることはありません。
年会費を請求されるタイミングは人によって異なるため、それぞれ予め請求のタイミングを確認しておきましょう。
年会費の請求月は契約月で決まっており、カードの発行台紙や楽天e-NAVIで確認できます。
楽天カードを郵送で受け取れず、保管期限が切れたら解約になる?
楽天カードを申し込んで郵送されたものの、忙しくてなかなか受け取れなかったり、誤って受け取り拒否にしてしまっていたというケースもあるかと思います。
最初に郵送された日から一週間程度は郵便局に保存されるので、ポストに入っている不在通知から再配達を依頼するか、郵便局まで取りに行きましょう。
郵便局で郵便物を受け取る際には、不在通知と身分証が必要になるため、準備しておきましょう。
郵便局での保管機関が過ぎると、郵便物はカード会社に返却されてしまいます。
その場合でも、楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)に連絡すれば再配達をしてもらえます。
しかし手続きをせずに、あまり何度も返送されてしまうと、解約となってしまうこともあるので、注意が必要です。
楽天カードで特定の請求や引き落としを停止させる方法はある?
楽天カードを利用した際に、特定の請求や引き落としだけを停止させる方法は、基本的にありません。
ただし例外として、カードで購入した商品自体に問題があり、売買契約を取り消したいとなった場合は、購入者にはカード会社への支払いを拒否する権利があります。
クレジットは立替払いのため、一旦請求は来てしまいますが、このような場合は、カード裏面に記載の電話番号にかけて、相談しましょう。
まとめ
- 楽天カードの解約手続きは「電話」「インターネット」のいずれかで可能
- 解約しても楽天ポイントは失効しない
- 年会費の発生タイミングは「カード契約月の翌々月」
- ETCカードや家族カードも同時解約となる
- 再入会も可能だが、再度審査が必要
- 契約者本人の死亡や特別な病気による代理解約が可能
- 入会特典目当てで短期解約した場合、ブラックリスト入りする恐れがある
- 電話がつながらない場合は平日12時~13時の時間を避け、15時以降など比較的空いている時間帯にかけ直す
この記事では、「楽天カードの解約方法」について詳しく解説しました。
楽天カードは解約と同時に使えなくなってしまうため、家賃や光熱費、サブスクなど「継続的な支払い」に使っている人は注意しましょう。
解約方法は「電話」「インターネット」のうち、どちらか好きなものを選べるので便利です。
解約方法は以下の2択
電話番号 | 0570-66-6910(9:30~17:30) |
---|---|
インターネット | 楽天カードチャットサポート(9:30~17:30、年中無休) |
手続きにかかる時間も「たった数分」なので、楽天カードは「解約しやすいカード」と言えます。
クレジットカードの解約には注意点もありますが、今回紹介した方法を参考にすればデメリットなく手続きを進められます。
最後に、楽天カードよりもお得で「おすすめのクレジットカード」を5枚紹介します。
【まさに最強の一枚!】JCB(ジェーシービー)が直接発行する高い信頼性を誇るカードです。
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