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おひるねアートの普及で 女性の雇用も生み出す 雇われない生き方:VOL.175

おひるねアートの普及で 女性の雇用も生み出す 雇われない生き方:VOL.175
PROFILE

青木 水理さん(32歳)

(一社)日本おひるねアート協会/東京都中央区

長女の出産を機に、保育士とベビーサイン講師の資格を取得。長男を出産後「おひるねアート」を撮り始めるとブームに。協会を立ち上げ、講師育成やフォトスタジオの運営等を行う。著書に『赤ちゃんのおひるねアート』(主婦の友社)などがある。

VOL.175
おひるねアートの普及で 女性の雇用も生み出す

おひるねアートを、
ブームから「文化」に

ひるねアートは、赤ちゃんとご家族が一緒につくる作品です。私たち講師は、赤ちゃんとご家族の思い出づくりをお手伝いする役割、「日本おひるねアート協会」はその講師を育成し、女性の雇用も担っている組織です。講師の8割は赤ちゃんのいるママ。撮影会には講師も赤ちゃんを連れてくる。

 4年前、私のブログでおひるねアートが注目されると、個人のお母さんや企業から撮影会の依頼がくるようになりました。協会を立ち上げたのは、その需要に応えるため。なんですが、続けているうち、お客さまや講師たちからいろんな言葉をもらいました。孤独だったけど救われた、産後うつから立ち直れた、仕事ができることがうれしい、と。それで活動の軸が固まった。覚悟を決めました。おひるねアートはお客さまに対しては「思い出づくりのお手伝い」。講師を務めるママにとっては「こどもと一緒に働く」選択肢の1つでありたい。

 おひるねアートのブームは、いつか終わるかもしれません。でもこうやって少しでもおひるねアートの理念を広めていけば、いずれ「文化」になる時がくるはず。できると思うんです。



取材・文/東 雄介 撮影/刑部友康、阪巻正志
アントレ2017.冬号 「これが私を生かす道 ライフワークで食べていく!」より

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